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6.Raijinサンとカニの身

初の自作小説です。構想とかは結構考えましたがガバ文章だお思うのでこここうしたほうがいいんじゃないとかあれば教えてもらえると嬉しいです。

「そういえば料理スキルって、どうやって手に入れるんだ?」

「料理スキルとかはノーマルスキルだな」

「ノーマルスキル?」

「ノーマルスキルですね、SoSでは通常のクラススキルにプラスして称号スキル、ノーマルスキルがあります。ノーマルスキルは料理や鍛冶、裁縫など生産スキルも入ってますよ」

「ノーマルスキルは鍛冶なら鍛冶とか特定の行動をすると手に入るな」

「最初の職業・クラス選択で生産クラスを選択してる人は、そっちの経験値や熟練度が入りやすいんですよね、それに必要な初期キットももらえるので」

「気になったならwikiに生産クラス・スキルの概要載ってるから見てくるといいぞ」

って、ことなので今度wikiしっかり見ようと思った。どうやら俺が見た時より更新が結構進んでいるらしい。


「まったく知らなかったわ、マジックシューターにしか興味なかったが、魔道具師はちょっと気になるな」

「俺は今度採取・採掘スキルを取ろうと思うぜ、あれはあると便利だからな」

「生産スキルってどれだけあるんだ?」

「色々ありますよ。先ほど挙げた料理、鍛冶、裁縫を始め採取・採掘も生産スキルに入りますね。

メニュー開いて生産スキル一覧でわかりますよ、私も全部覚えてるわけではないので」

「なるほど、ありがとう」

「あ、なんかメッセージが届いたな運営か?」

「いや、届いてないよ」「ですね」


「おぉ、ベータの時のフレンドからだ。なになに、ふむふむなるほどな」

「そのフレンドはなんだって?」

「いや、ベータの時その人露店やってたんだけど、また露店始めてるから今度利用してなってきた」

「ふーん、今インしてるなら素材売りに行くか?」

「そうですね、ゴーさんも今インしてるか分からないですし」

「それもそうだな」

「[今からフレンドと一緒に素材売りに行っていいか?]っと」




「お、返ってきた。OKだってさ、あれここってうーん、まぁいいか。案内するわ、ついてきて」

「なにその反応?まぁいいや、行くか」




「おっす、きたよRaijinサンー」

「Yo、来たかユウキ!それとフレンド達!」

「あ、どうもホーリーと申します」

「ロウセンです」

「hey、so固くなんなって!俺はRaijin、よろしク!」

「面白い人だろ、面白いしめっちゃいい人なんだよ、Raijinサンあちらにいるのは?」

「さっきぶりだな、まさかRaijinの知り合いだったのか」

「ゴーさん!?」

そこには意外な人物、先ほどのカニの身を売ったゴーさんがいた。


「確かにここさっきゴーさんが露店出してた場所ですよね」

「Yo、それはゴーと俺が共同経営してるからサ」

「Raijinとはベータより前、別のゲームからの知り合いでな。そこでも二人とも露天商してたんだが意気投合して、次やるゲームは一緒にやろうぜって話になって」

「So、ゴーは料理人、俺は鍛冶屋、イッツベストコンビイェア」

「始めて知ったぜ、ベータの時はRaijinサンしか見てなかったからな」

と言っているが、メッセージを見ていた時に気づいてはいたんだろうなぁ、俺たちにも言ってくれればよかったのに。


「俺とRaijinはインする時間があまり重ならなくてな、その日の売り上げを確認する時ぐらいしか会えない。今がまさしくその最中だったわけだが、Raijinにフレンドが来るから、是非会ってくれと言われてな、こうして待ってたわけだ」

「なるほど、相方に紹介したいほど気に入られてるんだな俺、嬉しいぜRaijinサン」

「Youは常連の中でも見込みがあるからナ、ベータの時素材いつも売りに来てくれたの覚えてるゼ!」

「こう言うところ、割と律儀なんだよな」

「そうなんですね、意外な一面です」

「照れるからやめろって」

「会ったのは俺とRaijinだけか?」

「ん?」

「その反応ならそうっぽいな。今はいないが隣にある簡易露店、あれもうちの共同経営者のだ、二人いてミュウと灯里って言う。それぞれ裁縫と錬金、合成を上げてる。よかったら利用してくれよ」

