7話「助手の留依」
どうも!リクルートです!
前回から登場した、留依というキャラは、自分の好みが満載のキャラです。
今後もメインヒロインとしてやってもらいます。
では、7話をどうぞ!
俺は助手である、留依という女の子と2人暮らしすることになった。
一歩間違えれば、犯罪になりかねないが…気おつけるしかない…
俺が部屋に向かうと、料理が机に並べられていた。
「おぉ…手料理を見たの久々だ」
俺の目から見る料理は輝いて見えた。
「召し上がれ」
俺は手を合わせ「いただきます」と言い、料理を口にした。
「んんっ!」
「お兄ちゃん…?口に合わなかった?」
「上手い…こんな美味しい料理初めてだ…」
あまりの美味しさに涙が出そうになった。
俺は、1つ1つの料理を味わいながら、完食する。
「ご馳走でした。」
「お粗末でした。」
留依は皿の片付けを始める。
「ちょっと、待って、話したいことがある」
留依はキョトンとした顔でこちらを見る。
「君について、話を聞きたい」
「俺が、気になるのは、留依の明晰夢の事…なぜ、急に俺の助手になったのか…だ」
その質問に、留依は答え始める。
「私の明晰夢は、夢を操る事も可能なんだけど、強制的に終わらす事もできるの」
「それは、つまり?」
「お兄ちゃんが危なくなったら、夢に入り込み夢を強制的に終わらす…」
夢に入り込む?また聞きたい事が出てきたぞ。
「夢に入り込むって可能なのか?」
「寝ている人の近くで寝たら可能」
意外と簡単だな。
「後は…なぜ急に俺の助手になったんだ?」
「お兄ちゃんは、確かに夢の中では最強かもしれない…でも、まだまだ強い夢は沢山出てくる」
「やっぱり共闘みたいな?」
「共闘したいけど…お兄ちゃんと夢を見る時間帯が違うの」
俺は、眠ってすぐに夢を見るが、留依は眠りについてから1時間程は夢を見ないらしい。
「なるほど…わかった」
つまり、留依は俺の手助けをしにきたという事、しかし、留依と夢を見る時間が少し違うため、上手く共闘できるかどうか…って所だ。
「お皿洗い終わったから、お風呂入るね」
「へーい」
留依はお風呂場へ向かう。
気にしないようにしてたが、留依…凄い可愛い…いい匂いもする……そんな事考えちゃダメだ!気にするな。
俺は、落ち着くためコップに入った水を飲む。
「お兄ちゃんそういえば、着替えがない」
タオルを巻いた留依がやってくる。
「ブーッ!」
俺は、勢いよく水を吹き出す。
「お兄ちゃん!?大丈夫?」
留依は俺に近ずいてくる。
「だいじょーぶ!全然平気!だからお風呂行ってらっしゃい!」
「そう…?じゃあ、お風呂行ってくるね」
ふぅ…危ねぇ…タオルを巻いてても実質全裸…しかも相手は、中学生…犯罪になりかねない。
「夢とかの問題より、留依の事からだな…」
ラッキーな事に、明日は休日…留依の服とか買ってやるか…
高校生と言っても貯金はちゃんとあるぞ?
「全く…可愛い助手さんだ…」
そして、しばらくして、お風呂から上がってきた留依がやってくる。
「上がったよ〜」
留依は、さっきまで着ていた服を着ている。
さっきよりも、一段と留依が可愛く見える。
お風呂上がりの女子が可愛く見えるってのかこういう事か…?
「ん…どうしたの?こっち見て」
「いや…なんでもない…」
肩にかからない程度の髪の長さ…そして白髪…綺麗な瞳…全てが良し…これは、美少女と言っても過言ではない。
「そういえば…今日、私はどこで寝ればいいの?」
あ、やべ…俺、ベットで寝てるから、他に布団はないんだよな…
「ごめん…明日買ってこよう…」
「いいよ、別に…お兄ちゃんの横で寝れるから」
何を言っているんだ!?この子は!?
「俺、床で寝るよ」
「ダメっ」
留依は俺の腕を引っ張ってくる。
あーもう捕まってもいいや。
「さ、寝よ?」
留依はベットに横になる。
時間は10時を越していた。
「寝るか…」
俺もベットに横になるが、寝れない…
それもそのはずだ、今まで1人で寝てたのに、急に女の子が来て一緒に寝る事になるとは誰も思わないだろう。
しかし、俺は、疲れもあって無事眠りについた。
さて、夢との戦いの始まりだ。
7話ご覧いただきありがとうございます。
キャラの想像がついているからなのか、留依が可愛くて仕方ありません。
次回は夢の中の話になります。
では、8話でまた会いましょう。