1話変わった日常
猫魔王冒険記をいつ終わるかわからない更新停止とし、始まりました新シリーズ
琴羽根律「他シリーズ更新しなさいよ」
冷たいですね~・・・まぁいいや。まぁがんばれー。
琴羽根律「・・・」
貴方の日常は、どんなものですか?学校や会社へ行き仕事や勉強をし、時間に帰る。そんな日常ですか?
私も、ただ学校へ行き勉強をし、帰って絵を描く。その日常に何か疑問を抱くこともなく、ただ一日過ぎていく。そん日常に、苦も楽も無い。それが私にとっての、人生・・・と、名乗り忘れてました。琴羽根律です。高校生で、ただ絵師を目指す女の子です・・・な~んて、独り言を呟きながら絵を描き、フォロワーの皆に公開する。何て事の無い、日常。皆は青春がどうこうとか、言ってるけど私は、どうでもいい。そしてまた絵を描く。そして絵を描いているときだった。
「上手な絵ですね~」
横から声が聞こえた。
「うわっちょ!?誰!?」
焦りのあまり椅子から転げ落ちた。
「痛てて」
頭をさすりながら、声のした方を見ると、見たこともない女性が立っていた。
「あ、どうも。琴羽根律さん」
さも、自分が居るのが当たり前のようにわたしに話しかけてきた。
「貴女は?」
疑問を投げ掛ける。
「申し遅れました。私は、時の神と申します」
微笑みながら名乗る。
「・・・」
安直な名前だな~と思った。
「キュウリが好きな其処らへんに居る神です」
名乗った次にさらっとふざけた発言をした。其処らへんの神?其処らへんに、神様なんか居るわけ無い。にしてもキュウリが好きなのか。
「キュウリが好きなんですね。取ってきます」
「ちょ、嘘!嘘だから!」
キュウリを取りに行こうとする私の手を時の神が掴む。
「・・・そう言えば、神様(仮)が何のようですか?」
「神様(仮)てなんですか。神様ですよ」
「なるほど。中g」
「ちょっと待て、国際問題に発展するからやめろや」
突っ込みが入った。
「まぁいいや。神様が、何のようですか?」
「え~とですね~・・・貴女は、異世界に興味はありますか?」
突如不思議な疑問を投げ掛ける。
「(異世界に興味なんて)無いです」
私は、真顔でそう答える。すると
「あ、そうですか。じゃぁいいですさようなら」
空間に馴染むように消えていく。それに何とも思わ無かったが、ふと声が出た。
「待てストップ!」
「?どうかしました?」
半分消えかかっている状態で話しかけてくる。
無意識に声がで続ける。
「異世界て、何ですか?」
すると彼女は、待ってましたと言わんばかりの顔で
「異世界に興味があるんですか!?」
食いついてきた。
「まぁ気が変わったて感じかな」
「そうですか!・・・まぁなら異世界に送っても問題ないですが・・・貴女も、この事について心の整理が必要でしょう?なので、これを渡しておきます。」
そう言うとポケットから、綺麗な懐中時計を取り出した。
「これを貴女にあげます。無くさないで下さいね?その時計は、今12時の方向を指していますね?もう一度この時計が12時の方向を指したら、この時計の指し示す場所に来てください。私は、そこで一時間だけ待ちます。来なければ私は、異世界へ来る気が無いとの判断で帰らせていただきます。なのでそれまでに準備をしておいてください。っとそろそろ目覚めの時間ですそれでは!」
そう言い残し去っていった。そして気がつくと
「・・・あれ?」
ベットで寝ていた。
ふとカレンダー見てみる。今日は土曜日予定無し!
「よし!もう少し寝よう!」
すると何かが落ちる音が聞こえた。
ふと見ると、時計が落ちていた。
「・・・あれ、夢じゃなかったんだ」
そうとなればすぐ準備!
リュックにノートパソコンとスマホと手回し充電器等々色々しまっていく。かれこれやっているうちに昼になっていた。
「時計わ?」
見てみると、両方の針が6時を指していた。後五時間半しかない。急がねば
親に手紙を描き、念のためのスタンガンと、ナイフ。そして
「少し休むかな」
御飯を食べ少し仮眠をとった。
しばらくし起きて時計を見る。後少しで12時を差す時間になった。
「・・・」バック背負う、ナイフしまうスタンガンしまう。
\デェェェン!/
某筋肉弾けてる人の効果音と共に準備完了!
時計を見ると線のようなものが出ていた。それは、私の後ろを指し示している。窓だ大急ぎで窓から出て、指し示す方へ向かう。
しばらくして、かつて謎の軍艦座礁事件が起こった。月見海岸についた。そこには
「・・・」
どこか悲しげな目で、遠くを見つめる時の神がいた。
月見海岸の謎の座礁事件に心当たりがあるって?ハハハ!きっと気のせいです。いいね?