~第二、三章~ 後書き、キャラ紹介
これにて第三章終了です。
ここまで読んでくださった読者の方々、この場を借りて厚く御礼申し上げます。本作品の勇者達のことを少しでも好きになっていただけたなら幸いです。展開としては起承転結の承中盤という感じです。
主人公であるヒロの記憶が一部だけ復活し、能力が覚醒しました。覚醒を手助けした『シキ』とは何者なのか。彼の目的は?
ネネの記憶を書き換えたのは誰なのか。聖王国の不審な動き。フェストリの能力。
謎がどんどん増えてない? ちゃんと回収できるの?
できますよ! 大丈夫!
第四章は勇者一行が別行動に! 新キャラも登場します。
皆さんのご期待に添えるよう、必ずや予想を裏切ってみせたいと存じます。そしてまた一章に戻って読み返したくなるような作品に仕上げたいと思っています。
どうぞ最期までお付き合いください。
次にキャラクター紹介を掲載いたします。
章終了時に配置しますが、読み飛ばしていただいて構いません。
さっとキャラや設定を思い出したいけど、本文までは読み直すのが大変、となった時にお役立てください。
・今代の勇者
ヒロ:癒士。本作の主人公。推定10歳前後。身長145㎝、黒髪ショート。
前世の記憶が一部戻ったことで、癒士としての能力が開花する。また転生後の振る舞いは姿と知識により創られたものだと気づく。エラに淡い恋心を抱く。
???(前世):医師。中年男性。
ロロ:炎術士。推定10代後半。身長166㎝、燃えるような赤髪。
女王や食肉を極端に嫌がる。また思ったことを口に出さずにはいられない性格。
ルーイ:土の槍術士。推定20代前半。身長192㎝、金髪セミロング。
一見、人当たりのいい好青年だが、疑り深い性格が見え隠れする。女王も信用していない様子。リビングデッドに過剰な反応を見せた。
チェリャ:時の暗器士。推定30代。身長178㎝、スキンヘッド。糸目。
明るい性格で細かいことは気にしない。酒や女性に目がない。それと口調が変。魔法の才能は最も高いが、危険を顧みず無茶をする一面も。
・クリフィス王国
エレノア・エリー・クリフィス:クリフィス聖王国第一王女。19歳、身長175cm。
特別な力を持ち、召喚の儀に携わる。魔王から国を護るために、尽力している。妹煩悩。ネネから不審の目を向けられる。
エラ・クリフィス:クリフィス聖王国第二王女。15歳。身長162cm。
明るく面倒見がいい。ヒロをいじるのが好き。
記録士として、勇者一行に同行する。勇者一行やネネのキャラに押されて影が薄くなっているのが悩み。
ヒヒ丸:ヒヒという白い毛並みの猿に似た霊獣。勇者一行の馬車を引いてくれている。人語を理解できるほど知能が高く、気位が高い種族なのだが。ヒロにはよく懐いている。
ネネ:鶴の亜人。クレーネ共和国出身。ギャルのお姉さん。
飛行能力を生かして、勇者一行と聖王国との連絡役をこなす。エレノアやエラとは幼なじみ。
ヴァイス・ゴートマン:聖王国騎士団副団長兼サカ駐留軍団長。35歳。真面目な性格。
フィアに想いを寄せるネイサンを心配していた。
セイブ:サカにある村の村長。43歳。眼鏡が合っておらず、よくズレを直している。
この世界にしては比較的権力欲があり、ある意味人間らしい性格。
ネイサン:聖王国騎士団員。28歳。
フィアに告白するが、うやむやにしてしまったことを後悔している。
フィア:聖王国騎士団員。26歳。
任務が終われば、ちゃんとネイサンに返事をするつもりだった。ヒロに蘇生させられるも、人格までは戻らなかった。死亡扱いとされ、聖王国に身柄を預けられる。
・魔王軍
ラピス:瑠璃色の女悪魔。見た目は10代後半。
面白いことを思い付くと、試さずにはいられない。一人称あたし
グリーンアイ:千里鏡をもつ異形。
就寝中に千里鏡を持ち出すラピスに手を焼いている。一人称ワシ
フェストリ:鋭利な爪を持った異形。
時魔法の使い手だが、詳細な能力は不明。分身を用いて勇者一行を翻弄した。深読みされ、超過大評価を受けている。一人称ワタシ
・その他
『シキ』:ヒロの脳内に現れた謎の人格。知識を上手く使えないヒロに助言を行う。その一方で何か思惑があるようだ。尊大な性格。




