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【ZERO2】Against The Wind  作者: 市尾弘那
51/69

第12話(5)

「最近気づいてきたよ。だからさ、だから……」

 女の子は男が思うよりいろんなことを考えてて、俺には全然わからない不安の種とかそういうのが、あゆなにはあるのかも知れない。

「あゆなこそ、そうやって俺を、遠ざけないで」

「……」

「不安に思うこととか、嫌なこととか、俺に言って。言われなきゃきっと俺は、わからないから」

「……うん」

 あんなにひねくれてばかりだったあゆなが、付き合っている間に少しずつ素直になっていく気がする。口が多少悪いのは相変わらずだけど、それを見ていると、そうさせてたのは俺だったんじゃないかって気がする。

 俺があゆなの気持ちに気づかずにいたから、あゆなも自分の気持ちを知られまいとどんどん意地を張ってたのかもしれない。

 だって今は……俺の前でこれだけ素直だ。

「もっと自信持って。あゆなが思ってるよりずっと」

「うん」

「俺は、あゆなのことを、大切に思ってるから……」


          ◆ ◇ ◆


 新宿のクイーンズレコードでインストアイベントがあって、それに出させてもらったその夜、バイトに足を向けた頃にちょうど雨が降り始めた。

 ぽつりぽつりとどこか生温さを感じさせた雨は、日が沈むと大気の熱を奪って少し肌寒ささえ感じさせた。

 平日の週始め、雨のせいもあってか客は少ない。

 ニ組しかいない客の初回オーダーが済んでしまうと、店員は暇を持て余して各自の持ち場でぼーっとしていた。俺も、担当になったセンターポジションでトレンチを持ったまま、壁際に控えて煙る窓の外をぼんやりと眺めていた。

 薄布で視界を覆ったみたいに細かな雨で霞むビル。駅前のアルファビジョンの電光が雨と窓ガラスに滲んでぼやける。

 トレンチを抱えてあくびを噛み殺していると、同じように暇をしている健人が近づいてきた。俺より一時間遅い出勤だった健人は、今し方入って来たばかりだ。

「お前が来ると雨が降るなあ」

 それは気のせい。もしくは言いがかり。

「んなわけあるかよ。昨日とか混んでた?」

「昨日はそうでもない。一昨日は凄いことになってた。なーなー、お前の彼女、来ないの?」

「……何で来るの?」

「だって彼女じゃん」

「来ないよ」

「何だよ。出し惜しみするなよ」

 出し惜しみの意味がわからん。

「見たってお前に彼女が出来るわけじゃなし」

 俺の言葉に健人は「何をぅ」と雇われ店長児島に見つからないように足でこそっと蹴飛ばした。

「いてーな」

「うまくいってんの」

「いってると思ってる」

 あゆながあーして不安を感じるのは、俺のことを好きでいてくれてるから。

 伝えてもくれるし、かと言って俺を束縛するわけでもないから、今のままでいられれば……この先気持ちがすれ違うことがあったって、きっと何とかなるだろう。

 ……きっと。

「なーんだ。うまくいってやがんのか」

「俺が彼女とうまくいってると何か不満でも?」

「不満不満。俺が寂しく枕抱えて寝てんのに、お前は彼女抱えて寝てんのかと思うと殺意抱きたくなる」

 そーゆー下世話なこと言うなよな、店で。

「虚しいこと考えて殺意募らせるくらいだったらエロビデオでも見てる方がよっぽど健全」

 とか言って、俺も大概下世話な返答をすました顔で返すと、健人は「そりゃそーだ」と吹き出した。

 ニ人して下向いてこそこそと笑いを噛み殺していると、「あ、そうだ」とふと思い出したように健人が呟く。

「こないだ、女の子来てたよ」

 女の子?

「そんなん毎日いっぱいいろんな種類が来てると思いますが」

 そんな報告受けてたらきりがない。

 ネクタイが歪んでるのに気がついて、トレンチを脇に挟み込んで直しながら言うと、健人がそれを妨害するように首の後ろの襟から覗くネクタイを引っ張りながら「そうじゃなくてさー」と呟いた。

「そうじゃないって何」

「『橋谷サンってここで働いてるって聞いたんですけど』って」

 ……は?

