61話 ハイヒューマン
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『種族変更は無理じゃな…』
この機会にと、ずっと気になっていた事をアルスは創造神に尋ねた。
それはアルスの種族が切り替わったあの一件。
アルスは魔人族から使徒となり神人族となった訳だが、それに似たことが出来るのであればカイト達を人族から強い種族に変更させることも可能なのではないだろうか?
しかし、創造神曰くそれは無理なようだ。
「なぜです?」
『神の力でその者を進化させることは可能ではある。が、他種族に変えることは基本的に不可能なのだ。』
「進化ですか?」
『そうじゃ、その系統の上位に進化させるということは過去にも例がある。例えばエルフの始祖はハイエルフという種族に位階をあげているし、魔人であったアルスも使徒にするときに神人族に位階を上げている。』
「魔人の上位は神人族なのですか?」
『神人族は全ての人族の上位種族である。特例ということじゃ』
「それならカイト達を神人族にすることは?」
『無理じゃな…そもそもアルスを使徒にするのにかなりの神力を使ってしまっている。神人族になるには、上位の使徒でなければいけない。が、他の者を同じように上位使徒にしてやることは当分は無理じゃな』
「なるほど……当分というと?」
『100年は掛かるじゃろうな』
「100年……」
『それくらい神人族は稀な存在じゃ。ゆくゆくは神にもなれる種族じゃからな』
「え!?今なんて?」
『だからゆくゆくは神になれる種族じゃと言っておろう』
「………」
『神人族になった者はの…通常の輪廻に戻れぬのじゃ。だから、下位の神にさらに進化して天界に行くか、それとも消え去るか…その二択しかない』
「消え去る?……なんでそんな重要なことを…」
『大丈夫じゃ。アルスは将来下位の神にと考えておる』
「いやいや…そういう問題じゃ……」
俺は輪廻に戻れないのか?
いずれ神になる?
神になるってなんだよ…
人ですらないぞ?
そもそも、そうなった場合皆とはお別れになるのか?
いや、そもそも人から神になるものなのか?
それは……
いやいや、待て。
今はその話は置いておこう。
考え込むのは後だ。
「とりあえずその話は一旦置いときましょう。で、えっと…人族の上位はないんですか?」
『ないな……エルフがハイエルフに、ドラゴンが龍人に、なんてのはあるが…』
「つくる…のは無理なんですか?」
『……ふむ。なるほど……』
「例えばヒューマンの上位でハイヒューマンなんてのはどうです?」
『できる……かもしれん。既存の種族ではなく、人族を進化させるという意味では可能であるしな』
「ちなみにどれくらい身体能力が上がりますかね?」
『わからぬ……試したことがないのでな』
「分かりました……では、本人達が了承すればお願いしてもよろしいですか?」
『……あい、わかった』
カイト達に説明すると全員が二つ返事で了承してくれた。
種族が変わるというのはもう少し考えたほうが良い案件だと思うが……本人達が了承しているなら問題はない…か。
「なるほど……視力、身体能力、魔力量、全てが上がっていますね」
と、カイト
「これは…すごいです」
と、レオナルド
「力が漲りますねぇ……これがハイヒューマン…」
とガイゼン
「……ふむ」
とジョセフ
「でも、このおでこのやつは…」
とエル
エルの言ったとおり、ハイヒューマンに進化した5人の額にはそれぞれ違う色の縦長のダイヤ型の宝玉のようなものが埋め込まれていた。
そしてカイトは青、レオナルドは黄、ガイゼンは赤、ジョセフは黒で、エルは白。
そしてそれに合わせたかのように瞳の色も変化していた。
ステータスを確認したところ、すでに魔人族と肩を並べていた全員のステータスが5倍程に上がっていた。
ハイヒューマン恐るべしだ。
でも、これなら今後邪神との戦いがかなりやりやすいのではないだろうか。
カイト達が無駄死にするのも避けられる。
「すごいな……種族が変わるというのは」
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