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情報共有

 その後、公爵様、王女殿下、僕とラナで話し合いの場は設けられた。


 王女殿下ーーリアナが知りたがっていたのはやはり凶暴化した魔物の件だった。各地で僕らがみたような体から結晶の生えた魔物が出没することが増えており、看過できない自体となってきたため、各地の有力な貴族と対策を練っているらしい。今回の訪問も公爵様とその件について話をするためのようだ。

 その話の中で僕とアーシャはあの謎の男についてリアナにも話をした。


「ではその謎の男があの魔物達を生み出していると?」

「はい、私ーーラナとアーシャがその男と交戦し、転移の力を使って魔物を召喚するところを確認しました」


 僕の報告を聞いたリアナは考え込む仕草をする。


「……一つ気になった点があるのですがいいですか? ライアム公爵」

「なんでしょう? 王女殿下?」

「その男があの結晶の生えた魔物達を生み出しているのなら目的はなんでしょう?それとなぜライアム領ばかりに姿を表しているのでしょうか?」

「今は情報が足りないため、奴らの目的までは分かりませぬ。しかしその男と交戦したラナによれば奴はなにかを試しているようだったと。まるで自分で作成したものの性能を確認するのが過去二回の目的に思えるとのことです」

「成る程。しかし転移も仕えるならわざわざ姿を表す必要もないはず。なぜラナ達の前に姿を表したのでしょうか? 生み出した魔物達の成果を確認したいだけなら遠くから確認するだけでよかったと思いませんか?」

「……」


 リアナの指摘に関して僕は一つ理由を思いついている。奴はーー僕を目的にしているのではないかということだ。

 一番最初に遭遇した時、奴は僕の前世を知っていた。僕の正体を知っていた上で僕の前に姿を表した気がするのだ。


 でも……その理由までは分からない。


 まさか……あいつも前世の僕と同じ時代の人間とか……?


「いや、それはないな……」


 そんなことはあり得ない。僕自身自分がこんなことになっている理由を未だ二回名出来ていないのだ。第一そんなに転生して現代に生きているやつがたくさんたらたまったもんじゃない。


「ラナさん、どうかされたのですか?」


 僕のつぶやきを聞いていたのかリアナが僕に尋ねてくる。


「いえ、なんでもありません。僕にもなぜ彼が僕の前に姿を表したは分からないのが正直なところです」

「王女殿下、今はとにかく情報が足りません。こちらも引き続き情報を集めますが、そちらでも情報を集めて頂けると助かります」

「それはもちろんです。日に日に魔物からの被害が深刻になっていますので早く対策を立てないといけません。今日はとりあえずこの辺で解散としましょう」


 リアナの一言で皆、席から立ち上がり、部屋から退出する。公爵様とリアナはまだ少し話があったのかなにかを話していた。


「なにしてるんですか? 早く行きますよ」


 アーシャに促され僕は部屋から退出した。

 ここまで読んで頂きありがとうございます! 


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