「どんなコ?」

「うーん。これと言って特徴はなかったなあ。普通のコ」

 それじゃあわからん。

「バンド関係の人かなーと思ったんだけど良くわかんなかったから、『今日は来てないよ』とだけ言っておいたけど」

「ふうん。何だろ……だーかーら、やめろってば」

 健人が後ろからネクタイをぐいぐい引っ張るので、直すどころか乱れていく。

 遠くから店長が睨んでいるのに気がついて、ニ人して何食わぬ顔で姿勢を正しながら、もう一度ネクタイに手をかける。

「何かないの? 髪が長いとか短いとか。背が高いとか低いとか」

「座ってんだから身長なんかわかるかよ。髪は、そうだな……長いとも短いとも……」

「覚えてねーんだ」

 つまり健人の好みではなかったと。

 内心首を傾げながら、来客を告げるチャイムの音に顔を上げる。

「いらっしゃいませー」

 隣で揃って声を上げた健人が、壁から離れた。客の方へ向かうのを見て、任せることにする。ああ、暇だ。

 窓の外では今も静かに雨が降っていた。ざぁざぁと言うよりはしとしとだ。霧のように細かい雨の向こう、夜に霞むアルファヴィジョンが見えた。

 ぼんやりと眺める。誰だろう。ミュージッククリップだな……あ、誰だかわかった。GROBALだ。

 どっちかって言うとユーロっぽい音楽やってて、最近ミクスチャーっぽい匂いも混ざり始めている。俺は好きとも嫌いとも言わないけど、そこそこ売れてると言えるだろうか。知らない人は知らないだろうけど、チャートに入ったり入らなかったり、みたいな。

「すみませーん」

 客の呼ぶ声に、ぼんやりしていた俺は我に返った。営業スマイルを作り、顔を戻す。

「はい」

 俺は元々、愛想は多分悪い方じゃない。だけど反面、感情が表面に露出しやすいから、愛想笑いとか営業スマイルとかってそんなに得意とも言えなかった。……そう。『作る』のは、苦手だった。

「生中をニつですね。かしこまりました。こちら、空いているお皿をお下げしても宜しいですか」

 いつからだろう。笑顔を作るのが上手くなってきたのは。

 そりゃあ、バイトだって仕事だ。自分の気分で客に接するわけにはいかない。でも多分このバイトを始めてから随分上手くなった、愛想笑い。

「いらっしゃいませー」

 次第に店が混み始め、今し方まで暇していた俺もぼけっとはしていられなくなる。店の中をトレンチ片手に忙しく動く俺の視界で、雨の向こうのアルファヴィジョンが時折揺れた。

 ガラスの向こう、画面の中で歌う彼らは、雨に霞んで見えない。今の俺には到底届かない。

(比較してたら、きりがない)

 上なんか見たらどこまでだっていく。

 見るのは上じゃない。下でもない。

 ……前。

(何とかなる何とかなる)

 いつか必ず叶う。叶える。

 強く望む気持ちが、努力に繋がり、努力が夢を引き寄せる力に変わる。

 強がりだってわかっているけど、せめて強がらなきゃ。

「橋谷ぁ。ちょっとディッシャー入って! それ、代わりに持ってくっ」

「へーい。五番テーブル」

 バイト仲間に声をかけられて、注いでいたビールをその場に残してバックルームに入った。誰の手も回らなくなって回収された皿がたまっている。

 皿洗いやっているのは別に全然嫌いじゃないから黙々と運ばれてくる皿を洗い続けていると、ディッシャー口に空のグラスを並べながら健人が顔を覗かせた。

「おりょ。いつの間にそんなところに」

「頼まれたから」

 言いながら、棚を空けるためにがんがん流しに皿を突っ込んでいると、トレンチいっぱいに並んだジョッキをそこに移動しながら健人が顔を寄せた。

「あのさ、さっき言ってたコたちが、また来てる」

 さっき?

「何だっけ」

 グラスはラックに入れてそのままウォッシャーにかけるから、流れ作業のように健人が置いていくグラス類をラックに突っ込みつつ首を傾げると、健人が呆れ顔を見せた。

「こないだ橋谷訪ねて来たって言ったじゃん」

「ああ……え?」

 言われて手を止める。

「どこ?」

「一番。レジ脇」

 気になってそろーっと顔を覗かせる。健人の肩越しに僅かにそのテーブルが垣間見えて、俺は軽く眉を寄せた。

「誰?」

「俺に聞くな」

 そりゃそうなんだが。

 もう一度、見てみる。やっぱりどう考えてもどっちのコも知らなかった。何だろう。

「勘違いじゃねーの?」

 肩を竦めて、水を張った流しの中に沈む食器を取り上げる。スポンジで汚れを簡単に落としながら言うと、ディッシャー口に他の人が運んでくる皿を整理して並べながら健人も彼女たちを振り返った。

