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●第百十九話 「この俺を縛れる者は」

「今まで積み残した風呂敷回収かよ!」というツッコミがどこかから飛んできそうですね。

しかし、必要以上に文字数を積んでしまう……。


今回は《神上》に触れまくるので、頭痛を覚悟でなんとなーくお楽しみください(最低の警告)


 高尾山襲撃戦。


月夜(カグヤ)】が起こした、天皇波瑠を巡る一戦。


 地上四度目の《神上の力(GOD KNOWS)》の光臨は、最終的に二つの《神上》が入り乱れる頂上決戦と化した。


 その爪痕は、余裕で視認できる形で残っている。


「ハッ。これがNо.2が残した『爪痕』ってヤツか」


 唐突に訪れた真夏のような暑さに溶けつつある氷山と、無数のクレーターが点在する山肌を前にして、高尾山の『後始末』に駆り出された男は不満げにそう呟いた。


「別に放置してようが誰にも影響ねェんだからよ――――わざわざこの俺様が出しゃばる必要、なかったンじゃねェのか?」


 金髪灼眼、機械仕掛けの左腕を持つ男。


 集結(アグリゲイト)である。


「まあそう言うなよ、集結(アグリゲイト)。これも大将――天皇涼介様の命令だ。そもそもお前に拒否権はないわけだしな」


 そんな彼に同伴するのは、茶髪のツンツン頭、九十九(つくも)(はやて)だった。


 盟星学園の制服ではない別の学校のブレザーに身を包む彼は、集結(アグリゲイト)を恐れることなくそう告げた。


「クソッタレ、面倒くせえ」


 チッと舌を打つ集結(アグリゲイト)だが、彼には抵抗する『手段』がない。


 SETを没収されていれば、たとえ彼が日本最強の超能力者と呼ばれていようが、九十九颯一人を殺すこともできないのだ。


「それに、誰にも影響がないわけじゃない。高尾山はなんだかんだいって、東京の『霊峰』の一つだ。こうもぶち壊れた状態を放置していると『龍脈』の流れが乱れちまうから」


「もォいい黙れクソ野郎。お得意の非科学(オカルト)で説得されたところで、俺には一ミリ理解できりゃいいトコだってわかってンだろ」


「――カッカッカ。天下の集結(アグリゲイト)様もこっちの世界じゃ新入生(ルーキー)同然だな」


 九十九は説明を一蹴され、肩をすくめた。


「史上最高の非科学(オカルト)を身に宿しているんだから、もう少し興味抱いてもいいんじゃないか?」


「余計な記憶容量だ。俺にとってはこの《神上の敗(ゴッドブレス)》すら邪魔でしかねェんだよ」


 集結(アグリゲイト)は苛立ちを露わに、手近な石を蹴り飛ばした。




[SIDE‐4


  ある男の再始点(リスポーン)




 ところで。


 集結(アグリゲイト)と九十九颯。


 この二人は、高尾山を修復する任務を突き付けられて行動を共にしている。


 前者はある少女を〝天皇夕日〟に人質に取られており、命令には逆らえない。


 後者は〝天皇涼介〟に弱みを握られているために、命令には逆らえない。


 どちらも仕事上の関係でしかないが、二月からの数か月間、同じ《神上》所有者として何度か行動を共にしている。


 ……というよりは、九十九の《神上》で集結(アグリゲイト)を強引に制御して、任務につかせている、という感じだった。




 もっとも、最近はそんな《制御》も鬱陶しいのか、あまり反抗してこない。


 それでもやる気は確実に最底辺を駆け抜ける集結(アグリゲイト)を追いかけ、九十九たちは氷山のふもとにたどり着いた。


 下から見ると、巨大さは圧巻の一言だ。


「カッカッカ。これを超能力で作り出したってんだから、天皇波瑠はすげえよな」


「……本当に超能力だけだったらな」


 集結(アグリゲイト)が氷山に触れながらボソッと呟いた。


「超能力……だけ? 別のモンでも混ざっているのか?」


「なんでもねェよ。さっさと終わらせて帰るとしようぜ、クソッタレ」


 乱雑に言葉を取り下げた集結(アグリゲイト)は、一旦瞼を下ろした。


 彼は腹部に意識を集中させる。


 薄いシャツの下には、漆黒の魔法陣――《神上の敗(ゴッドブレス)》が刻まれているのだ。


 魔法所有者――集結(アグリゲイト)の《神上》が司るのは『生命の形象』。


 そして齎す奇跡は『物事を、最適切な形象に正す』というものである。


 修復とも、再生とも、創造とも違う。


 概念的な修正(、、)を齎し、世界がもっとも安定する、世界が最も正しいと認識する『それ』に形を変化させるという――集結(アグリゲイト)自身も理解しきれない非科学(オカルト)に満ちた魔法だ。




