あとがき
感想というか、裏話になっています。
完全に自己満です。
今回で、連載がとうとう終わりを迎えました。
次回作も近いうちに投稿したいと思っています。
そのときもまた、よろしくお願いします。
ここまでお付き合いいただいて、ありがとうございました。
まず、タイトルをつけるのが得意ではない。
まして、物語の展開を分かっていないうちにタイトルを考えるというのは、私にとってとても難しいことだった。
だからといって、あとから変えるのも好きではないので、初めにつけた「響く」にうまく繋がる終わり方にしなければ、と思う気持ちでいっぱいだった。
この物語は、もともと第9話「洗濯と選択」まで、描いていた。
そのころはこんなに長い話になるとは思ってもいなかったし、物語の内容もこんなに濃いものになるつもりではなかった。
まず、岬さん。初めの設定では、「彼は花屋を偽っているが、実は有名な指揮者で、望にもう一度ピアノを弾いてほしいために花を贈り続ける」というものだった。
だから、洸の存在もなかった。
洸を出すことになったが、望は岬さんとくっつけるというのが初めからの設定だったので、両親を飛行機事故で亡くす、という設定を思いついたときに、洸も一緒に死んでもらおうと思った。(残酷?)
ちなみに、洸を出そうと思ったとき、すでに岬さんと双子であるという設定はあった。
姉が施設からのもらわれっこというのも、あとから生まれた話だ。
そして、毎日更新だったため、この1ヵ月半、常にパソコンを開いていた。
書き溜めをしていなかったので、その日その日に更新した物語は、だいたい昼間、学校の授業中に描いていた。
後半になると、更新時間がだいたい11時55分過ぎになった。最近では、11時59分に更新しようという、私の中の勝手なゲームさえ開催されていた。
とにかく、物語をすべて書き終えたときは、嬉しい気持ちでいっぱいだった。
最後に、途中からずっと、思っていたこと。
「これは恋愛小説なのか」
については、分からないままになってしまった。
以上であとがきを終了します。
読んでくださってありがとうございました。
感想お待ちしています。