「えー。絶対そうだって」

「何か聞かれた?」

「いや、今日は聞かれてないけど」

「だって俺、知らねーもん」

 もう一度考えてみるが、やっぱり絶対知らない。でもライブに来てくれた人とかだったりすると……わかんないけどさ。

 俺だって別に客全員としゃべってるわけじゃないし、しゃべったっていちいち顔を覚えるわけでもないし。

 そうだとしたら、思い出しようがない。

 皿を洗ってはラックに突っ込んでディッシャーに流しながら首を傾げる。……ま、考えたってしゃーない。用があれば話しかけてくるだろ。

 やがて忙しい時間を通り過ぎて、皿洗いから解放された俺は濡れた手を拭いながら本来の持ち場の方へ戻った。

 テーブルについている客のオーダーはほぼ出揃っていて、ぽつぽつとある追加オーダーに対応するくらいだ。さっきまでの慌ただしさが嘘みたいな、暇さ。

 とは言ってもオープン直後ほどじゃないけど。

 灰皿でもとっかえて回ろうかなーとか思ってたら、出入り口のドアが開いた。新規の客かと思って、内心がくっとした。芽衣子が俺を振り返って笑いながらドリンクカウンターへ歩いていく。俺もそちらへ足を向けた。

「俺、持ってくよ」

「そう? 絡まれるんじゃない?」

「避けたってどうせ名指しで呼ばれて絡まれる」

 憮然とした俺の返事に、グラスに注いだオレンジジュースを差し出しながら芽衣子が笑った。

「そりゃそーだ」

「だしょ。……行ってきます」

 まーったく、これだけ足しげく通ってりゃ、混む時間帯を読んでるよな。空いた頃に来るあたり、さすが。

「懲りないねぇ」

 呆れて声を掛けながらオレンジジュースをトン、と置くと、美姫はぱっと顔を上げた。

「啓一郎さん♪」

「暇なの?」

「暇じゃないもん。忙しいのにこうしてせっせと通う美姫ちゃんたら何て健気なんでしょ……ね?」

「はいはい」

 置くものを置いて回れ右をしようとすると、その背中をぐいっと美姫が引っ張った。そのせいで襟元が締まり、思わず「ぐえ」と呻いた。殺される。

「あのねえ、お姫サマ。そんなことしたら俺の首、絞まるでしょ」

「締めたんだもん。……こーんな健気な美姫ちゃんを素通りしてあゆなさんと付き合うなんて」

 わぉ……。

「誰から?」

 振り返ると、美姫はふてくされた顔をして俺のシャツから手を放した。陣取ったカウンターに両手で頬杖をつく。

「おねーちゃん」

「美保?」

「おねーちゃんは、一矢さんから聞いたってさ」

 ……ま、いいんだけどね。隠してるわけじゃないし。

「あ、そう」

「ねーねーねーねー。啓一郎さん、あゆなさんのこと好きだったの?」

「人のこと突っ込んでないで、あんたもいーかげん彼氏作んなさい」

 答えにくい質問を投げかけられて、話をそらす。顔をあげると店長児島がこっちを見ていて、やがて諦めたようにため息をつきながらバックルームに消えていった。……ああ、ついに見捨てられてしまった。

「だあーって。……あ、ねえねえ」

 むくれたような声を上げていた美姫は、ころっと態度を変えて脇に立ったままの俺を見上げた。

「今度は何」

「あのさ、あのね、最近クロスって人気出てきてる感じ?」

「は? いや、そう言えるほどでもないだろ、さすがに。そりゃあちょっとは地方で気に入ってくれた人もいるみたいだけど」

 仮に一つの県につき五人増えてくれたとしたって、全国規模で言えばひっそりとしたもんだ。

 さーちゃんに言われてからウェブサイトの書き込みってやつを見るようにしているけど、で、全然知らなさそうな人とか「ラジオで聞いた」って人とか、少しずつ……増えてるみたいだけど、でもそれが結局全国に散り散りになってることを思えば儚いもんだ。

「そっかー」

「何で?」

「うん……何かね」

 そこで美姫はオレンジジュースを口に運んだ。それからきょろっと店内を見回して、また俺に顔を戻す。

「わたしね、学校帰りに知らない女の子たちに声かけられて」

「ナンパ?」

「何でナンパなのよー。何かね、クロスが最近気になるんだって言われたの」

「……で、何で美姫んトコ行くわけ?」

「知らないけど。でもだってウチのおねーちゃんが元メンバーだなんて簡単にわかるだろーし。そのコたちがね、『まだ新参でクロスのことあんまり知らないから、いろいろ教えてー』って。友達になりたいって言われたからわたし、嬉しくなっちゃってね」

