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生きている間

作者: タマネギ

笑顔の真似をして

一日を終えようと

自分の家のはずの

家に帰る。


自分のせいだけど、

自分のせいは

自分のせいじゃないと

聞こえてきても。


誰かのせいだとしても、

誰かのせいにできず、

ただ恨んでいる。

ただ湿っている。


自分が何も無しに

我慢し続けられたら

良かったとしか、

解釈できなくなる。


何にも無しに

我慢できないときは、

もうしんどいって

言ってしまおう。


言ってしまうことが、

一番いいことじゃ

ないかと、

やっと声にしている。


生きている間は、

なにもかもが

しんどいんことじゃ

ないだろう。


時には楽しくて、

時には嬉しくて、

多くはなくても

笑えることもある。


我慢して、

相手にあわせても、

それが無茶だと、

誰も教えないからね。


生きている間は、

なにもかもが

しんどいことじゃ

ないんだよ。


そりゃそうだ。

誰だって喜ぶために

生まれてきた

はずだから。



考え方が大事と

よく言うけれど、

考え方は坂道だ。

上り坂、下り坂。


悪い考え方は、

歩けば加速して、

止まらなくなる。

得てして下り坂。


上り坂からゆく。

その先にある

眺望を目指して。

期待に胸を膨らます。


上り坂が良いか

どうかはわからない。

ただ下り坂だけの

坂道は危ない。


我慢して、

合わせているなら、

下り坂かもしれない。

一度、止まろう。


一度止まって、

休憩するつもりでいい。

似たような人が

周りにいたりする。

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