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第2話喋るもの
第2話喋るもの
黒いモヤモヤが喋った。昔見たおじいちゃんに似た風貌だった。といってもその黒いモヤモヤは他の黒いモヤモヤ?の霊によって消されそうになっていた。
まるで自分に注意を促すような声で…
「そいつはかなり強いあと3年は生きていける!」
訳がわからない。なにせ、喋る黒いモヤモヤの周りに4.5体また違う黒いモヤモヤが囲っているのだ。
難儀だ。
「一体何が起きているんだ…?」
自分でもわからない。一体どいう意味で喋る黒いモヤモヤは注意を促したのか。
数分経った頃喋る黒いモヤモヤは消えた。
見てて怖かったものが消えて嬉しい反面なぜ今消えたのかと思う。
私は一体何をすればいいんだ?
そいつはかなり強いの意味は?
「はぁ………」
これまたテストで解けないような問題に直面したな。
ただ…やることは一つだけ。
生き残って3年以上生きることだ。
あいつがいうには3年は生きていけるらしい。
なら3年以上生きていけばあの黒い喋るモヤモヤも喜ぶだろう。あの喋る黒いモヤモヤにはなぜか親近感があった。
消えかかっているのが怖くて恐怖でしかなかったが親近感もあったのだ。まるでおじいちゃんのような。
「……………」
「学校にいこう」




