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19.装備更新1

評価してくださる方が増えてとてもうれしいです。

初の自作小説です。構想とかは結構考えましたがガバ文章だお思うのでこここうしたほうがいいんじゃないとかあれば教えてもらえると嬉しいです。

首都クロウまであと数分というところで、ユウキのログイン通知がきた。

「おいおい、だいぶ早めにインしたな」

ユウキは待つのがあまり好きではないタイプなので急いで帰った。


「はぁはぁ、このゲーム走ると疲れるのとか、無駄にリアルすぎる」

「おぉ、ホーリー」

「待たせたな、と言ってもその様子だと露天とか見てて、あまり待たせた感ないけど」

「まぁね、エリア3まで攻略は進んでるのか」

「あ、そうだ先に売り上げ渡すぜ。なんか売り上げが思った以上にあったらしくて、当初よりも多くもらってるから、はい400S」

「おう、センキュ。あそうだ、チャットで言うか。人に聞かれたくないから」

[ユウキ:今日会議で、3日後、ゲーム内で18日後になるが、イベントをやるらしい。明日には告知出すそうだが先に教えてもらってな。PRに遅延入れていいから配信して欲しいそうだ。それとPR動画も公式ページに載せたいらしい]

[ホーリー:構わないけど、こっちって6倍で進んでるんだろ?配信ってどうやるんだよ]

[ユウキ:専用のサイトとソフトがあるらしい。サイトはハードを持ってないと見れない仕様だ。ゲームは持ってなくてもいいみたいだな]

[ホーリー:なるほど、じゃあ登録くらいでいいのか準備は?]

[ユウキ:そうだな、10分もかからないらしい。ロウセンさんきてないし、今からやるか?]

[ホーリー:それもそうだな]

そんな訳で一瞬ログアウトして登録してきた。

再びログインすると、どうやら俺らとほぼ入れ違いになったらしく、ロウセンさんがインしていた。

[ホーリー:ロウセンさんすまない。野暮用で少し席外してた、今どこにいる?]

[rousen:あ、いえ僕も数分前にインしたばっかりですよ。露店を見て回ってました、あ、二人見えますよ。そっちに行きますね]


