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久しぶりの空へ

作者: 秋葉竹



ぶんめいが

どんな風を吹かせたのか

わからないふりをして

マンモスを狩った


地球は時計を棄てて

なんにもない大地が産まれた



朝焼けは朝に焼けるし

夕焼けは黄昏どきの色


原っぱが

背伸びをして

解き放たれて叫ぶ罪の哀


原っぱは叫ぶし

叫びつづけ

つづけ

つづけるだろう

原っぱの言の葉を



この河を隔てて

さみしい王へのへつらいは

二度とみなくてよくなるだろうさ

この河につける名はたれよりも明るい笑顔


みなれたシッタールダの笑顔の

罪深い弔い

とか

この河の果てへは

二度とゆかないだろうさ

伝えたい音には響かない

あまりにも語りがたい

絶悶屹度の

純恋があるから

とか


さぁ

その命の果てを

語ろうか?


いつだって

痛がって

日を超えた闇の数えられない冷たさの

ふりした明るいくだらなさの

そのまんまのそのまえで








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