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第五十五話 テストの後で




来週ははエルディナ学園に入ってはじめての中間考査。

試験科目は入試と同じ5教科と、選択科目。

僕の場合は神学だ。

神様の成り立ちやらどこの地方の神様やら覚えるのが面倒くさい。

仕方なく教科書を手に取り読み進める。



※読まなくても支障は無いです。ただ、今後の展開に繋がる部分がありますので、もし先の展開を予想したいという方がいましたら、ぜひ読んでみてください。


〜この世界は神様を頂点とした生物のピラミッドが成り立っている。トップに全能である神様、その一つ下に四神と呼ばれる亜神がおり、さらに下には超越者等の人としての限界を超えた者がいる。そして、上から4番目に位置するのが我々人類であり、我々は神様からスキルという恩恵を得ている。魔物は神様に叛逆する愚か者供であり、生物ピラミッドの最下層である。

我々はこの醜き物供を根絶やしにして、スキルをいただいている神様に恩返しをするという責務がある。…………〜


たっぷり1時間ほど読んだ。神学の授業で習ったはずの事なのに、何故か初見のような反応。

うん。まぁ、流し聞きしてたけど……


とりあえず、読んだし次はまとめノートを取るか……


………………………………………

……………………

……


1週間経った。入試で1位だったし、大丈夫だろ、と思ってのらりくらりとテスト勉強を先延ばしにしていたが、実際にテスト受けてみたら酷すぎた。

終わった。完全にダメだ。

前日になって1夜漬けすれば良いかと考えていたが、甘かった。

間違いなく追試だな………

だが、今の僕はテストが終わった学園生。

今日は遊ぶとしよう。


そんなわけで誘ったのがエネマとエルナとガルド。全員初対面だから、初め集めた時誰こいつ等?って顔してたな……

いや、ガルドだけこのメンツに俺が入るとか無理ですよ!って言ってたっけ……


「じゃあ、どこ行く?」


「クレープ屋」


「なんですか?それ、私は初めて聞く食べ物ですが……」


「美味しい。食べるべき」


「………クレープ屋に行くのは良いけど、それだけだとちょっとどうかと思うからなぁ」


「じゃあ、私は猫カフェというものに行ってみたいです」


エルナが良い案を出してくれた。


「それにしよう!クレープは帰りにしてさ」


「あっ!ですが、どなたか猫アレルギーの方はいませんか?」


「僕は無いよ」


「私も無い」


「………自分も大丈夫です」


「私も大丈夫ですので、では猫カフェにしましょう!」


そんなわけで、僕達は猫カフェに来た。


至る所に猫、猫、猫。


エルナは目をハートにさせて抱き抱えてる。


エネマは相変わらずジト目だが、頬を擦り付けている。でもなんか猫が嫌がってるような……


ガルドは普通に頭を撫でて、普通に喉を鳴らして、普通に可愛がっていた。


ドリンクと一緒に2時間も堪能してしまい、気づいたら夕方になっていた。


「あ〜楽しかった。また猫ちゃん触りたいな」


「猫カフェ、良い。私将来猫飼う」


「私も気に入りましたよ。国に帰ったらお父様におねだりしましょうか……なんて」


「自分も、あの子達が今日1番の癒しでした」


みんな満足したようで何よりだ。


「じゃあ、ここからは道違うから、バイバイ」


エルナ、エネマと別れて思い出した。

あっ!クレープ食べるの忘れてた。

後日皆んなでクレープを食べに行くのだった………。





タイトルを「9999個の最弱スキル」とかに変えようか迷ってる。

なんか今のタイトル無駄に長くないですかね?


この後の第56話〜第61話までを削除させていただきました。

話としては、第62話からお楽しみいただけると思いますのでどうぞよろしくお願いします。

もし削除した部分が読みたいという方がいれば、別で投稿してあるのでそちらを読んでください

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― 新着の感想 ―
[一言] たぶん、これで長いと言われたらほとんどの作品が長いことになるよ。( *´艸) 先にかかれてますが、シンプルで分かりやすいですよ。
[一言] 今のタイトルも長いわけじゃないし、パッと見てどんなコンセプトの小説か分かりやすくていいと思う
[一言] "タイトルを「9999個の最弱スキル」 とかに変えようか迷ってる。" ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 「9999個」だけでもいいんじゃないですか? なにがだ...?となって概要欄開く人が…
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