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5.四時間レベリング

初の自作小説です。構想とかは結構考えましたがガバ文章だお思うのでこここうしたほうがいいんじゃないとかあれば教えてもらえると嬉しいです。

時刻は19:30になりメンテナンスは終了し、すぐにログイン戦争になった。


「おぉ、ホーリーもログインできてたか」

「まぁね、さすがに運営もサーバー少しは強化してるっぽいな」

と軽く話しながら目的の露天商を探していると


「そこのお二方何かお探しなのですか?」

と声をかけてくるのは一人の男性プレイヤー


「あぁ、ドロップしたアイテムを売りたくてな。NPCじゃなくて露天を探してるんだけど」

「なるほど、正式サービス後、露天は東に集まってるみたいですよ。ベータは情報なかったから最初に集まった南に露店がありましたが」

「なるほど、サンキュウな」

「いえいえ、あ、フレンド登録とかできますか?ナイトとマジックシューターのコンビって珍しいので、よかったら一緒にPT組んでみたいなとか」

「俺はいいがホーリーは大丈夫か?」

「問題ないよ、じゃあフレンド申請送るね」


と言って声をかけてきたのはrousenと言うプレイヤーだった。

杖を持っているから魔法使いみたいだ。


「フレンド登録ありがとうございます。これからは?」

「あぁ、露天行ったらまた狩りにもどるつもりだよ。素材も足りてないし、装備も出てないしな」

「じゃあ僕も一緒に行っていいですか?」

と聞いてきたがユウキが

「うーん、魔法使いだろ?俺たち行ってるのカニエリアでMP消費結構するけど大丈夫か?」

するとrousenさんは

「こう見えて今日サーバー増強前からやってるんですよね、なので回復アイテムそこそこ用意できてるので大丈夫です」

「なるほど、そういう事なら一緒にお願いしようか」

「もういちど自己紹介しておくわ、俺はホーリー マジックシューターをやってる。よろしくな」

「俺はユウキ、ナイトだ」

「ロウセンと申します。クラスはウィザードやってます。よろしくお願いします」

こうして3人でPTを組むことになった。




ロウセンさんの案内のもと露店までたどり着いた。

「はーい、らっしゃいらっしゃい、ブロンズソードとりそろえてるよー」

「HPポーション1個700b、700bだよー!在庫少ないから欲しい人は急いでね」

ガヤガヤ


※b=ブロンズ,s=シルバー,g=ゴールド


「うわぁ、これはすごいな」

「だろ?やっぱ中身いる露店はすごいな。やるやつはこういうの好きなやつだから気合も入ってるし」

「そうですね、ちなみになにを売るんですか?」

「カニの身だな、そのまま使っても露店の回復薬とおんなじ量回復するし、料理やポーションの材料になるみたいだからな」

「なるほどです」

すると一人の露天商が声をかけてきた。


「あんちゃんら、カニの身もってるんか?在庫がなくてな、800bで買い取るがどうする?」

「800bか。相場知らんけどどうなんだ?」

「800b。妥当か少し高いかくらいですね、カニ狩ってる人自体が少ないので」


「じゃあ売ろうかな。800bの33個26.4sだよな」

「はいよ、これ代金な。あとこれ俺の名刺みたいなもんだ」

といって3人に紙のアイテムを渡してきた。


「へぇ、おっさんその見た目で料理人か」

「見た目は余計だろ、露天商兼料理人のゴーだ。身内からはゴーさんと呼ばれてる。店もそのうち持つ予定だからよろしくしてくれよな。」

「OKゴーさん、またよろしくな」

と会釈をし、狩りに戻ることにした。






ロウセンさんが入った後の狩りはすごく楽になった。

俺が遠距離で敵を寄せ、ユウキがタゲを持つ、ロウセンさんが支援魔法と仕留めそこねた敵を倒してくれる。


30分くらいするとロウセンさんが

「あぁーー!!」

と声を上げた。


「お、どうしたんだ?」

「いや、実は」

と言いながらアイテムを取り出した。


・ブロードソード 〇土:10 スロット1

攻撃力105 攻撃速度:中 両手


「おぉ、これすごいな。一回目で追加効果付きか。ここら辺はまだ出やすいとはいえ、それでも1%程度だよな」

「そうですね、しかも土属性は東のエリアの1ボスの特効ですよ。追加ダメージでも1.5倍で入るので固定値15ダメージ毎回入りますね」

「へぇ、それより俺の知らない単語とかばっかり出てきて驚いてるんだが」

「あぁ、攻略サイトに載ってるとはいえ、スルーしがちだし、ベータの時はみんなゲームに夢中で、攻略サイトの更新ほとんどされてなかったからな。追加効果は武器がドロップしたときに低確率でついてくるんだ。効果は様々だが今回は属性追加ダメージだな。他にもステータスup系とか耐性系もある。さらに激レアでスキルがついてることもあるんだが、プレイヤーメイドじゃないと追加効果の中でも1%以下といわれているな」