「こんにちは、いやー首都クロウ賑わってますね。最初の首都ってこともあって、しばらくここを拠点にする人も多そうですし」

「そうだな」

「次のエリアは首都じゃないのか?」

「次は要塞街タルトという街だな。街と言っても首都に迫るほど大きい街になってるが」

「なるほどなぁ、要塞街ってことは壁やら砦で囲まれてるのか?」

「そうだな、魔族に対して強い街になってる。過去救世主がいない状態で唯一無事だった街らしい」

「ちなみに、その4エリアまで情報はわかってて、4エリアは最初の街ほどの大きさの場所みたいです。名前までは定かになってません」

「ベータも4エリアまでは行けてないんだな、そういえば話したいことがあるんだった」

「なんだ?」

「ユウキさ、ギルド作るんだろ?」

「初耳ですけど」

「ロウセンさんには話してなかったね。まぁこいつとは毎日会ってるから、そういう話もするんだけど。まぁ、ギルドは作るよ。名前も決まってる」

「そうなんですね」

「そう、それでなんだけど、実は同盟のお誘いを受けてな」

「誰にだ?てか、同盟なんてお前知ってたのか」

「俺もその人に教えてもらったんだが、マリおんっていうプレイヤーはわかるか?」

「ホーリーお前、マリおんって言ったら、情報屋のトップじゃないか。それにギルド人形劇団の創設者、現サブマスターの超がつく有名どころだ」

「ギルドの方も有名なのか」

「現2位のギルドだな、個人単位で見れば人形劇団のギルドマスターが1番強いと思うが」

「ん、まぁそのマリおんさんに同盟をお願いされてるって訳よ」

「こっちとしてはこれ以上にない話だが、いいのか?俺とお前二人だけのギルドだぞ」

するとロウセンさんが少し悲しげに

「僕も入りたいです」

「いいのか?正直ギルドを作るのは少し遅いぐらいだ。もっと大きなギルドの方がいいと思うけど」

「はじめての仲間ですから、ダメですか?」

「いや、むしろ歓迎だ。まぁ、ロウセンさんも入って三人のギルドになる訳だ。向こうに入るメリットが少ない気がするが、どういう経緯で同盟の話になったんだ?」

俺はライトニングフィッシュの話を一通りした。

「なるほど、まぁお前を誘うのはわかる。俺がマリおんさんの立場でも誘うからな、だが同盟の話までするかなぁ」

「それは疑問ですね」

「まぁ、直接話してみるのが1番じゃないか?同盟組むにしても、直接会わないといけないんだろ?」

「まぁ、それもそうだな」

「他に何かありましたか?」

そう聞かれたので一応やったことを話した。

「お前なぁ、レベルこそ上がってないけどめっちゃ進んでるやんけ」

「ま、まぁレベルを上げるなとしか言ってなかったですし、仕方ないですよ。それにほら、PTが強くなるのはいいことです」

「まぁ、そう言ってもらえると助かる。そういえばロウセンさんは裁縫レベルどうなんだ?厚いローブ作れそうか?」

「それがなかなかインできなくて作れないんですよね。厚いローブは上位ローブの中間素材にもなるので作りたいのですが、繋ぎの装備を用意する必要がありそうです」

「俺もエリア2にブロンズ装備は少し心許ないな。レベルが高ければブロンズ装備でもいけるのだが」

「じゃあ、ゴーさんのとこに行ってからなんかするか」

ってなわけでゴーさんの店に行った。


「ゴーさんさっきぶりだな」

「さっきと言ってもだいぶん前になるがな。で、今度は三人で買い物か?」

「そうですね、えっとローブ作るの時間かかりそうなので、ついては買いたくてですね」

「俺もだな、蠍装備が作れると聞いたが、まだだよな?」

「Raijinならもうインしてるぞ。何やら早く帰ってきたらしく、今は工房で今言った蠍装備を作ってる筈だ。ちょっと待ってろ」

そういうとゴーさんはRaijinさんにメッセージを送ったようで

「もう直ぐ戻ってくるようだ、それまでにロウセンさんの装備を見繕ってやろう」

「あ、はいありがとうございます」


「そうだな、これとこれとあとこれあたりか」

というと3セットの防具が並んだ。


・強化魔術師セット 100S

・雷蜘蛛セット 250S

・黒布セット 350S


の3セットのようだ。

「へぇ、もうブラッククロースあるんですね」

「当たり前だ。うちの品揃えをなめてもらっちゃあ困る」

「うーん、少し高いけど性能ならブラッククロース一択なんですよね」

「いいんじゃないか?」

「そうだな、ブラッククロースは安定して強いからな」

「うん、じゃあそうします」


ブラッククロースハット

防御力3 魔法防御力3 詠唱速度上昇:小 スロット1

ブラッククロースアーム

防御力2 魔法防御力5 魔法攻撃力増加:小 スロット1

ブラッククロースローブ

防御力4 魔法防御力7 MP増加:100 スロット1

ブラッククロースブーツ

防御力2 魔法防御力2 踏破能力低下:微小 スロット1



「黒で統一されててかっこいいな」

「照れるじゃないですか、ありがとうございますゴーさん」

「Yo,Yo,帰ってきたゼ、待たせたゼ。ユウキの装備できたゼ」

「蠍装備か。まだ知られてない未知の装備。フルセットで揃えて着けれるのは嬉しいな」


スコーピオンヘルム

防御力7 魔法防御力4 麻痺耐性:中 スロット1

スコーピオンアーマー

防御力10 魔法防御力7 毒耐性:中 スロット1

スコーピオンガントレット

防御力6 魔法防御力4 生命力:1 スロット1

スコーピオングリーブ

防御力8 魔法防御力6 敏捷力:1 スロット1


「うおぉ、これは強いな。少なくとも1エリアでできる装備とは思えない」

「そうだゼ、俺もびっくりしたYO」

「この生命力と敏捷力っていうのは具体的に何なんだ?体力と敏捷が1づつ伸びるのか?」

「だいたいあってるが伸びるのは1の場合は3だな。2は5、3は10までわかってる」

「ステータスUP系は腐らないからいいゼ」

「代金はいくら払えばいい?」

「余った蠍素材くれるなら、いらないゼ」

「うむ、もう2セットは作れるから、作って売ればむしろプラスだ」

「おっけ、じゃあそれで頼む」

「ホーリー、こないだ見せてもらった光銀魚の装備レシピが分かった。だが、あんなに大量に使わないようだ」

「あー、たしかにそうかもね」

通常でとるには確かに苦労する敵だから必要素材個数が少ないのだろう。

「そんなわけでだ。30個ほど、150Sで買いたいんだが、駄目か」

「いえ、俺は全然いいっすけど」

「じゃあ頼む」

取引を済ませ、俺以外は装備を一新した。


「ホーリーは武器防具どうするんだ?いくら後衛で攻撃食らわないとはいえ、魔法とかたまに飛んでくる可能性あるぞ」

「それなんだが」

と言って俺はリン婆のレシピを開いて見せた。

「これが例のレシピか」

「そう、でこれ見て。マジックシューズ以外にも防具がいっぱい載ってるだろ」

「へぇ、どれもよさそうな装備ですね」

「足りないのはすべてモンスタードロップ素材で他は一応そろっているんだ」

「じゃあ、装備更新できてないのホーリーだけだし、素材目当てでまた狩りに行くか?」

「その前にギルド作っておこうぜ。ボーナスがあるんだろ?」

「そうですね、ギルド作るとPTボーナスあるので、作れるなら作ってもよさそうですね」

「ナイトクラスなら安くなるんだろ、ギルマスは頼んだぜユウキ」

「まかせとけ」

「それでは総合ギルドに行きましょう」

─────────────────────────────────────

ホーリー Lv25

HP:3800

MP:2650


クラス:マジックシューターlv6

称号:長距離射手/西の先駆者/黒楼の友人/魔道具師リンの弟子/下克上

クラススキル:MP・リロード改lv2/マジックバリアLv3/エンチャントバレットLv2(ファイヤlv2・アイスlv1)/オーバーシューティング/ヒールバレット/ファントムバレットlv1


スキル:ファーストスナイプlv3/魔力操作lv5/魔力注入lv2/釣人/先駆者lv1/魔道具製作・オリジナルlv1/魔道具改造/氷属性適性lv1/雷属性適性lv1/火属性適性lv1/下克上lv1


残金:850S

ゲーム内4/8:12時00分  リアル7/22 16時30分

年末・年始は書き溜めがなくなったら休載(3日間ほど)するかもしれません。するとしたら31・1・2でします。ご了承ください。

誤字報告してくださる方とても助かります。ありがとうございます。

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