表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

嵐は嫌い?

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

教会が苦手な理由もこれな気が。

風の音が聞こえる。雨の音が聞こえる。乱暴に、全てを薙ぎ払う様に、嵐の音が聞こえる。それに隠れる用にして、部屋の隅っこで丸くなっていた。

「こんな所にいた」

顔を上げると風呂上がりで、パジャマ姿の彼が居た。彼は私の横に寄り添う様にして座り込むと、何でもない様な声で問い掛ける。

「嵐は嫌い?」

「外で音を聞くのは好き」

この中に飛び込む様な真似は御免したいけれど、嵐の音を聞くのは好きだった。全てを無にしてくれる様で、何となく安心する。

テレビから流れる人の声は耳障りで、すぐ消したくなるけれど、感情の伴わない今の音は、どれだけ激しくても、聞いていたくなる。

彼は私を庇う様にそっと腕のなかに閉じ込める。それから黙って髪を撫でる。

「そう……。私はあんまり得意じゃない」

その声が何処か辛そうで、苦しそうで、私も抱き締め返したくなった。けれども腕ごと私を包み込むから、彼を抱き締めてあげる事は出来ない。精々、腕にしがみつくくらいである。

過去に何かあったのかも知れない。けれども問い掛ける行為も、傷を広げる様な気がしてあえて黙る事にした。

「幼少期に見たホラー映画でね、嵐を凌ぐ為に教会に避難した人達がいて、それで、ちょっとトラウマなんだ」

「可愛いね。君。とっても可愛い」

何時も底が見えず、飄々とした彼がそんな事を言うなんて、思わず笑ってしまう。でもまぁ、そのお詫びと言ってはなんだけど。

「一緒に寝てあげるよ。そしたら怖くないよ」

「有難う」

願わくば、見る夢が安からでありますように。

恋人に何を求める? という問に、

愛欲、性欲以外ない。

寄り添うだけで満足とか、そんなの友だちだって出来る。

という言葉に地味に衝撃を受けた今朝でした。


私にとっては、また違うんですよ。

友人と寄り添うのと、恋人と寄り添うの。

友達だって言えない、寄り添えない事でも、恋人だったら言える。なんて事もあると思うので。


だから生々しい話も書きますが、こうやって温い話も書くんです。


スランプでなんも思い浮かばないので、短い、主張がない、というご意見はお許し下さい


私が教会が苦手な理由って、幼い頃のホラー映画が理由な気がして来ました。

嵐と教会の組み合わせが、エクソシスト連想するんです。

教会は明るい晴れの日に訪れたいですね。


全く関係ないですが、

『その続き、来世で聞いていい?』

なんて言っちゃう子が好きです。

是非だるだる〜な感じで。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