「ついでにスロットについても説明しますね。スロットは鍛冶屋さんで追加効果を付与できる回数です。これはスロット1なので1回追加効果を付与できます。おんなじ武器でもスロット数が多いものが出る時もありますよ」


「なるほど、とりあえず100本に1本ぐらいしか出ないものを1発で出して嬉しいってとこだな」

「まぁそういうことだ、ロウセンさん、その武器売るか?さすがに高価なものだし、俺は普通のブロンズソードでいいんだが」

「いえ、あげますよ、PTでやってるんですから。その代わり装備一式分の素材が集まるまで狩りましょうね」

とロウセンさんが言った。

「ロウセンさんなかなか廃人だなw」

「どのみち今日は徹夜でやる予定だったろお前」

と突っ込むと二人とも笑った。





4時間後

「そろそろ、切り上げるか。もう溜まっただろ」

正直4時間連続はそこそこ疲れるものがある。二人は全く疲れてないようだが。

「そうだな、ホーリーも疲れてると思うし。ドロップアイテム整理するか」

ユウキには見透かされていた。

「そうしましょう」

とドロップアイテムを数えることにした。


カニの強硬ばさみ×167 ☆3

カニの身×634 ☆1

カニの甲羅×383 ☆2

カニの硬羅×132 ☆3

ブロードソード×7 ☆4

クラブシールド×3 ☆5


・クラブシールド スロット1

防御力45 片手


「結構集まったな、レベルは俺とユウキは11上がって15レベルだな」

「私はお二人より少し高かったので19ですね。後半は経験値の入りが少し悪かったですね」

「クラスレベルは全員2上がってるな。あと二人ともステとスキル振り忘れるなよ」



ホーリー Lv4→Lv15

精神:19→30


ユウキ Lv4→lv15

筋力:17→20

敏捷:8→16


rousen Lv11→19

知能:19→22

精神:12→17



ホーリー clv3

スキル取得

マジックバリア lv1

効果:MPを消費することで自身にバリアを張り、攻撃を一定回数無効化する。

クールタイム:120秒 効果時間:30秒 消費MP:50 無効化回数:1


ホーリー clv4

スキル取得

エンチャントバレットlv1

効果:弾倉に入っている魔弾を強化魔弾にする。

クールタイム:60秒  消費MP:弾数×5MP  追加効果:固定ダメージ追加:1



ユウキ clv3

スキル取得

アルスムーン lv1

効果:強力な振り上げ撃を行う。

クールタイム:30 消費MP:30スキル威力:130%


ユウキ clv4

スキル取得

ローウィング lv1

効果:薙ぎ払い攻撃を行う

クールタイム:30秒 消費MP:30 攻撃倍率:110% 範囲:5


rousen clv4

スキル取得

マジックランス

効果:無属性魔法攻撃を敵に向かって放つ。

クールタイム:30秒 消費MP:30 スキル威力:175%


rousen clv5

スキル取得

ファイヤーボール lv1

効果:炎属性魔法攻撃を敵に向かって放つ。

クールタイム:40秒 消費MP:40 スキル威力:140% 追加効果:炎属性固定ダメージ:10



ホーリー

スキル成長

MP・リロード lv1→3

MPを消費し銃に魔法の弾を込める

パッシブ 消費MP:1発MP5 動作速度:早



「よし、二人とも終わったな?じゃあ街へ戻るか」

「おう」「はい」




初期ステータス一覧

戦士

筋力:8

体力:10

知能:3

精神:5

敏捷:8

幸運:10


剣士

筋力:9

体力:9

知能:4

精神:4

敏捷:8

幸運:10


魔法使い

筋力:4

体力:6

知能:12

精神:8

敏捷:4

幸運:10


精霊使い

筋力:4

体力:4

知能:10

精神:10

敏捷:4

幸運:12


召喚士

筋力:4

体力:6

知能:8

精神:12

敏捷:4

幸運:10


クレリック

筋力:5

体力:8

知能:5

精神:12

敏捷:4

幸運:10


シューター

筋力:8

体力:5

知能:7

精神:6

敏捷:8

幸運:10


ガンナー

筋力:8

体力:8

知能:4

精神:4

敏捷:10

幸運:10


その他

サブクラスに選んだものを参照



全職業、合計値が44になります。

幸運は基本10固定。精霊使いだけ12スタートにしています。

[カニの硬羅の個数][ユウキのクラスレベルに対する発言]がおかしかったので変更しました。


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