8話「事故に遭う夢」
どうも!リクルートです!
8話「事故に遭う夢」です!
自分は見たことないですが…ほぼ想像です。
では、8話どうぞ!
俺は、留依と同じベットに寝ることになったが、疲れていたのかすぐに眠りについてしまった。
【夢の中】
目を覚ますと、交差点のような所に立っていた。
「道路…?」
右から何か音がする。
「トラック!?」
わかった…これは、事故に遭う夢だ。
しかも、何故か体が動かない…?回避ができない…!それなら…!
拳銃を作成し運転手を撃つ。
作戦は成功だ、トラックは横転して止まる。
「お、体が動く」
トラックの荷台から何か物音がする。
バァンっと音を立て、何かが飛び出てくる。
「な…何だ!こいつ!」
凄まじい爪の長さだ…あれで斬られたらひとたまりもない!
モンスターは、俺に抱きつくような攻撃をしてくる。
俺は、それを回避する。
今のを避けてなかったら、死んでたな…防御とか意味なさそうだ今のは。
モンスターは、続けて攻撃してくる。
剣を作成しないと…マズイ…!
「たぁっ!」
ギィィンっと鳴り響く。
「ぐぐっ…」
何なんだこいつは…力が強すぎる…
「創造、能力向上!」
能力向上したおかげで押し返すことに成功する。
モンスターは素早い動きで動き回る。
「は…速い!目が追いつかない!」
すると、後ろに気配がする。
「創造、衝撃波!」
背後にいたモンスターは衝撃波で飛ばされる。
倒すなら、今しかない!
俺は、飛んでいったモンスターを追撃する。
「ハァァァッ!」
ズバァァッ…!
手応えあり!やったか!?
しかし、モンスターは俺を掴み、地面へ投げつける。
「ぐっ…」
結構な高さだったから、流石に痛い。
俺が倒れている所に追撃を与えるかのようにモンスターが襲ってくる。
「くっ!」
俺は、ギリギリ避ける。
「創造、火炎!」
モンスターに炎の球を当てる。
少し、怯んだ隙に斬りつける。
「炎からの斬りつけ、これは逝ったろ!」
モンスターは、全然平気そうだ。
まるで攻撃が通用していないかの様だ。
「マジかよ」
モンスターは素早い動きで攻撃してくる。
俺自身能力が上がってるから避けれない訳では無い。
「これなら…どうだ!」
今度は、炎の球を数回放つ。
そして、数回斬りつけて、モンスターの体に剣を突き刺す!
「これで…決まったか!」
俺は、剣を引き抜く。
すると、モンスターに風穴が出来る。
「勝ったか」
俺は、安心していると、モンスターの傷口が一瞬で治り、襲いかかってくる。
「それは…マズイって!」
モンスターが俺に襲いかかってこようとした時、電気が落ちモンスターが怯む。
「よかった…間に合った」
その攻撃をしたのは、留依だった。
「留依?何でここに」
「近くで寝てたから」
あ、やっぱりそういう事か。
留依は1時間経たないと夢の中に入れないから、1時間経ったのか。
「お兄ちゃん…こいつは、剣で斬りつけるくらいの攻撃力じゃすぐに修復してしまう…」
「なら…どうしろと…」
なるほど、だから攻撃しても無傷なのか。
「お兄ちゃんは、創造で魔法を使う事ができるでしょ…それを最大限まで溜めて放つ」
「溜めてる間、無防備になんないか?」
「大丈夫…私が時間を稼ぐ」
留依の実力がわからないから大丈夫?って言う事も言えない。
「そんな心配そうな顔しないで、平気だから」
俺は、信じて魔法のチャージを行う。
「さぁ、かかってきて」
留依が呼ぶと、モンスターは留依に襲いかかる。
留依は、モンスターの攻撃をしゃがんで避け、カウンターを入れる。
「やぁっ!」
電気を放ち、モンスターの動きを鈍らせる。
そこに、攻撃を入れていく。
留依の動きに一切無駄がない…攻撃は効いていないが留依が押している。
「これで…どう?!」
巨大な雷がモンスターに当たる。
それと同時に魔法のチャージが完了する。
「魔法チャージ完了!さぁ!逃げろ!」
すると、留依は俺の後ろへ逃げる。
「消えてなくなれ!」
俺が手を前に向けると、レーザーのような物が放たれる。
かなり、勢いが強い…!足の力を抜いたら反動で吹っ飛んでいきそうだ。
「ハァァッ!」
モンスターに直撃する。
俺は、最大出力でレーザーを放つ。
凄まじい爆発音と共にレーザーがなくなる。
「ハァ…やったのか」
「お兄ちゃん!あのモンスターは跡形もなく消し飛んだよ!」
この子、かわいい顔して中々怖いこというな。
すると、いつもどおり周りが光に包まれる。
目が覚めると、朝だった。
「あぁよく寝た」
横を見ると、留依が寝ていた。
流石に留依が来たのが夢だったってのはないか。
「ん…おはよう…お兄ちゃん」
そして、留依も起きる。
「今…朝ごはんの支度するね…」
留依がご飯を作り始める。
今日は、休み…留依の服とかを買いに行くって言う事をご飯の時に言うか…
8話ご覧いただきありがとうございます!
事故というより、普通にモンスターとの戦いですね。
でも、陽都があそこで運転手を撃てなかったら死んでた訳です。
そして、身体は小さくてもちゃんと強い留依ちゃん。
次回は買い物回ですね。