表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ささやきの運命  作者: 乾為天女


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

28/120

第二十八章 真実の扉

 魔族の城の奥深くへと導かれた悠聖と紗江。

 黒曜石の床が静かに二人の足音を反響させる。

「……これから、どうなるの?」

 不安げに紗江が呟くと、悠聖はすぐに彼女の手を握った。

「怖がるな。俺がいる」

 ——ドクン。

 その一言だけで、体の力が抜けていく。

 この人が隣にいるだけで、どうしてこんなにも安心できるのだろう。

「紗江」

 悠聖がそっと彼女の髪を撫でる。

「……っ」

 心臓が跳ねる。

 指先が、優しく頬をなぞった。

「お前は、俺だけを信じればいい」

 その囁きが、甘く耳をくすぐる。

(もう、だめ……この人に……)

 理性が蕩けそうになる。

 ——その時。

「着いたぞ」

 リゼルが立ち止まり、巨大な扉を開いた。

 そこには、古代の魔法文字が刻まれた巨大な石碑が鎮座していた。

「これは……?」

 紗江が息をのむ。

 リゼルが静かに告げる。

「“ささやき”の真実が、ここに記されている」

 ——ドクン。

 紗江と悠聖は、互いの手をぎゅっと握り合った。

 この扉の向こうに、世界を揺るがす真実が待っている。

 そして、二人の運命もまた——変わろうとしていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