決断と笑い声
ユキが選んだのはあの宝石でした……
「やっぱしオパールよね」
ユキが決断したときロズ達は
「オパールを選んだか」
「ロズ……」
「大丈夫だ。あいつなら」
深刻な顔をして話しあってるのを知らなかった。ユキは
「だって、創造が必要でしょ。氷の造形には」
その時ユウキは呪文を唱えようとしていた。
「ユウキ、お願いだ。戻してくれ」
「ああ。わかってるって」
「時を司ぞる者よ。この者を我の所に戻せ」
「あ、あれ?なんか光ってる」
ユキの周りに白い光が出てきていた。
パァァァァァァ
「わぁぁぁぁぁ~!!」
叫び声を上げていると嫌な音がした。
ドスン
「お帰り。ユキ」
「あ、ただいま。ロズなんか突然こっちにかえされたんだけど」
「ああ。ユウキが呪文を唱えたんだよ」
「え?」
「見てたんだよ。この透視カメラでな」
「うっそ~選ぶところもみていたの~?」
「ああ。見ていたが問題があるのか?」
「いや、ロズ問題はないけどなんか嫌なんだ~陰で見られるの」
「はは、で、なぜオパールを選んだ?」
「見てたならわかるでしょ? 創造の力があるでしょ? だから」
「いや、それは知ってるよ。なんで創造? 最初いってたサファイヤでもいいんじゃないの?」
「色はぴったりだけどなんか仕事にしてはね……って思って」
「なるほどな」
「だって恋愛のお仕事なら愛もあり得たけど別に書いてなかったし」
「見てるじゃないか。ははそれならお前は合格だ」
「合格? 何の話?」
そのとき黙っていたロズが口を開いた
「これはシークレットテスト。入団テストだったんだ」
「ええっ~~~~~!! そういうことは先に行ってよ~」
「先に行ったらシークレットじゃなくなるだろ」
すかさずユウキが突っ込みを入れてきた。
「そっか~」
とんとん
誰かに肩をたたかれた。
「はい?」
「これ……」
話しかけてきたのは記者だって言う女の子だ。
「魔導師カード?」
「見てみて……」
女の子は静かに短い言葉で言った。
「マキイ?」
「私の名前……」
「あ、よろしくお願いします。これは私の……」
「……」
あの~無言でいられても困るんですけど……
「あ、俺のもまだだった、これ」
「あ、ありがとう私のね」
「ユキこれからよろしくな」
「うん、ユウキもロズもマキイもよろしく!」
あ、そういえば
「サミヤとカミツキは?」
もう呼び捨てで呼ぶのにも慣れちゃった。
「仕事に行っている。音見国だからすぐに帰ってくるだろう」
「音見国……」
音見国と言えば音楽が有名な……
「なんか楽器に魔法かける仕事に言ってるんだ」
「なんでユウキ知ってるの?」
「俺、案内板だから!」
「あ、そっか」
プププ
「あ、ロズ笑った」
ククッ
「あ、マキイも鼻で笑った~も~う!」
ユキノクニには笑い声が響いていた。
なんか勝手に仕事行っちゃってます。
しかもサミヤとカミツキ二人でWW
今度も来てくれると嬉しいです!
リクエストなどはおまちしております。