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夢を操れる能力を手に入れてしまった!  作者: リクルート
1章「夢を操る能力」
7/10

7話「助手の留依」

どうも!リクルートです!

前回から登場した、留依というキャラは、自分の好みが満載のキャラです。

今後もメインヒロインとしてやってもらいます。

では、7話をどうぞ!


俺は助手である、留依という女の子と2人暮らしすることになった。

一歩間違えれば、犯罪になりかねないが…気おつけるしかない…



俺が部屋に向かうと、料理が机に並べられていた。


「おぉ…手料理を見たの久々だ」


俺の目から見る料理は輝いて見えた。


「召し上がれ」


俺は手を合わせ「いただきます」と言い、料理を口にした。


「んんっ!」


「お兄ちゃん…?口に合わなかった?」


「上手い…こんな美味しい料理初めてだ…」


あまりの美味しさに涙が出そうになった。


俺は、1つ1つの料理を味わいながら、完食する。


「ご馳走でした。」


「お粗末でした。」


留依は皿の片付けを始める。


「ちょっと、待って、話したいことがある」


留依はキョトンとした顔でこちらを見る。


「君について、話を聞きたい」


「俺が、気になるのは、留依の明晰夢の事…なぜ、急に俺の助手になったのか…だ」


その質問に、留依は答え始める。


「私の明晰夢は、夢を操る事も可能なんだけど、強制的に終わらす事もできるの」


「それは、つまり?」


「お兄ちゃんが危なくなったら、夢に入り込み夢を強制的に終わらす…」


夢に入り込む?また聞きたい事が出てきたぞ。


「夢に入り込むって可能なのか?」


「寝ている人の近くで寝たら可能」


意外と簡単だな。


「後は…なぜ急に俺の助手になったんだ?」


「お兄ちゃんは、確かに夢の中では最強かもしれない…でも、まだまだ強い夢は沢山出てくる」


「やっぱり共闘みたいな?」


「共闘したいけど…お兄ちゃんと夢を見る時間帯が違うの」


俺は、眠ってすぐに夢を見るが、留依は眠りについてから1時間程は夢を見ないらしい。


「なるほど…わかった」


つまり、留依は俺の手助けをしにきたという事、しかし、留依と夢を見る時間が少し違うため、上手く共闘できるかどうか…って所だ。


「お皿洗い終わったから、お風呂入るね」

「へーい」


留依はお風呂場へ向かう。


気にしないようにしてたが、留依…凄い可愛い…いい匂いもする……そんな事考えちゃダメだ!気にするな。


俺は、落ち着くためコップに入った水を飲む。


「お兄ちゃんそういえば、着替えがない」


タオルを巻いた留依がやってくる。


「ブーッ!」


俺は、勢いよく水を吹き出す。


「お兄ちゃん!?大丈夫?」


留依は俺に近ずいてくる。


「だいじょーぶ!全然平気!だからお風呂行ってらっしゃい!」


「そう…?じゃあ、お風呂行ってくるね」


ふぅ…危ねぇ…タオルを巻いてても実質全裸…しかも相手は、中学生…犯罪になりかねない。


「夢とかの問題より、留依の事からだな…」


ラッキーな事に、明日は休日…留依の服とか買ってやるか…

高校生と言っても貯金はちゃんとあるぞ?


「全く…可愛い助手さんだ…」


そして、しばらくして、お風呂から上がってきた留依がやってくる。


「上がったよ〜」


留依は、さっきまで着ていた服を着ている。


さっきよりも、一段と留依が可愛く見える。

お風呂上がりの女子が可愛く見えるってのかこういう事か…?


「ん…どうしたの?こっち見て」

「いや…なんでもない…」


肩にかからない程度の髪の長さ…そして白髪…綺麗な瞳…全てが良し…これは、美少女と言っても過言ではない。


「そういえば…今日、私はどこで寝ればいいの?」


あ、やべ…俺、ベットで寝てるから、他に布団はないんだよな…


「ごめん…明日買ってこよう…」

「いいよ、別に…お兄ちゃんの横で寝れるから」


何を言っているんだ!?この子は!?


「俺、床で寝るよ」

「ダメっ」


留依は俺の腕を引っ張ってくる。

あーもう捕まってもいいや。


「さ、寝よ?」


留依はベットに横になる。

時間は10時を越していた。


「寝るか…」


俺もベットに横になるが、寝れない…

それもそのはずだ、今まで1人で寝てたのに、急に女の子が来て一緒に寝る事になるとは誰も思わないだろう。

しかし、俺は、疲れもあって無事眠りについた。

さて、夢との戦いの始まりだ。

7話ご覧いただきありがとうございます。

キャラの想像がついているからなのか、留依が可愛くて仕方ありません。

次回は夢の中の話になります。

では、8話でまた会いましょう。

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