「ふうん。良かったね」

 そろそろ俺、持ち場に戻らなきゃまずいんじゃなかろーか。クビになったら俺、明日から何食って生き延びよう。

 あっさり言って踵を返そうとすると、またぐいっとシャツをつかまれた。

「ぐえ……美姫ぃ……」

「でね」

 シカトすんなコラ。

「嬉しかったし、わたしもクロス好きだからクロス好きだって言われて嬉しいし、連絡先とか教えっこして時々連絡とってて……とってるんだけど……」

「うん」

「クロスがスタジオ来るからウチに遊びに来たいとか、カノジョとかいんのとかいろいろ聞かれて、何かさ、何かね……」

 話しながら美姫はもぞもぞと下を向いていった。その様子に、顔を覗き込む。

「どした?」

「うん……何かわたし、利用されてるのかなぁって思って……」

「……」

「同じミュージシャン好き同士で仲良くなったりって良くあるし、今までもクロスのライブで友達になったコとかもいるし、変なことじゃないんだけど、そのコたち、何か『同じもの好きだから気が合う』とか『一緒に応援してく同士!』とかって感じじゃなくて……クロスの情報聞くだけ聞いて、それだけみたいな気がしちゃって……」

「……『カノジョいんのとか聞かれた』?」

 思わず聞き返すと、美姫は顔を上げて俺を見つめた。ややして「うん」と頷く。

「何て答えたの?」

「啓一郎さんと和希さんはいるみたいって……まずかった?」

「いや」

 別に事実なんだけど。

「やっぱね、わたしはさ、自分を特別扱いするわけじゃないけど、スタジオだって自分の家だし、別として……そういうコ、クロスの人が呼んだわけじゃないものを勝手に呼んじゃうわけにいかないから、断ったんだけど」

「うん。そうしてくれる? 美姫ん家のスタジオ借りてて言えた身分じゃないけど、でも、一応仕事場として借りてるから、今は」

 そんなわけのわからん人たちにうろうろされては困ってしまう。

 にしても。

(そこに来たかー……)

 広瀬の言ってた『ペルソナ』だろう。

 実際問題、それってどのくらいいるもんなんだろう? 別にそんなにうじゃうじゃいるわけじゃないんだろうけど……。

「何か、わたし、軽率だったかなって思って。クロスに迷惑かかったらやだなって思って」

 へこんだようにきゅっと眉根を寄せる美姫に、小さく苦笑した。頭を軽く撫でてやる。

「んなこたーないでしょ。ファンが増えてくれるのはありがたいことだし、ファン同士が仲良くなってくれれば、嬉しいよ」

 仲良くなってくれれば、ね。

「他に、何か気になること言ってた?」

「クロスが結成した経緯とか、いつから活動してるとか、メンバー同士がどういう繋がりだとか」

 そんなのは別に、それこそ隠してることでも隠すことでもない。好きなだけしゃべってくれ。

 美姫の言葉に少し安心していると、それに反して美姫はだんだん言いにくそうに顔を俯けていった。もじもじするように、折り曲げた指で唇をなぞっている。

「……何かあんの」

「あの、怒らないで欲しいんだけど」

「わかったよ。何」

「啓一郎さんのカノジョって、どんな人って聞かれて……」

 何ぃ?

「……答えたの?」

「新宿の楽器屋さんで店員さんやってる綺麗な人って……言っちゃった」

 あのなぁぁぁ。

「……美ー姫ーちゃーん?」

「あーん。だから怒らないでって言ったのにぃ」

 しばしじとーっとした目で美姫を睨みつけていたが、今美姫を睨んでみたってしょうがない。ってゆーか事実なんだから言われたって仕方ない。

 どういうつもりなんだか知らないけど、本気で調べる気だったら別に俺だって顔隠してあゆなと会ってるわけじゃないんだから簡単だろう。

 美姫が取り立てて悪いわけじゃない。

「……ま、いーや」

「どうしよう? 変なファンとかだったら」

「へーきだよ。そんなでかいバンドじゃあるまいし」

「そうだよね」

 そうだよねって言うな。

 さっきは撫でてやった頭を今度はぴしっと指で弾いてやってから、俺は小さくため息をついた。

 別に、気にすることじゃない。

 クロスを気に入ってくれたから、単にあれこれ聞いてるだけだろう。

「いーよ。別に、気にすんな」

「うん……ホントごめんね」

 今度から気をつけるね、と拝むように言う美姫に笑顔を向けながら、自分がさっき言った言葉に自分で引っ掛かった。

 ――そんなでかいバンドじゃあるまいし

 ……『ペルソナ』のターゲットは、でかくなっちゃったバンドじゃない。

 まだ、でかくないバンド。

 まだ、アーティスト自身に気楽に近付いていける距離にいる、バンド。

(考えすぎ……)

 そう思って軽く頭を振って何気なく顔を上げた目線の先、先日俺を訪ねて来たと言う女の子ニ人がいたはずの一番テーブルには、いつの間にか、誰の姿も見えなかった。











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