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歌の葉  作者: 黒茜
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羅列するは心

 入道雲に乗る夢を見よう

 ふわふわでもくもくできっと跳ねる

 子供っぽいと笑う人もいるかもしれないけれど

 楽しいから行こうよ

 目を閉じればそこにあるから


 夢に逃れ現実を捨てる

 弱者の非建設的な下らない行動

 だからなんだよ

 それでも僕はここに居たくないんだ

 逃げるさどこまでも

 駆けるんだいつまでも


 振り返ったら誰もいなかった

 振り向いたら誰もいなかった

 ほら見た事かと声がする

 そら見た事かと声がする


 入道雲の上で遊んでいたら

 端からどんどん消えていって

 気が付いたら僕の周りには何もなかった

 おいおいとかぶりを振って笑った

 これは現実と何が違うんだ


 そうさ僕にはだれもいなかった

 そうだ僕にはだれもいなかった

 ほら同じじゃないか

 そら変わらないじゃないか

 

 夢見る前も夢見た後も一緒一緒

 僕に居場所はない

 夢見る前も夢見た後も変化なし

 僕にはだれもいない


 空洞だがらんどうだからっぽだ

 ここにもそこにも誰も彼も

 僕はいない僕がいない

 僕を見ない僕は見えない

 何もかもあれもそれもこれも

 現実も夢でした


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