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第九話 装備

すみません。コロナワクチンの副反応で暫く寝込んで投稿が遅れました。

「これでケインさんも中級冒険者ですね。かなり早いですよ、皆さん登録しても中々討伐系の仕事に行きたがらないので、意外にも冒険者ランクが上がるのは遅いんですよ」


「そうなんですね、てっきり僕は遅いのかと思っていました。」


「十分早いですよ、ここまで早い人は年に数人しかいません。それより、中級冒険者になって、お金も貯まってきたでしょうし、そろそろ自分の武器を揃えてみては?」


たしかに……金はあるのに今だに僕はギルドの貸し装備に頼っている。いい加減欲しいところだな、


「考えておきますね」



そう言うと、僕は冒険者ギルドを出て宿に戻ろうとした。


宿に戻る途中で重症の冒険者パーティーが抱えられてギルドの方へと向かっていくのを見かけた。何か大物が出たのかもしれない。


いくら中級冒険者になったとはいえ、まだまだ僕はCランクの魔物にもタイマンでは勝てないだろう。


少しでも自分を強化するため、貯まった銀貨を握りしめて鍛冶屋に入った。


「いらっしゃい、何か欲しい武器があるのかい?」


店主は痩せ気味で若めに見える。20代か、もしかすると10代かもしれない。


「はい、防具を一式揃えたくて、銀貨500枚で買える装備はありますか?」


笑顔を絶やさず対応したその男は、店の中から少し埃を被った装備を持ってきてくれた。


「こちらの防具等はいかがでしょうか?鎧と盾のセット、おまけで回復ポーションを5個つけて銀貨490枚になります。」


「……あの?安すぎませんか?」


この鎧は一見鋼鉄で出来ている。Dランク冒険者どころか、Cランク冒険者でもこの装備を持っている人はあまり多くはないだろう。

だが、それ以上に盾の方がおかしい。

盾にはエンチャント効果が付与できる魔鉱石が付いており、素人目でもかなりの魔力を持っていることが分かる。

こんな代物Bランク冒険者でさえ欲しがるだろう。 

中古だったとしても、

2つ合わせて金貨15枚(銀貨1500枚)近くする。


店主が一瞬躊躇うような表情を見せた後、すぐに笑顔で答えてくれた。



「実はこれ………事故武器なんですよ……」



「………はぁ?」


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