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不登校転生  作者: 凛快天逸
3/10

「えっと、ここはどこ……?」


 どこか遠い所に飛ばされたのか?僕は?

 確か、ネット小説にクリックしたら、急に全身が画面に吸い込まれたみたいな……

 とにかく、長いような短いような変な経験だった。


 僕は今、道が6つに分かれる交差点にいる。 少しだけぼーっとしてる頭で、辺りを見渡した。


「ここってもしかして、異世界……?」


 石畳の道に、見渡す限り芸術品のような建物郡。


「人もいっぱいだ……」


 あ、でも、人って言うべきなのか?だって、僕が普段見慣れてる人間とは、ちょっとだけ異なる外見を持った人もいるんだ。


「ふむふむ……」


 それから僕は目を閉じて、耳を澄ませた。


 色んな言語が耳の中に流れ込んでくる。 聞き取れない謎の言語も多いし、それに確かではないんだけど、英語?みたいな感じの言葉も聞こえたような気がする。あと、日本語だってその中にあった!

 どうやら意思疎通を行うのには問題ないらしい。


 さっきまで呆然としていた頭は未知の経験で、スッキリした。

 

「すっげぇ!」


 まるでゲームだ!それも無茶苦茶リアルなやつ!

 それにだ、こんな感じのゲームならこれまでやったことがあるんだ。 

 例えば、西洋が舞台のアクション系。剣とか魔法とか使えるやつとか。


「へへへ……」


 僕の心は、突然異世界に吹き飛ばされたという一つまみの不安と、それを大きく覆い尽くすほどの興奮が入り交じる。

 一人だけだからちょっと怖いけど……


 でもずっと不登校として部屋に籠もるよりは絶対に楽しいはずだ!


「よっしゃ!冒険してやるぜ!」


 それから僕は数十分ほど、とにかく移動しまくった!



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