 目で見た方が早いだろう。


 集結(アグリゲイト)の手から放出された白い波動は、波瑠が創造した『氷山』という『異物』を包み込むと――一瞬でその場から消し去った。




 視界を埋め尽くしていた氷が消え失せ、青空と太陽が、直接顔を覗かせる。


 九十九は照り付ける日光に瞳を狭めた。


「これが手前の《神上》か、集結(アグリゲイト)。俺や天皇波瑠よりもワケわかんねえんじゃないか?」


「だろォな。物質保存の法則を嘲笑うみてェだ」


 感嘆の声を上げる九十九に適当に返しながら、集結(アグリゲイト)は続けてボロボロになった高尾山に、純白の波動をかけていく。抉れた大地が蘇り、折れた丸太が立派な大木となり、朽ちた生命が元の息吹を取り戻す。


 まるで時間の逆行や物質の創造。


 だが『人が必要なく破壊したもの』を『それがなかった状態』に書き換えているのであって、逆行でも創造でもない。あくまで『修正』なのだ。


 頭痛を覚え始めた九十九は、地面に残る数枚の葉や腐敗を始める死骸を見つけた。


「……あの辺は直せないのか?」


「俺は運命を捻じ曲げるわけじゃねェからな。ソイツらは高尾山の戦いとは関係ねェ――『人為が関わらずに死んだ』連中だ」


「なるほどな。奴らはこの姿が、今の『あるべき姿』ってわけか」


 ありとあらゆる生命の修復は波瑠の《神上の光(ゴッドブレス)》にも似ていたが、やはり十二種類の《神上》は別物、という法則からは外れられないようだ。


 高尾山の広大な敷地を修復して進む。案外と退屈なもので、淡々と、それも死ぬほどダルそうに続ける集結(アグリゲイト)に尽きそうだけの九十九も、十分に手持無沙汰だった。


「なあ集結(アグリゲイト)。お前は最近の『反能力社会派(アンチスキルド)』についてどう思う?」


「……その雑談には付き合わないといけねェのか?」


「そうだな……せっかくだし《超能力者の頂点の意見を聞かせてもらおうか》」


 九十九が肩を揺らしながら放った《一言》が耳に届いた瞬間、集結(アグリゲイト)は脳にピリッと違和感を覚えた。


 同じ《神上》所有者だからこそ掴み取れた、『天使の力(テレズマ)』の感覚だ。


「チッ、つまらねェことに《神上》を使ってんじゃねェよ」


「他人に使われてばかりじゃ《神上》を得た意味がない。こういう娯楽にも使っていこうぜ、集結(アグリゲイト)も」


「俺のは使い道がねェんだがな……いいだろォ。答えてやるよ、気まぐれに感謝しろクソッタレ」


「どうせ『強制』かかってるけどな」


「一切合切興味ねェ」


 淡白な一文の後、唾を吐き捨てる集結(アグリゲイト)


「『超能力が必要ない社会を取り戻す』だの『超能力が絶対の基準となるのは間違っている』だの、連中の言っていることは死ぬほどくだらねェ」


「ほう、《続きは》?」


「強制しなくとも言ってやるっつの。――現代を構築している社会の構図を見てみろ。俺や十六夜鳴雨(Nо.3)『世界級能力者』は前代での核兵器と同様、世界の戦争抑止力として働いている。

 今超能力を放棄した瞬間、この極東の島国は『超能力者の宝物庫』として全世界の襲撃を受けた末、完膚なきまでの隷属社会になっちまう。連中は虫ケラでもわかることにも気づかず、自分が不当に扱われている現状への不満を告げるだけ。よォは『利己的な人間の集い』だな」


「なるほど。冷静な社会への見解だな」


「だが――軒並み俺には関係のないことだ」


 そろそろ高尾山の頂上につこうというタイミングで、集結(アグリゲイト)はふと足を止めていた。九十九も何気なく合わせて立ち止まる。


「連中がいくら騒ごうが、俺には関係ねェんだよ。この俺を縛れる者は、この世に一つと存在しねェからな」


「今もこうして俺の《言葉》に縛られている癖に、よく言う――――」


 と、そこで。


 九十九は気づいた――集結(アグリゲイト)の口角が、不敵に釣り上がっていることに。


 まさか……。


「……テメェ、今自分でした話、わかってんだろうな? 超能力のないテメェは社会の頂点じゃねえ、零能力者以下の存在なんだぞ。下手な動きしようとしてみろ、俺の《神上》で」


