オッドアイってなんぞ?
オッドアイ。
読む作品読む作品で、オッドアイとたまに出てくるこれ。
意味を調べたら、こうなりました。
それなりの数の作者様がたの投稿作品を読ませて頂いていますが、時々みかける耽美趣味な方の代表(と言っても間違いじゃない)属性。
その名も オッドアイ。
これ、調べてみたんですよ。
皆さんは左右の色が違う目にこれを使っているんですよね。
でも自分はそんな目の名前を“虹彩異色症”で覚えてるんですよ。
又はお耽美かつオシャンティーに名前を変えた“金銀妖瞳”等でヘテロクロミアと読ませる力業的なやつ。
んで、オッドアイで自分が思い出すのは、額に第三の目があるキャラの名前。
全然違うじゃん。 自分が間違ってるのかな~? なんて思いましてね?
そしたらどっちも間違い“ではない”となりまして。 ええ。
なぜ間違いではないのか?
それは、範囲の違い。
ヘテロクロミアは、目の色の違いを指す名称。
つまりそれだけの意味。
なお、ヘテロクロミアで画像検索すると、猫好きは幸せになれます。
ではオッドアイは?
オッドアイは 異様な 目・眼・瞳 なんです。
自分の記憶にある額に第三の目も奇数の目。
単眼と呼ばれる、顔(鼻の上)に大きな目が1つの状態。 サイクロプスや1つ目小僧で連想できる状態の目も奇数の目。
悪魔とか魔族とか怪物なんかでたまに見かける、白目の部分が黒くなっているのもオッドアイ。
手のひらに目があってもオッドアイ。
百目鬼と書いて“どめき”や“どうめき”って読む妖怪みたいに、全身に目が有ってもオッドアイ。
左右の目の色が違うヘテロクロミアでもオッドアイ。
一つの眼球に二つの瞳孔がある眼になっている、重瞳と言う状態・病気もオッドアイ。
人間の目が虫みたいに複眼になっていてもオッドアイ。
つまり、いわゆる健常・平常・基本的な形・状態になっていない目“全部”をひっくるめて、オッドアイと呼ばれるそうな。
だから異様な目。
あんまり言いたくないけど、奇形を持った目全般が、普通じゃない目。
一般的じゃない目。
なので、
左は青で右は黄色のオッドアイ。
なんてナレーションをされても、それはヘテロクロミアなのか重瞳なのか、下手すりゃモノアイで重瞳の可能性も有る訳です。
もっと言えば、片目が何かの理由で失明していて、でも第三の目があって、それで左右の目と言っているかも知れない。
つまり、
オッドアイでは説明不足なんじゃい。
範囲が広すぎて、どんなオッドアイなんだか分からないんだよ。
…………ヘテロクロミアだけ?
だったら正確に説明するべく、ヘテロクロミアにしてくれ。
そっちの方が本気でありがたい。
イメージがちゃんと固まるんですよ。
不思議な目ですよー。
色が違う奇数な目ですよー。
目の中にふたつの瞳孔がある不気味な目ですよー。
人間なのに、猫の様に瞳孔が縦に割れたおかしな目ですよー。
瞳孔がハート形になってる常軌を逸した目ですよー。
なお、リアルでハート目は重瞳の一種とみられる。
………………どう? 色んなオッドアイがあるのに、オッドアイだけで言葉は十分?
自分は足りてないと思うから、こう書いちゃった訳ですね。
オッドアイだけでも間違いではないけど、万人が誤解しないと言い切れないので。
素人物書きの立場だとしても、ちゃんと言葉を、意味を伝えたいと思う事がある者として。
オッドアイ=ヘテロクロミア じゃないじゃん。
間違いじゃないけど、紛らわしいっすわ。
まるで 国民性=個性 と言われている様な話じゃん。
…………自分は呼び分ける知識や言葉が有るなら、知っているなら、呼び分けたいタイプの奴ですかね。
その辺は同じ“お勉強の時間”シリーズの“同音異義語や対義語について”でネチッと語っておりますので、興味がありましたらどうぞ。
まあ簡単に言ってしまえば、同じ文字で多数の意味が有るのに、読み分け・呼び分けが出来ない某国みたいな言語になってほしくないからですが。