満員電車
雪崩のように 時速何キロメートルのスピードで
押し進む群衆の海
そこにリーダーはいない
隊列を生むホイッスルもない
目は精気が抜け みな木偶のように操られている
暗黙の了解に支配された世界が 当然のようにそこに存在する
息が詰まる車内を 眉間にしわを寄せながら
耐えることに開放感を望みながら週末を待つ
吐き出された人々の足は速く
飲み込んだ人々の数でこの先が左右される
欲に負ける人がよく現れるここは
カルマに満ちた世界をうまく表している
ここは満員電車という名の現象であり 次元であり 宇宙である
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