「クハッ、縛れるものなら縛ってみろよ、魔法所有者ッ!」


「ッ、舐めるなよ……《今すぐ地に伏せろ、クソ野郎!》」


 九十九が《怒鳴り声》を上げる。


 彼の《神上》が持つ『動作の強制力』が最強の超能力者の頭を大地につき落とし、減らず口を閉ざして犯行を封殺する。




 そうならなければ、おかしい場面で。


 集結(アグリゲイト)は、本来の彼が有している、誇りと傲慢に満ちた狂気的な笑みを浮かべて、平然と立っていた。




「………………《地に伏せろ》っつってんだろうがよ、集結(アグリゲイト)!」


「残念だったなクソ野郎」


 集結(アグリゲイト)は九十九の怒号に怯むことなく、告げる。


「俺の《神上》は、正確には『本来あるべき姿』に変えるわけじゃねェ。『あるべき理想的な姿(、、、、、)』に対象を変化させるモンだ」


「それがどうした」


「少しは頭を使いやがれ。零能力者(あいつ)なら自力で正当へたどり着こうと努力する(、、、、)場面だぞ、クソッタレ。だからテメェは端役(そこ)から抜け出せねェンだよ」


 集結(アグリゲイト)は両腕を、翼を広げるようにゾゾゾッと上げた。


「第一のヒント。俺は《神上の敗(ゴッドブレス)》を俺自身に使った」


「……」


「第二のヒント。コイツは俺を『本来この世界でのあるべき姿』に修正させる」


「…………いや、ありえねぇよ」


 九十九はクシャ、と前髪を握りしめた。


「ありえねぇよ……これは《魔法》だぞ。この世の理を超える理不尽の力だぞ。そこに優劣があっていいはずがねえ!」


「優越じゃねェ、単に相性が悪かっただけだ」


 一方で集結(アグリゲイト)は、緩む口元を押さえられなかった。


「ハッ……ハハハハハ! どォ――やらこの世界は、『俺がお前の言いなりになっている状態』を『異常』だと捉えたらしい!」


「ッ、んな馬鹿な……!? だから俺の《言霊》を無効化して、命令に従うことなく行動できているってのか!?」


「あァ面白ェ。心の底から面白ェよなァ九十九颯ッ! これが非科学! これがオカルト! これこそが、テメェらの研究する『理論を越えた理不尽』ってヤツなんだろォがよッ!」


 返す言葉がないとは、まさに現在の九十九を指す言葉なのだろう。


 ……集結(アグリゲイト)はここ最近、九十九颯、ひいては天皇涼介・夕日夫妻の命令に対してやけに従順だった。


 単に九十九の《神上》から逃れるのを諦めただけだと思っていたが……この男が、世界最強の男が――地の底からはい上がった『正義の味方(ヒーロー)』が、この程度で屈するはずがなかったのだ。


「俺という底を図り間違えたな」


 高笑いを続ける集結(アグリゲイト)の背後が、ゆらりと陽炎を生む。


 否、それは陽炎などではない、本物の世界の揺らぎ。


 空間(、、)という概念に生じた、次元の歪みである。


 揺らぎは即座に巨大化し、人一人が通れるほどの禍々しい渦と化す。


 その渦の目から手が伸びた。


 肘、肩と次々に部位が現れ、ついに渦の中から、一人の少女が上半身だけを乗り出した。




「お待たせしまシタ! 集結(アグリゲイト)、行きマショウ!」


「ドンピシャだ、クソッタレ」


 空間を司る《神上の勝(ゴッドブレス)》の所有者――――クライが、ピンク色の髪を揺らして現れた。




 バカな、と九十九の身体は驚愕に驚愕を重ねすぎて、素早い行動を取れずにいた。


 クライは天皇夕日が――日本有数の『精神掌握系能力者』が確保し、集結(アグリゲイト)を従わせるための人質として、施設に放り込んでいたはずだ。


 確かに、空間を自由自在に操る《神上》は脅威だろう。


「それでも俺達は【天皇】だし【月夜(カグヤ)】だぞ……どうやって、世界最高峰の包囲網を突破しやがった、テメェらッ!?」


「そォ怒鳴り散らすなよ、雑魚が」


 集結(アグリゲイト)はクライの差し伸べた手を握り返しながら、背を向けて告げる。


「俺は、コイツが天皇夕日に捕まったと知った直後から《精神感応(テレパス)》でコイツと思考を共有していた。この二か月でテメェらの施設、動向、その他様々なものを観察しては、コイツに逐次報告を続けていた」


