アイスリー国にたどりつき
「ロズ……」
草原で一人の少女ユキがロズとずっと繰り返していた。
「ロズってあの……氷姫と呼ばれている?パーティーは?ユキノクニじゃん。あのエリートがそろっているっていわれているなんで私なんかが?」
そう、まさにその通りなのだ。すぐ氷魔導師とわかるものをつけている。あと、私は自称「最強氷魔導師」であってまだまだ未熟って事は自分がよくわかっている。とか何とかぶつぶつ言っていたらアイスリー国へとついた。そして私は大事なことに気がついた。
「私、氷姫に会うために来たんだよね。もう来る意味……ないなぁ。でもロズさんが誘ってくれたからちょっと行ってみるか。」
私は声に出しそういった。
「何奴じゃ」
わぁ~すごい。兵隊さん?りっぱ私のルナン国とは大違い。
「えっと、ロズさんに誘われて……」
「貴様のような弱そうなやつが?」
カチーン
まだまだ未熟って事はわかっているけど人にいられると傷つく~
「弱そうですみません。これ、もらったんです」
私はそう言い魔導師カードを見せた。
「本当のようだな。よし通れ」
「ありがとうございまーす」
私はちょっと軽めに礼を言った。
ガランガラン
私は変な音の門開けた。
「ふぁーすごい――――」
私はあとの言葉をなくした。だってだって。
「町の様子が変わってる!!」