「わかりました」「わかったぜ」

また、聴き慣れないスキルが出たな。


「Soういえば、ユウキ。素材売りに来たんだロ?買い取るゼ!」


「ホーリー取引頼む」

「はいよ、これとこれとこれね」

といって俺はカニの身600個を取引するために出した。


「えーと、え?なにこれ」

「どうしたRaijin口調が普通になってるぞ」

「見てくれよゴー」

「!? カニの身600!? おいおいおい、フルパーティーでもこんなに狩ってこないぞ」

「いやー、それがホーリーさんがめちゃくちゃ強くて」

「ほら昔言ったろ、Raijinサン、俺の相棒は最強だって、それがホーリーなんだよ」

「オイオイ、マジカそうは見えないゼ」

「いや、しかしカニの身600個はとても嬉しいが初日でこの量は流石に金がない」

「Soだな」

「いや、実はな、お前らが取引に来たあと料理レベルが上がって、カニの身を必要とする料理のレシピが解禁されたんだ。で、作ってみたら効果がやばかった」

「へぇ、どんな効果?」

「1時間体力+10、筋力+20だ」

「本当ですか!?それはすごい効果じゃないですか!?」

「1時間だけだろ?そんなにすごいのか?」

今までMMOというものをやってこなかったので、どれくらい凄いかわからなかったが、ロウセンさんが説明してくれた。


「装備以外でここまでの恩恵を受けれるのはすごいですよ。ベータでは全く情報なかったのですが」

「あぁ、そうだな、ベータ期間は短かった上に、サンドクラブを好んで狩りに行ってる奴が少なかった。それにカニの身自体が回復薬とほぼ同等の効果のアイテムだから、即時使用してる奴が多く露店まで回ってこなかったんだよ。それに俺も周りも料理スキルは全く上げてなかったしな」

「Soいうわけだ、料理を明日から販売しようと思ってたところだったんダ!」

「なるほど」

俺からしたら狩りやすいカニがまさかここまで需要があるとは。


「とりあえず200個は買い取れる。残りは後日お願いできないか?」

「別にいいよな?」

「私は別に大丈夫ですよ」

「俺もゴーさんもRaijinサンも信用できるしな。ちなみにいつぐらいに欲しい?」

「売り始めたら多分すぐに売り切れはするだろう、リアル時間の明日の昼14時とか大丈夫か?ダメならインする時間でいい」

「14時ならやること終わってるよな?」

「あぁ、ロウセンさんは?」

「私はもう少しあとですけど、後でもらえればいいですよ」

「じゃあそういうことだ」


「というカ、ブロードソードとクラブシールドもあるじゃないカ!」

「今相場いくらだ?」

「両方全く市場に流れてないからナ。ブロードソードが12S。シールドが20Sってとこじゃないかナ」

「そんなもんだな」


「オッケー、カニの身はさっきとおんなじ値段でいいか?」

「いや、1S出す。合計200Sで買い取ろう」

「いいのか?相場ってそう簡単に変動しないと思うが」

「いや、それだけ価値があるものだってことだ。料理自体は高くする予定だから、利益は出る」

「お言葉に甘えさせていただきましょう」


「そうだな、あとそういえばRaijinさんは鍛冶屋って言ったよな。サンドクラブの装備って作れるか?」

俺もユウキも初期装備だから聞いてみた。


「Hey、サンドクラブの装備はまだ作れないYo、ただ少し時間もらえれば作れるゼ!」

「と言っても鍛冶で作れるのはプレート系の装備だ。ロウセンさんとホーリーさんの装備には合わないだろう」

とRaijinさんの言葉にゴーさんが付け足す。


「私は実は裁縫のスキルレベル少しづつ上げてて厚いローブを自分で作ろうかと」

「なるほどな、ホーリーさんは?レザー装備はうちにはまだ置いてないけど」

「うーん、レザーっていうと裁縫だろ?スキルレベル上げるのちょっと面倒だしな、ミュウさんと会えたら、その時にでもお願いしようかな」

魔道具師のスキルくらいにしか、今のところ生産スキルには興味がない。


「わかった、じゃあミュウに俺から伝えておこう」

「武器の方はどうなんだ?魔銃はうちでは取り扱ってないが、杖の在庫はあるぞ」

「銃は売ってないのか」

「銃カテゴリは専用の生産スキルが必要なんです。魔銃は魔道具製作が必要ですが、ほぼ魔銃製作専用スキルなので、とってる人は少ないですね」

「横から言っておくと、一応ベータの時はマジックランナーって言う走りやすくなる靴とか作れるのを確認できてるから、魔道具作成持ってる人は一定数はいると思うぞ」

「なるほど」

魔道具作成か。少し作れる人探してみてダメなら自分で作るかな。


「あと、杖ってなにがあります?アイアンスタッフとかあるなら欲しいのですが」

「Yo、アイアンスタッフならちょうど作ってきたゼ。ただレベルがまだ低いからスロットはナッシング」

「スロなしですか、といってもしばらくはつける予定ないですし、初心者の杖とだとだいぶ攻撃力かわるので買いますか、いくらですか?」

「タダでいいよ、こんだけカニの身を売ってもらったんだ。それにRaijinのスキル上げがてら作ったものだ、本来ならNPC雑貨屋で売ってるものだしな」

「本当ですか、ありがとうございます」

「太っ腹だな」

「うん、露天商っていうと取れるものは取っておくイメージがあるよな」

「ふん、それは2流だな。サービスは基本だ。そいつが常連になってくれれば、元は取れる」

「現金なこと言うな、まぁそう言うことにしておくか」

「じゃあ、こんなとこだな。また明日よろしく頼む」

「また明日よろしく頼むヨ!」

「俺は落ちるぜ、やることやったし。カニの身の料理のこと考えると明日は忙しくなるからな」

「では、また明日ー」


・アイアンスタッフ スロットなし

魔法攻撃力80 攻撃速度:遅 詠唱速度:中 両手

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