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地獄の門番  作者: MKY
3/3

Vol.3 絶えずやってくる罪人

(門番になってから多分5年は経っただろうか。

流石にここの仕事にも慣れてきたと言いたいところだがここの門番は5年程度

では一人前とは言えないようで半人前にすら届いてないように思える。

何せ、今教官的な立場の鬼はこの門番という仕事を1000年はやっているとのこと。生きてた時は考えられなかった時間ここにいるわけだからいつか飽きが来そうではあるが別の仕事も無いので仕方なくなっているらしい。

一人前になるにはざっと200年はこの場所に居続けなければならない。

とんでもない苦労だと思うが悪い仕事では無いとは思う。多分

たまに来るとんでもない罪人の拷問をしているときを除けば...)

「今回の拷問はこの私が務めさせていただく、よろしく」

(一応はこの挨拶を毎回やってはいるがいい加減飽きてきた。ただほかに罪人を怖がらせられそうな挨拶が思いつかないのでこれをするしか無かった。)

「ふん、なんか威厳が無い鬼だな、もっと怖い鬼が来るのかと思ったぜ」

(めちゃくちゃ舐められてる...教官曰く金棒で暴力を振るのは自由と言われたからこいつの立場というのを分からせるためにいっちょやるか)

「この金棒で殴られたらどうなるか分かってるんだろうな」

ただ、罪人の態度は一向に良くならず舐めてる態度を貫いていた。

「じゃあ一発いくから覚悟しとけ!!!」

(一発とは言ったがこいつの態度が気に食わないから100発はやってやるぜ)

「ひぃすいません!!!舐めた態度はもう取りませんから!!!!」

大体60発殴ったくらいだろうか、やっと態度が良くなってきた。

「じゃあ聞くぞ、貴様は生前どんなクソみたいな行いをしてきた?」

テンプレみたいな質問だが一番シンプルだ。圧を若干かければ大体の罪人は自分が行ってきた罪状を吐いてくれる。

大方罪状を吐き終えたと思われる頃合いになってきた。

「それじゃあ、貴様の地獄での生活を言ってやる。」

ども。

いつも通りゲームしかしてなかったです。あとどうかけばいいか分からなくなってきたのでずっと逃げてました。次は日数の関係で少し早めになるかも。


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