四話目記憶を失くした少年
町から出て数分
「「・・・」」
絶賛迷子中助けてそんな時に
ガササッ!
「!?」
茂みから音がする。誰かしら?人なら嬉しいのだけど・・・
「・・・ここ何処だ?・・・たく、何か変な生物?はついてくるし・・・迷子になるしあぁ不幸だぁ(´;ω;`)」
「おい誰が変な生き物だしばくぞ」
「あ?てめぇ、何かちょっと大きいネコにボコボコにされてた奴にしばかれるかっての」
「お?お?やるかてめぇ、おい。記憶を無くして拾われた分際で」
「来いよネコ擬き怖いか?来いよ爪なんて捨ててかかってこい!」
「てめぇなんか怖くねぇ!野郎ぶっ殺してやらー!」
何か私達そっちのけで喧嘩始まった。
「あの~私達そっちのけで喧嘩始めないでください」
「・・・ん?・・・あるぇー!?何時から居たの!?」
「さっきからいました」
「・・・えぇー・・・」
・・・何か弱そうね。
「弱そうですが、針の魔道師で英霊使いですよ」
「・・・」
「なんの英霊宿してるか知りませんが・・・」
「えぇ・・・」
「・・・ですが・・・彼からは、憎しみや怒り、殺意を感じ取れます」
「・・・憎しみ?」
「・・・彼の記憶がほとんど消えていて分かりにくいですが彼の記憶の欠片から、所々感じます・・・誰かを恨んでいる?のでしょうかね」
誰かを恨む・・・ね。
「そして、人に対しての恐怖・・・ですかね」
「恐怖?」
「あの~俺らおいてけぼりか?」
「あ、忘れてた」
「聞きたいのだけど、貴方の英霊は?」
「俺の英霊か?・・・おーい!おいで~!」
突如彼が茂みに向かって話しかける。すると
「はーい!」ヒョコ!
ロリッ子が出てきた。???「このロリコン共め!」
「はーい、あの人達に自己紹介しようね~」
「私は~、切り裂きジャックて言うの!」
「・・・切り裂きジャック・・・真名はアーロン・コスミンクスキですね」
「・・・切り裂きジャックて、確かロンドンの殺人鬼でしょ?」
「ですよ?」
「・・・」
何かいきなり解体されそうで怖いわ。
「・・・そう言えば貴方の名前は?」
「・・・名前?・・・分からない。誰かに記憶を抜き取られたように思い出せないんだ」
「・・・なら、呼びにくいし大根ポン酢にしましょう!」
「はぁ!?」
「いや、良いじゃない。面白いし」
「・・・もぅいいや・・・うん」
「・・・街が燃えてる音がする」
「?どうした?」
「あっちで街が燃えてる音がする!」
「あっちは確かウンディーネがあったはず!」
大根ポン酢
武器包丁
真名???
英霊切り裂きジャック
説明
包丁と針魔術を使う。記憶の大半を失い、人に対しての恐怖と怒り憎しみや殺意を持っている。仮面を着けている。理由は分からない。