第一話 紹介
初めての投稿です。
温かい目で見て頂けると幸いです。
一日投稿が理想ですが、習慣化するまで…(笑)
梅雨があけ、久しぶりに夕日がアスファルトを照らしている。
光を浴びなければ、人は生きてはいけないが、この男達いや、この漢はずっと、浴びてはいなかった。
というよりも、周りが求めたのだ、太陽の光が強く生きていけない者たちの守り神という名の死神。
「大将、今日はどうなさいますか?」
「大兄貴、今日はどうするんじゃ?」
二人の男たちが読んだ男の名を、黒田國衛門という。
こんな令和時代に、昭和っぽい名前に本人は気に入っていた。
「今日は、コレの日なんだ。やし、今日は自由にきのむくままでええやろ。」
っと、いい笑顔で、小指を立てる30歳をすぎた童顔の男。
髪は、ツーブロックにしているが、髪がロングなら、女性に間違えられてもおかしくない容姿。
身長は170㎜と、男性のほうでは小柄で、ここ一帯を束ねるボスには見えない。
「将も今日は用事じゃろ?そろそろ美紀さん生まれるんじゃろ?」
っという質問に、将は「大将が行くところには、災害が起こるので目を光らしときたいのです!!」
この、丁寧な口調の男の名はマサといい、身長185mmでモデル顔のメガネ男子であり、もう20年以上の付き合いになる高スペックの男である。
「ワシが見とくから大丈夫じゃ。」もう一人の男のことを、勝といい、悪く言えば、 脳筋で、見た目も厳つい風貌をした顔、國より高い170㎜後半の身長で筋肉はムキムキのであり、特攻隊長な感じ。ここ一番の危険察知能力に定評があり野生の勘が外れない男。この漢も同い年で三人は腐れ縁であった。
「貴方もいるから安心できないのです。」「なんじゃと!!」
二人はいつもの様にじゃれ合っている。
「今日はええやろ。今週は、もう喰ったあとやし」
と、国衛門の笑顔。見る人が見れば恐怖する笑みであった。
「ふぅーわかりました。今回は処理が多いので私はこれで」
「いつもすまん。けど、美紀さんのためにはよ帰れよ」
「わしは、今日はついていくぞ。嫌な感じがしよるからな!!」
「わかったよ。カツの勘はあてにしとるから。」
「勝、大将…國を頼んだよ」「まかせときぃ~」
こうして、三人から二人になった。この時に今回の件が重なっていなかったらまた違う事になっていたのではないだろうか。
その後、将は事後処理のため、この場を離れ、國と勝の二人になった。
夜は行きつけの女の店に行く予定だが、まだ時間はある、國が考えていると、
「久しぶりにおっかさんの、メシ食いに行こう」
ここ最近、バタバタしていて行けていなかったため、國は
「そうじゃなぁ~」っと言ってメシを食いに行くのである。
誤字脱字ありましたら、教えてください。
後、応援コメントありましたら素直にうれしいので下さい。
今後もよろしくお願いします。
今回は短く終わりました。
後、2,3話で転生させますのでお付き合いください。