 後は簡単だ、と集結(アグリゲイト)は続けた。


「俺が伝えた情報をもとに、コイツが頃合いを見計らって、天皇夕日の隙をも突いて、空間を創り出して逃げ出せばいい。クライは馬鹿だが雑魚じゃねェ。《神上》の使い方だけで言うならば、天皇波瑠(Nо.2)と並ぶレベルだぞ」




 能ある鷹は爪を隠す。


 クライという少女は、非力であるが無力ではないのだ。




 そもそも彼女は、絶対的信頼を置いて然るべき自身の保護者の悪だくみを察知し、単独で逃亡を試みている。


 集結(アグリゲイト)よりも先に、神父の『儀式』の解決法を見出している。


 何より、自身の《神上》を理論ではなく感覚で理解し、使いこなしているのだ。


 言うなれば天然の天才を、天皇家はあまりにも低く見過ぎていた。


「しっかしテメェ、逃亡時に俺を回収しろとは一言も言ってねェぞ」


「何を言うんデスか。命の恩人を、みすみす見逃せるわけないじゃないデスか」


 ふんむー、と怒りつつドヤ顔という器用な表情をしてみせるクライ。集結(アグリゲイト)は呆れた風に首の後ろに手を回す。




「《今すぐ空間の創造を破棄し》」


 ろ、と九十九は《命令》を言い終えることはできなかった。


「が……は、っ」


 漆黒の波動が、彼の懐を殴り飛ばしたのだ。


 そう――集結(アグリゲイト)から放出された、漆黒の波動が。




「それ以上の無駄口はやめた方がいいよォだぜ、超能力者。でないと命を無くすぞ」


「……馬鹿な……テメェは、『原典(スキルホルダー)』じゃねえはずじゃ……」


「あァ、その通りだ。ほんの少し前まではな」


 ギラ、と白い歯を見せる集結(アグリゲイト)。彼の周囲に舞う漆黒の波動はわずか一人分だ。五百人分の波動は、どこかの誰かに消し飛ばされてもう残っていないのだ。


 それでも。


 王者の風格に相応しい、常人にして三十人分はあろうかという大量の波動が撒き散らされていた。


「だがな、クハッ、この世界とやらは、よっぽどこの俺様を気にいっているらしい。この前テメェ対策で使った《神上の敗(ゴッドブレス)》は思わぬ副産物を齎しやがった」




「……ッ!『常に能力演算領域が活性化している状態』が、集結(アグリゲイト)の理想的な姿、とでも言うのか……ッ!」




「なンだよ、自力で正解にたどり着けたじゃねェか、九十九颯」


 そうして。


 帰ってきた最強の超能力者は、クライが創り出した空間に足を踏み入れた。


「この二か月間、世話になったな。もしも――テメェの心の底から力を貸してほしいことがあったなら、吟味した上で、力を貸してやる」


 空間の揺らぎが収束する。禍々しい渦は集結(アグリゲイト)とクライの身体を包み込むと、扉を閉じるかのように、あるいはファスナーを閉めるかのように、虚空から消え去った。




 以前の彼ならば絶対に告げなかった台詞が、そよ風に運ばれて。


 残ったのは、大自然を取り戻した高尾山と。


 地に伏したまま、何もなくなった空間を呆然と見つめる九十九颯だった。


「…………畜生。最強の超能力者が手に入って、零能力者とのパスも得て。ようやく反撃(、、)の準備を始められると思ったのによ」


 言葉とは裏腹に、感情のあまり乗らない声音で『言葉使い』は口を動かした。


「俺はいつまでも、スタートラインにすら立てないな」


『言葉使い』は立ち上がると、携帯端末を取り出し、方々に淡々と報告を送る。


 高尾山の修復は完了した。


 そして、集結(アグリゲイト)が帰ってきた、と。




   ☆ ☆ ☆





ようは

『九十九の言葉には強制力がある』

 ↓

『そんな言葉には縛られない「体質」になった!』

 ↓

『じゃ、あばよ!』

という話でした。


集結(アグリゲイト)が【天皇】の配下であくせく働いていた、空白の二か月間。

九十九颯という男の在り方も含めて、その内なんとか書き下ろしたいですね。エピソード自体はあるし、プロットだけでも公開とかじゃ許されない……?(おい


外伝というか、佑真と波瑠以外の者達も並行して物語を動かしているのが、仇となりまくっている気がします。桜に九十九に集結(アグリゲイト)に。

読者の皆さんにもキャラにも申し訳ないです……。


転章はもうちょっと続きます。

六章側に踏み入れますよー!


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