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時を越えて

作者:りん
小学五年生だった。

たまたま拾ったペンを褒めたら、転校することになったあの子が「あげる」と渡して来た。

確かに『友達』だったあの子。あのとき勇気を出していたら、何かが変わったんだろうか。

──懐かしい、セピアの記憶。

【1】
2024/06/14 10:30
【2】
2024/06/15 10:30
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