第1章 初旅の冒険
1話 濃い日々
………風の音が聞こえてくる、俺はゆっくりと目を開ける。
うっ、まぶし。
起き上がり周りを見渡して見る。
ここは、平原か~町からがよかったな~
さて、今ある物を確認するか。
カバンに教科書、スマホとノートパソコンだな。
これから町に行きたいけど、どうしよう。
そうだ!スマホのマップ!……て言っても日本地図だし、どうしよう。
取り敢えず道なりに進んで行くか。
そして、今日からスマホに日記をつけることにした。
○月╳日
異世界生活1日目
いろいろあって疲れたので、寝ることにした。
結果、追い剥ぎにあった。
何かごそごそするな~、と思い、目を開けてみると、周りに盗賊がいた。リアル盗賊だ。と思っていると、俺が持っていた全ての物を取られた。幸い、パソコンとスマホは助かったが、他は全て取られた。なので日記は続ける。
○月╳日
異世界生活2日目
追い剥ぎにあった次の日、お腹が空いたので、食べ物を探した。
幸い近くに森があったので、中に入り食べ物を探す。
暫く歩き、キノコを見つけた。食べた。
結果、吐いた。
物凄く不味かった。これならそこら辺に生えている雑草のほうがまだましだ。
そして、またキノコを見つけた。食べた。
結果、下痢を下した。
その日はお腹か痛くて眠れなかった。
○月╳日
異世界生活3日目
痛さがましに成ったお腹をさすりながら森を歩いた。
結果、エルフの村があった。
エルフの村に近づくと、女のエルフが叫び声を上げた。歓迎されてるのかな? と思いながらまた一歩近づいた。
結果、矢を放たれた。
俺は逃げて逃げて逃げ続けた。頬を矢がかするが、無視して走る。
結果、崖から落ち、川に突っ込んだ。
そこで意識が途切れた。
○月╳日
異世界生活4日目
気がつくと、子供に突っつかれていた。
パソコンは無くなっていたが、幸いスマホは無事だった。
子供を見ると、何故か笑っていた。歓迎されているのかな? と思いながら立ち上がる。そこには、こちらを蔑みた目でみている女性がいた。ゾクリとした。何か新しい扉を開いた気がしたが、気のせいだろう。
そして、女性に話しかけた。
結果、川へスパーキング。
○月╳日
異世界生活?日目
真っ白な空間にいた。
そこには、呆れた女神がいた。
俺はまた死んだらしい。そこで、また異世界に行かせて貰えるそうだ。今度は町へ送ってくれるらしい。
そう言われて、意識が途切れた。
○月╳日
異世界生活二週目の1日目
町にいた。
周りの人は突如現れた俺に驚いていた。
結果、衛兵に捕らえられた。
そこで尋問を受けた。何やら、古代魔法のテレポートについて聞いてくる。知らないと言ったが、全く話を聞いてくれない。
そして、いつのまにか意識が途切れた。
○月╳日
異世界生活二週目の?日目
また真っ白な空間にいた。
そこには、てへっ、とした女神がいた。可愛いから許した。
俺はまた死んだらしい。そこで、今度は町の近くに送ってくれるらしい。
そう言われて、意識が途切れた。
○月╳日
異世界生活三週目の1日目
町の近くにいた。
暫く歩き、町に着いた。
結果、衛兵に捕らえられた。
証明書が無いとか言われたが、良く分からなかった。
また、尋問された。長く続いた。
いつの間にか意識が途切れた。
○月╳日
異世界生活三週目の?日目
またまた真っ白な空間にいた。
そこには、またてへっ、とした女神いた。今度は許さなかった。
暫く話し合い、証明がいらない町の近くに跳ばしてくれることになった。
そう言われて、意識が途切れた。
○月╳日
異世界生活四週目の1日目
今度は違う町の近くにいた。
町に入った。
結果、衛兵に捕らえられた。
お金がいるらいし。
そこで、またまた尋問された。長く、とても長く続いた。
いつの間にか意識が途切れた。
○月╳日
異世界生活四週目の2日目
真っ白な空間にいた。
そこには、またてへっ、とした女神いた。今度は本気でキレた。
暫く話し合い、お金を貰った。
そこで意識が途切れた。
○月╳日
異世界生活五週目の1日目
今度は町に入る時にちゃんとお金を払った。
結果、ちゃんと通してくれた。
そして、俺の異世界生活が始まった………。
「くそったれーーーー!!!!」
俺は本性を現した。
何丁寧に日記書いてんの!? バッカじゃない!? クソ女神がぁ!? どんなハードな世界だよここは!?
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何が有ったかは省略しておこう。
まずは宿探しだな。