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プロローグ
「ここは……通すわけにはいかねえんだよ!」
俺は右手に持つ剣をぎゅっと握り、構える。俺と向かい合う敵の知能はあまりいいものではないらしく、俺の発した言葉の意味を理解していない。
「ヴァラララ!」
雄叫びを上げた敵は全身を低くし、俺に向かって突進をしてくる。
透かさず剣で受け止めようとするが、あまりの力に弱った俺の体では受け止めきれず、そのまま俺の体は宙を舞った。
時間が止まったようにゆっくりと流れるこの感覚。
「懐かしい」
ふと昔の記憶が蘇る。まぁ、昔といってもついこの前、数か月前の話だ……。
はじめまして&いつもありがとうございます。
どうも白川みつきです。
今回の作品は王道異世界ファンタジーにしてみました!
私に異世界モノが書けるのか少し不安ですが、楽しんで書いていこうと思います!
感想や指摘をくださると嬉しいです!
(次回の更新は諸事情により八月二日以降になります。すいません)