えらい御方に出会う
なんか魔法の名前とか思い付きです(笑)
「氷よ凍てつく矢となりてやつを攻撃しろ」
わぁぁぁ~ユウキの言った通りになっちゃった~
「ねぇユウキ! あれ?」
隣を見るとユウキが呪文を唱えていた。
「わが守護神となり傷つきからわが身を守れ」
え~まじで~唱えちゃってる。私も、唱えよっと。
「何もかも砕く氷の壁よ……」
「こぉぉ~らぁぁぁぁ~」
いきなり地面が響くような声がした。
「ばっかもぉぉぉぉん。新しいパーティーメンバーが来たからかえって来たのに、なんだ?この騒ぎは」
だ、誰?
「ユキ、あれは此処のリーダーだよ名前は……」
「そなたか?新しいものというのは」
「あ、はい」
「見てみろ、困り果てているではないかロズ、説明はしたのか?」
「はっ、マイス様すみません。まだしていないのです」
「私は、ロズ、君は出来ると思って信じておったのに」
「すみません。今後このようなことがないように配慮いたします」
「そうしてくれたまえ」
なんかすごい人見たい……
「ユキ、此処の説明がまだだった」
「あ、はい。気にしないでください」
「此処は護衛隊みたいなところよ」
「護衛隊っていうと……」
私の頭の中にはもやもやっとさっきの兵隊さんの顔が浮かんだ。
「まあ、お仕事をしに行くみたいな感じかしら?」
「し、仕事?」
「ええ。あなたは、三代目氷姫の予定なんだからちゃんと仕事もこなしてもらわないと。此処を見て」
そういい、ロズは床を刺した。さっき字を書いていたところだ。さしたところは
「ユウキ?」
「そうよ。此処にユウキがいてあなたに今適した仕事を教えてくれるの」
あ、思いだした。ユウキって此処の案内板みたいな役割って週刊(最強魔導師ユキノクニ)に載ってたんだ。
「じゃあ、手始めにひとつ受けてみたら?」
「そうしなさい」
えらい御方もそういった。よし一つ目の仕事受けてみるか。
「ロズ、私はもう行く」
「はっ、忙しいところわざわざありがとうございました」
三代目氷姫の予定って……はっきしきまってないんかい!