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4.初戦闘

初の自作小説です。構想とかは結構考えましたがガバ文章だお思うのでこここうしたほうがいいんじゃないとかあれば教えてもらえると嬉しいです。

このゲームの序盤は、フィールドにでてモンスターを狩ることから始まる。

なぜなら、最初の町ではクエストを受けることができないからだ。


フィールドに出る前に、雑貨商店に並んで回復剤を買った。

回復手段がないのと、俺は通常攻撃ですらMPが減るからだ。


このゲームの貨幣は、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナとあり、

1000ブロンズ1シルバー、1000シルバー1ゴールド、100ゴールド1プラチナとなっている。

初期の手持ちは10シルバー。

雑貨商店売りのHP回復剤は500ブロンズ、MP回復剤は700ブロンズする。

俺はHP回復剤を4個とMP回復剤を10個、

ユウキはHP回復剤を14個、買っていった。


「はぁ、雑貨商店すごい混んでたな。5分もかかるなんて」

ちなみにHP回復剤の回復量は即時に500回復、

MPは即座に300回復する。

「今度こそフィールドにでるか」


マップに出た俺たちが行く先だが、事前に調べておいた。

多くのプレイヤーは北に4、5人のパーティーを組んで向かっているらしい。

どうやらそっちでは、序盤に使える片手剣と棍棒が敵からドロップするようだ。


だが、俺達は2人パーティだし、片手剣も棍棒も要らないため西に行くことにした。

西は、チュートリアルのような廃村があちこちにある荒野エリアになっており、

出てくるモンスターが硬いらしい。

何故そのエリアに決めたかというと、

まずそのモンスターは物理攻撃が通りにくく、魔法攻撃は通るのだが、ウィザードのスキルだとMP効率が悪いみたいだ。

しかし、マジックシューターの攻撃は魔法属性が付与されているため、少ないMPでここの敵を倒すことが出来るとユウキから聞き、ここに来ることに決めた。

ついでにブロードソードという両手剣と、防具の素材が出るのが決定打となった。


「おっ着いたな、俺達の初戦闘だ。引き締めていくぞ」

とユウキがいい武器を構えた。

「よっしゃ、やるか。なかなか様になってるな」

と軽く冗談を混ぜながら、初戦闘の開始。


敵は砂のカニだった。

サンドクラブ lv7 状態:敵対

HP:63/63


「よし、まずは物理攻撃がどれだけ入るか試してみるか!」

おらぁ、という掛け声と共にユウキは攻撃をカニに仕掛けた。



サンドクラブの体力は2割程度減った。

「こんなもんなのか」

とユウキが嘆いてる横で、サンドクラブがハサミを上げたため、自分はトリガーを引いた。

サンドクラブ lv7 状態:敵対

HP:50/63


「喰らえ!」

撃ち出された弾は7発。

街の中でリロードしていたため残弾数は13発だ。

ちなみに街では一部例外を除き、HPとMPは消費されない、リロードはできたが、攻撃も不可のようだ。


弾は全て命中。残り7割だったサンドクラブのHPを全部持っていった。


「ないすホーリー。やはりここの敵は物理防御力が高いだけで、体力自体は高いわけじゃないな」

「事前情報の通りだね」

アイテムのドロップは残念ながらなかったみたいだが、このゲームは敵を倒した時に経験値とお金を少し貰える。

ブロンズを11入手していた。


「この調子でガンガン倒すか」

「よっしゃ、頑張ろう。」

「もちろん」


こうして、約20分間狩りを続けていたら、ふとユウキが


「そういやぁホーリー、その銃って射程どれくらいなの?」

と聞かれ

「調べてないな。チュートリアルの時は、50m先は余裕だったぞ」

「うーん、どれくらいまでいけそう?」

「あれくらいじゃない」

と言って指を刺したのは、500m先に小さく見えたカニ。


「相変わらず化け物じみてるな。とりあえず試してみな」

と言われたため、その敵に対して銃を撃った。


音は聞こえなかったがカニがこちらに近づいてくるため当たったのだろう。


「おま、お前なにさりげなく1発の指切りしてるの」

とユウキが驚いたので

「とうふで練習したしな。別に簡単だろ」

「いや、その指切りが簡単にできるのは化け物だわ。ま、いいや、とりあえずそのカニ倒すぞ」





