ユキナの話
「そうだろう。ロズは悪くないんだ。でも、すべて自分が悪いと思って氷姫になった。そして、ユキちゃんは、ユキナの小さいころにすごく似ているんだよ」
「私が前氷姫のユキナさんとにている?」
「ああ、ユキちゃんは今、自称最強氷魔導師と言ってるそうじゃないか?」
カァァァァァ
私はすごく恥ずかしくなった。
「そうですよ。言ってます。上には上がいるんですけど」
「そこが似ているんだ。ユキナも」
「私がこの世で一番の自称最強氷魔導師そういっていたわ」
「ロズさん! 大丈夫なんですか?」
「ええ。ごめんなさい。泣いちゃったりして」
「いえ、いいんです」
「今、聞いたように。ユキナとユキちゃんは似ているの。だから、氷姫になる素質があるんじゃないかと思って……誘ったのよ」
「そうですか」
「だから、あなたにはユキノクニにはいってほしいの!」
どうしよ……私の口からはあり得ないことを言っていた。これが普通なのかもしれないが……
「これから、よろしくお願いします。ユキノクニのみなさん!」
わぁぁぁぁ言っちゃった~よし! 言ったからのはがんばるぞ~
「これから頑張れよ。ユキ」
「へ?ユキ?」
「だって俺はユウキでお前はユキちゃんって変だろ?」
「あ、ああ~それもそうねハハハ」