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11.ライトニングフィッシュ

誤字報告やブクマ、評価ありがとうございます。

初の自作小説です。構想とかは結構考えましたがガバ文章だお思うのでこここうしたほうがいいんじゃないとかあれば教えてもらえると嬉しいです。

NPC情報露店に行っても、水銀の手に入る場所はわからなかった。

こういう時はプレイヤー情報屋なんだろうが、詳細を知らない。仕方ないので、その手の情報が載っている掲示板を見てみた。


1.ベテラン救世主 17:12:05

困ったらこの情報屋を使え

マリおんの情報露店:現在首都クロウ北

saki情報発信局:現在最初の街

.

.

.




「うーん、この街から出るのは面倒だし、このマリおんって人の情報屋を探そう」

マリおんを探して首都クロウの北側を歩くこと20分。それっぽい露店を発見した。すると、

「あらやだぁん、お客さんかしら?あなたみたいな子好みだわぁん」

(やばい、やばい。絶対、関わったらいけないタイプの人間だ)

そこにいたのは、巨体のオカマだった。

「いえ、違います。」

「嘘ついちゃって可愛いぃ。ここに来る子はみんな、このあたし、マリおんに用があってきてるわ。あなたもそうでしょ?」

「...」

「黙っちゃってぇ、安心して。情報は確かなものを取り扱ってるわ」

「そうですか、えっと実は水銀というアイテムを探してまして」


「水銀なんか探して、何に使うのかしらぁん」

「実はクエストで必要で」

「んまぁ、クエストで必要?初めて聞くわね。詳しく聞かせてくれるなら、水銀の情報タダで教えてあげるわよん。水銀って使い道がないから、情報としてもそこまでだしね」

「えっと、魔道具製作わかるか?あれの習得クエストで必要なんだ」

「なるほどぉん、ちなみにあなた魔道具製作のクエスト受けれてるのね?」

「え?受けれてますけど」

「実はそのクエスト、ベータ時代から見つかってるけど、誰一人受けれてないのよ。そんなクエストをあなた受けれたなんて、どういうことかしら」

「うーん、そういえば受けた時に、りん婆が資格云々言ってました」

「資格?何か条件がないと受けれないクエストかしら」

「多分精神かMPですかね、MPの総量聞かれたので」

「なるほどだわぁん、これ20Sよ。水銀とは別に思った以上の情報だったからあげるわ」

「いいんですか?本当かどうかもわからないのに」

「いいのよ、あなたみたいな子が嘘つくとも思えないし。それと今から水銀取りに行くつもりなら、私も連れて行って欲しいわ。あなたに興味が湧いちゃったもの」

「水銀は取りに行くつもりでしたが、いいんですか?情報屋が留守して」

「いいのよ、情報屋とてレベリングもするし。自身で情報を仕入れられれば、それだけ売り上げが出るしね」

「んー、ならそういうことで」

「じゃあ、いくわよぉ」



こうしてマリおんさんと水銀を取りに行くことになった。

道中マリおんさんが水銀の入手方法を教えてくれた。

「このまま首都クロウの西に向うと湖があるわ。水銀は、そこにいるシルバーフィッシュって言う弱い魔物から、低確率で落ちるわね」

「へぇ、湖か」

「詳しくはついてからのお楽しみね」



首都クロウから湖までは30分ほどかかった。

道中の敵はハイセイントであるマリおんさんが薙ぎ払ってくれた。

情報屋なのにここまでの強さとは、恐るべしマリおん。



「ふぅ、結構かかったな」

「ホーリーくん、体力低いもの。片っ端から敵を倒したら少し遅くなっちゃったわね。まぁ私が敵を倒す必要はあまりなかったかもしれないけど」

(この子ヒールバレットの回復量的に精神振りのはず、なのに私にも敵にも全て当てるなんて)

「いや、マリおんさんがいてくれて助かったぜ、とりあえずシルバーフィッシュ狩っちゃおう」

「そうね」




湖に近づくと、西の洞窟に劣らないほど綺麗な光景だった。

湖は淡く光り、その中央には綺麗で壮大な木が立っていた。




「綺麗だな」

「そうね、でもおかしいわ。ベータ時代に来た時も綺麗だったけど、湖は光ってなかったわ。どう言うことかしら」

「ん、そうなのか」

「うーん、もう少し近づいてみないとわからないわね」



「なるほど、魚が光ってるな」

「見た目はシルバーフィッシュなのだけど、光ってるわね」

「あれがシルバーフィッシュなのか」

「光ってなければね」



ライトニングフィッシュ Lv25 警戒

20/20



「どうやら、名前も違うみたいだな」

「そうねぇ、でもベータと違う仕様やモンスターもいくつかあったわ。とりあえずこのモンスターから水銀が出るか倒してみましょう」

「そうだな」



「このライトニングフィッシュ、すごく動きが速いわ」

「言われなくても分かってる」

「私の攻撃全部当たらないわ」

「近接は不利みたいだな」

こうして格闘すること4分。やっと1匹倒すことができた。

「ふぅ、これを水銀出るまでか。そもそも、こいつから水銀が出るのか?」

「ホーリーくんドロップアイテム見たかしら?」

「いえ、見てないですけど」

「この魔物から水銀出そうだわ。名前はライトニングフィッシュだけど、アイテム名を見て。光銀魚って書いてあるわ」

「つまり、これがシルバーフィッシュってことか」

「えぇ、多分出世魚みたいな感じじゃないかしら」

「なるほど」

実はこれと次の話は書くのが2回目で投稿しようと全選択したら間違ってデリートしてしまいましたw

内容的には2回目(この投稿)のほうがすっきりしていると思いますが流れがもしかしたらおかしいかもしれません。

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