「お、レベルアップしてたわ。パーティーだし、ホーリーもしたんじゃね?」

と確認するとレベルアップしていた。

「あー、て言うか、チュートリアルで上がったステータスポイント振り忘れてたわ」

「お前もか。俺も今気づいたわ。ベータの時も同じことやったし、不親切だよな、チュートリアルは」

うんうんと、頷きつつ俺とユウキはステータスポイントを振った。


ホーリー Lv2→Lv4

精神:16→19


ユウキ Lv2→Lv4

筋力14→17


「あ、そういやぁ、ホーリーはステータス何に振った?俺は筋力と敏捷を上げたいんだが、HPも少しだけ上げようと思って、初期分だけ体力に少し振ったな」

「おれは、精神極振りだぞ」

「うわ、お前プレイヤースキルだけで銃当ててんのかそしたら」

「うーん、たぶんそうじゃない」

「言ってた通りだな、RGBOとはやっぱ結構違うのか?」

「しいて言うなら音がないから少し違和感があるくらい」

「なるほど」

「そういえば、クラスレベルも上がってるみたいだね」


ホーリー マジックシューターclv2

スキル取得

オーバーシューティング

効果:10発以上連続で射撃しているときに発動

11発目以降の攻撃力を上げる


クールタイム:パッシブ 消費MP:発動時50 攻撃倍率:11~120% / 16~150%

シューター専用取得スキル


「オーバーシューティングっていうスキルを取得したな。指切りしないと強いみたいだな。多分対ボス用」



ユウキ ナイトclv2

スキル取得

メイルパリィ:lv1

効果:敵の物理攻撃をたまにはじく。はじかれた敵は一定時間たつか攻撃をうけるまで物理防御力が低下する。

クールタイム:なし 効果時間:パッシブ 確率:2%




ホーリー

称号取得

長距離射手

条件:100m以上離れている敵に10回以上攻撃を当てる。


スキル取得

ファーストスナイプ:lv1

効果:50m以上離れていて敵に気づかれていない場合。最初の一発のダメージを上げる。

クールタイム:なし 効果時間:パッシブ 攻撃倍率:300%


「お、メイルパリィ取得した。レベルが上がると強くなるスキルの一つみたいだ」

「なんか称号とスキルゲットしたわ」

「おぉ、まじかどんな称号?」

「長距離射手って言う称号だな。ファーストスナイプって言うスキルも一緒についてきた。」

「あぁ、パッシブスキルだし普通に強いぞ。相性としては単発高威力の方が強いが、オート銃でも十分な効果だな」

「なるほどな」

[システム:メッセージが届きました]


「ん?なんかメッセージが届いたな」

「ホーリーもか。俺もとどいたわ」


[運営メッセージ:召喚士に致命的なバグが見つかりました。

つきましては10分後:レムラシア時刻4/1 23:00よりメンテナンスを行います。


これに伴い最初に召喚士クラスを選択したプレイヤーにはステータス及びクラスリセット券を配布

また、お詫びにすべてのプレイヤーにHP回復剤大×10 MP回復剤大×10 経験値ブースト50%3時間を配布します。

ステータス及びクラスリセット券は5日後の定期メンテナンスで削除させていただきます。


「召喚士クラスにバグだってさ」

「関係ない俺のようなプレイヤーにまでお詫びくれるのはうれしいな」

「でも、ステータス及びクラスリセット券配布は本当に致命的だったんだな」

「たしかにな、まぁとりあえず10分ってあったし、今ドロップしたアイテム確認して街に戻るか」

「せやな」


ドロップアイテム

カニの強硬ばさみ×9 ☆3

カニの身×33 ☆1

カニの甲羅×8 ☆2

カニの硬羅×10 ☆3


「分配どうする?」

「カニの身は露天商に売ってもいいかもな、回復アイテムに使えるみたいだし」

「じゃあ、そうするとして売り上げを半分こするか」

そうして町へ戻ると、あと1分ほどしかなかったので、後で売り払うことにしてログアウトした。

アシストについて少し補足


ユウキはステータス的にアシストが入ってますがアシストは本来邪魔にはならないようにできてます。


しかしホーリーのような超人AIMを持っていると少しでも勝手に動かされるのが邪魔に感じるのでステータスの振り方としては間違っていないという感じです。

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