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毒1

ちょっと思いつてみたので、楽しんでいただければなによりです。

普通の高校生活を送っていた俺は、学校の帰り道、人通りの無いくらい夜道をだらだらと歩いていたら、突然白い光に包まれて、異世界へ転移させられた。


真っ白な空間で、姿は見えないが神様の声が聞こえ、異世界へ転移させられることやスキルを選べと説明される。


拒否権はないらしい。


ユニークスキルとして、鑑定と無限収納のスキルはサービスでもらえるとのこと。


数多くのスキルの中から、与えられた10ポイントを割り振って自由にスキルを選ぶことができるらしい。

スキルは、

武術系スキルとして、「剣術」「槍術」「弓術」「斧術」「盾術」「格闘術」などがあり、

魔術系スキルとして、「火魔法」「風魔法」「水魔法」「土魔法」「治癒魔法」などなど。

そのほか、「物理耐性」「魔法耐性」「麻痺耐性」「睡眠耐性」など数えきれないほどのスキルがある。

各スキルにはレベルがあり、最低がLv.1で最高がLv.10となっており、1ポイント当たり1レベルを割り振れるとのこと。


まあ俺も、ライトノベルはよく読むので、これらは異世界転移ではありがちな設定だ。

まさか自分が巻き込まれるとは本気で思ったことはなかったものの、もし自分が巻き込まれたらどうするかと想像したことはあった。

攻撃・防御・回復をバランスよく割り振るか。

攻撃か防御のどちらかに極振りするか。

攻撃や防御といっても、武術系にするか魔術系にするかによっても選択肢は様々だ。


いろいろと迷ったが、結果としてはこうなった。


【ステータス】

名前:ゲンゴロー

年齢:16

性別:男

種族:人族

レベル:1

HP:10/10

MP:10/10

スキルポイント:0

スキル:毒耐性Lv.10

ユニークスキル:鑑定

        無限収納


『毒耐性』に極振りした。


元の世界では『毒』に散々苦しめられた。

住んでいた場所が田舎ということもあり、山で採ったキノコや山菜などを食べては、なぜか俺だけ食中毒にかかる。

蜂やダニなどの虫に刺されてはアナフィラキシーショックで死にかけたのは数知れず。


俺みたいなモブは勇者になんて憧れないので、安全に生きることだけを考えたい。

とにかく、異世界では毒に苦しまされることはまっぴらなので、『毒耐性』に極振りしてみた。

まあ、『毒耐性』に極振りにはそれ以外にもちょっと考えもあってだが・・・。


名前も変えられたので、元々の名前をちょっといじってみた。

HPとMPは初期設定のようだが、魔術系スキルがないのにMPがあるのはちょっと疑問。

そのうち何らかの形でMPを使う場面がでてくるのだろうか?


スキルを選び終えると、再び白い光に包まれた俺は、再び気が付いた時には深い森の中にいた。


異世界の神殿かお城のどちらかと思ったが、森の中か。


まあ、森の中というのもよくあるパターンだが、苦労するパターンでもある・・・。



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― 新着の感想 ―
[気になる点] そういえば異世界言語理解ないですね
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