九話目お化けと猫と人間と
「面白そうな人間だね~?ジョーカー?」
少女が笑い、人形に問いかけるすると
『だね~?レイリー!』
ジョーカーと言われた人形が笑い答える。すると隣の人形が
『そう?私はちょっと変な感じかする・・・』
少し心配そうな顔をする。だが
「折角だし歓迎しよう!」
そう言い笑う
『そうだね!』
二人は笑って歓迎することにした・・・すると人形が不満そうに
『・・・むぅ~』
と言った。
~大根ポン酢視点~
「ねぇお兄ちゃん」
「・・・言われてるぞ」
「・・・どうした?」
「何か嫌な予感がする」
「え?」
「怖い・・・手繋いで~」
「はいはい」
「・・・」
何か悪寒がした気がするん?
ヒュン!
「ッ!?猫擬き!」
「身体変化盾!」
猫擬きが体を盾に変え、ナイフを防ぐ
『フフフ!』
「ヒャッ!」
「ジャック!?」シャッ!
『遅い!』ゴン!
「グッ!」バタ
「大根ポン酢!?」
『あれ?可愛い猫だ!』ガシッ!
「!?」
『あははー!伸びる伸びる~!』ムニー!
「・・・」サレルガママー
「・・・さて、運びますかね」
『『はーい!』』
~律視点~
「あれ~?誰かいますか~!」
「ちょ!?時の神!?」
「あれ~?まさか~律さん幽霊怖いんですか~?」
そう言い時の神がにやつくうん殴りたいこの笑顔・・・むしろ殴って良い気がする。
「あれ?あそこに何か居ますね?」
「え?」
「律さんの後ろ」
「え?え?」
後ろを振り向く・・・何も居ないじゃない
「・・・ねぇ時の神?どう言うことかしら?」
「あれ?さっきまでいたんですけどね~・・・」
「・・・」
「ん?」
「どうかしました?」
「・・・」サッ!
「・・・何でもない」
何かいる。
「・・・」
「・・・」チラッ
「・・・時の神・・・時止め」
「了解」パッ!
「後ろ見てみて」
「居ますね」
・・・やっぱり間違えじゃなさそうね
「・・・」スタスタガシッ!
「解除」
「!?」ジタバタ
「どう言うことかしら?」
「・・・離せー!」ジタバタ!
『レイリー!』ヒュン!
「ふん!」カン!
『!?』
「あれ!?どうして!?」
「全く・・・あの人形無力化するの面倒だった・・・猫擬きを囮にしといたけど大丈夫かな?」
『・・・気絶してたはずじゃ』
「ちょっと頭殴られたぐらいで気絶するかっての」
何かあったみたいね
「どう言うこと?」
このあとどう言うことか大体分かった。さっきまでのは完全におふざけだったこと、本当は歓迎するつもりだったこと・・・そして人形を操るこの娘がベルの旧友であること
「まぁ、ベルの事を止めるのなら協力するよ?何かあいつ面倒事企んでるみたいだし」
「良いの?屋敷の管理とか」
「それなら着いてきて」
そう言い外へいくそして
「収納!」カチャ
トランクを開けると屋敷がトランクに吸い込まれていった
「オッケー!」