六話目大魔術師マーリン
「・・・」
やっと塔に着いた。黒龍さんは、絶賛睡眠中。それを使い魔が運んでいる。
「・・・開けられそうにないですが・・・」
確かに。するといつの間にか起きてた黒龍が
「私に良い考えがある。」
模範的な失敗フラグを建築した。
「・・・何するの?」
「見てれば分かるよ・・・おーい!引きこもりー!出てこーい!」
あ、やりやがった。死んだわ。そんなことを考えていると少しだけ扉が開き。
「消えろ。火炎球」
「う、ウボァー!」
焼かれた☆仕方ないね♂そして扉はすぐ閉まる。すると今度は使い魔が
「Yaho〇知恵袋に頼りましょう」
「アウト」
「・・・じゃぁ5ちゃんね〇」
「駄目です」
「・・・安価でマーリンに扉開けてもらう・・・と」
「時の神も便乗すんな。」
「マーリンに焼かれたナウww」
「もう一回焼かれろ」
あぁもう滅茶苦茶だよ。そんなことを思っていると切り裂きジャックが
「・・・そうだ!」
と言った。嫌な予感しかしない。
「・・・何するの?」
「え~とね~・・・すいませーん!N〇Kの者なのですが、受信料を払ってくださーい!」
・・・アウト。するとマーリンが
「あ、うちテレビ無いんで」
・・・乗らなくて良いから(´・ω・`)すると時の神が
「おい引きこもり出てこい。シュール〇トレミング投げ込むぞ」
「・・・分かったよ」
そう言い扉を開ける。居たのは白髪の男性。
「・・・久しぶりだね。最後にあったのは天地戦争以来だっけ。変わらないね」
「久しぶりね。天地戦争の時に混乱に乗じて爺のおやつパクって罪を私に擦り付けたこと覚えてるからね?」
「・・・ナ、ナンノコトダカナーシラナイナー」
酷いわね二人してそんなことを思っていると黒龍が
「あぁ痛たた。ま、死にはしないんだけどね?」
「完全に死んだかと思ってた」
「不死鳥の名は修理のタイミングにもあるんだよ」
「それ何て暁型2番艦?」
「こんな所で死んでたまるか!」
「それ何てクリムゾンシティの刑事?」
「で何の用だい?」
「この龍の傷を治して欲しくて」
「その子のぶっ飛んだ頭のネジは治せないよ?」
「頭に来ました」
「いえ頭のネジではなくこの刺し傷を」
「魔術か・・・しかもかなり高位の・・・この傷をつけた魔術師は何者だい?」
「・・・ベル」
「!?確か彼女は死んだはずじゃ」
「・・・認めたくなかったけどね。事実よ」
「・・・そうか・・・それと時の紙」
「あ?どうした引きこもり」
「その隣の子英霊を二人宿しているのかい?」
・・・私?
「いいえ私だけのはずよ。それに英霊は一人につき一人だけしか宿せないはずよ。」
「だよねーだけどもう一人英霊が憑いてる見たいだぞ?まぁ悪い英霊か良い英霊か知らないけどね。あ、治しといたよ」
知らない間に傷が完治している。やはりマーリンさんは凄いわね。
「・・・じゃあね。俺は此処で君達を見守っているよ」
・・・
マーリン
中世伝説におけるもっとも高名な魔法使いの一人である。歴史上に対応する人物としては、6世紀に実在した森に棲む隠者メルディンやスコットランドのマーリン・シルベスター(年代不明)があげられている。メルディンは、発狂して森に暮らすうちに予知能力や戦術を身に付けたと言われる人物である。
最もよく知られるマーリン伝承は、伝説のブリテン王、アーサー王の助言者で、強力な魔法使いとしてのマーリンである。これはジェフリー・オヴ・モンマスの『ブリテン年代記』で最初に言及されるほか、さまざまな物語で異なるマーリン像が描かれる。
アーサー王物語の中ではマーリンの母は身分の高い女性で、父は夢魔であるとされている(物語によっては悪魔とも妖精ともされている)。生後、このままではマーリンは邪悪な存在になってしまうと考えた母がすぐに教会に行って身を清めさせたので、マーリンから邪悪な部分が消え、不思議な力だけが残ったと言われる。
トランプのジョーカーの如き万能の男だが、その最後は愛した女に騙され塔の中に幽閉され死ぬ運命となる。