TT01 丸の内駅
丸の内駅
ここは首都急線の一大ターミナルです。ここで描かれる人間模様はどのようなものなんでしょうか。おや、そこにうずくまってる人が居ますね。いったいなぜうずくまってるのでしょうか。少し、覗いてみましょうか。
「あいたたたた・・・」
私は助けを待っていた。しかしだれも助けに来ない。その内に痛みはどんどん増してくる。
3日前の事だった。
「これは・・・急性肺炎ですね。」
私に告げられた病気は急性肺炎。もうかなり進行している。助からないかもしれない、と医者は言う。
「それで・・・どうすれば治るんですか?」
治らないと悟りながらもそこにある藁にしがみつこうとする。
「治る見込みは・・・あまりありません。しかし、一つだけ方法はあります。」
「何ですか?」
「最新の治療法を使った手術です。」
最新の治療にリスクは付き物だ、とわかっていながらも決断を下す。
「その手術、受けさせてください!」
「本当にいいんですね?」
「はい!それで助かるならいいんです。」
「わかりました。」
思いの外すぐにokを出してくれた。と、そして今に至るわけである。
もうだめだ。と、思って上を見ると
「大丈夫ですか?」
と、声をかけられた。
「大丈夫じゃ・・・」
と、言いかけた次の瞬間にはもう意識はなかった。
1日後。
「手術を開始します。」
手術室に無乾燥な声が響き渡る。
11時間後。
「どうでした?」
と、私が聞くと笑顔で
「成功しました!」
と、言われた。私は正直ホッとしました。今、私は幸せに生きています。
正直医療のことは全然わからないので全部適当です。そこは許してください。