だれに会えなくても
いつも離れていて
遠くに感じるあなたとの繋がり
それはまるで 月の光
静けさの中にあっても
想いを巡らせる空間で
わたしは翼を得る
近くに感じたときは
燃え盛る太陽のように
胸の鼓動 情熱的に打ち鳴らし
あなたは鋭く瞳を光らせ
今まさに未来をうたう
そしてまた優しく
包み込むように
母が生まれたばかりの赤子
腕の中に引き寄せて
眠れよ眠れと 身体を揺らし
瞳を閉じてやすらぐように
青い調べをいま届けて
会えなくても
わたしには分かる
偶然に出会った二人でないこと
かなしみの調べたくさん流れ
よろこびの旋律へと転じるまで
こころのふるさとに集う
幾千万もの通り雨たち
いつしか耐え抜いた風雪も溶かす
わたしたちの祈り
だれにも届かぬ場所にはない
かならず花と開く
信じ抜く輝きの向こう側へ
語り合う魂の響きは
世界をつなぐ
あきらめと言う名の君の名を
負けじ魂という勇猛の一番星へ
誹謗でうつむいて囚われた自由の光
中傷で流し続けて汚れた純粋な命の色
もうこれ以上 侵させない
自信を取り戻せる舞台は
勇気の対話の翼を得て
羽ばたき飛び立った日から
わたしの周りに見え始めた
会えなくても
あなたの声援
いつまでも忘れない
あなたがピアノに込めた
なつかしい調べ
あなたの指先が放つ
出会いの調べ
時と共に薄れたりはしない
涙と共にかすれたりはしない
あなたのくれた花束ひとつ
風に散りゆく花びらひとつ
苦しいときも
楽しいときも
ともに思いを合わせるんだよ
会えなくても
見えなくても
すれ違いでも
ありがとう!
それだけは伝えていく
それだけは忘れ得ない
それだけは讃えていく
人生の荒波に
絶対に勝つ
絶対に笑う
絶対に交わす
おめでとう!
その感動だけは
その躍動だけは
あの僥倖の中に
決して置き去りにしない
だれひとり
決して悲しみの底に
沈ませたままで済ませない
大好きなあなたに
会えなくても
大尊敬のあなたに
問えなくても
わたしはわたしで
交わした約束に応えていく
ありがとうのことば
世界をつなぐ
ありがとうのきもち
七つの海を渡る
あなたの志と
わたしの誓い
おめでとうのことばに
ありがとうのひかりが
あなたはいつも言ってくれた
おめでとうと
わたしもいつも応えたいんだ
ありがとうと
解き放たれた自由のえがお
えがおの光は汚れた命の色
それさえもまるごと拭い去る
さあ君も
解き放て
さあ君も
努力は絶対むだじゃない
勇気はじぶんを強くする
対話は心を丈夫に変える
わたしが君のところへ
たどりつくまで詩の心を
前向きに考えて
まだ会えなくても
君はひとりじゃない
ぼっちじゃない
勇気とは希望をすてないこと
未来を信じる信念を
挑戦し続ける勇気を
努力の前進で確信するんだ
自分に目覚めろ
自身の中に眠る
可能性の覚醒を祈り抜きなさい
できることは何でもするんだ
その一念の行動が
一切の心の闇を払う
希望の灯となるのだ