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第十二話 修理しに

私の名前はアルベド、魔女だ。


私は、軍学校に所属していたが、その卒業式での”魔女狩り”によって、このサバトの一員となった。


そして、メンバーのルイスと共に魔族に打ち勝ったのだが、、


「どうしよぉ、これ」


机の上には、折れて中身が飛び出た金属の杖と、粉々になった携帯、そして、ところどころちぎれた帽子がある。


先日の魔族退治で貰ったばかりのものなのだが、壊してしまった。


箒が無事なのは不幸中の幸いであった。


「うーん、考えてもしょうがない、ネロのところに行くか。」


私はこのワルプルギスに入るきっかけとなった人物、ネロの所に行くことにする。


そして私はワルプルギスのメンバーが集まる広場に行った。


「おーいネロって、」


先客がいたようだ。


それは私より小さな子供のレオだ。


なにやら、なにか話し込んでいる様子だ。


「レオ、君はどう思う?」


「いやー僕には甲乙難いなぁ」


2人はなにか話してる。


「なんのこと?」


私は話のなかに入る。


「わぁ、アルベド、ちょうど君の話をしていたんだよ。」


レオが驚きながら口に出す。


なんだろう私が関することって。


「君が入っていて、魔道具の研究の担当がまだ決まっていなかったじゃないか。それで君には他の人の担当についてもらおうかなと。」


ネロはそういった。


それにしてもカモフラージュと言いながら結構、魔道具の研究に力いれているよな。


「担当ってどんなの?」


「あぁ、まず俺の担当は主に、他の部署とのパイプだ。しかしこれは一人の方が都合がいいのだが」


ネロはそう言う。


確かに、言っちゃなんだがネロは騙しあいとかそういうのが向いてる。


「そんで僕は、魔道具の開発をしてるよ。ルイスはその魔道具の検証。シャルルは、、、まぁ歳も歳だ。仕事は特にないよ。」


レオは言う。


「あれ、クローバーは?」


ネロは私の質問に少しだけ困った顔をした。


「彼女の能力は研究向きじゃないかはな。サバトよりも医務室によくいる、あとあいつは、、、」


レオはネロの言葉を遮った。


「ところで、なにか理由があって来たんじゃないの?」


レオが疑問に浮かんでいる。


「あぁそうだった、この前の魔族退治で、、、」


私は壊れた物品を出すと、レオは信じられないという顔で、こちらを見てきた。


「これ、新人が来るからって僕が丹精込めて作ったやつなのに、、、」


その声を聞くと罪悪感があるな。


「あれはイレギュラーだった、しょうがないさ、ならレオ、アルベドの担当の体験と一緒に、それらを直せばいいじゃないか?」


ネロは思いついたように言った。


「そうだね、壊れたのは仕方がないさ、じゃあ、僕の部屋に行こっか。」


私はレオの手に引かれながら、ため息をもらす。


私はネロに手を振って、レオと共にこの場を去った。


少し歩いてから、ドアの前に私達は立つ。


閉じているはずなのに何故か煙の臭いがしてきた。


「着いたよ」


レオはそう言い、


私たちはレオの部屋に入るとそこはさも工場かと感じるほどの空間であった。


「ウェルカムトゥマイルーム!ここは僕のプライベートルーム兼作業部屋だよ。」


普通の部屋とは違い、部屋自体を改造しているのか。


これも全て彼が、俗に言う、メカオタだからであろう。


そういえば、学校にもオタクはいたっけな。


「じゃあアルベド、君の”壊した”、道具の修理といきますか。」


壊したのを強調してレオは言った。ごめんって、


「じゃあ、なにからする?」


私は問う。なにせ壊した物が3つもある。


「そうだな、その中じゃ、帽子が1番簡単だね」


そうして、レオは奥に行き、沢山の道具を取りだしている。


しかしレオは焦っている。


「どうかしたのレオ?」


「どうしようアルベド、素材が足りないや、これじゃ、帽子どころかどれも直せないな、、、よし市場に買い出しに行こう!」

レオは少し嬉しそうに言う。

「市場、、、?」


私の頭に疑問が浮かぶ。


市場なんてものは他国の制度である。


なにせこの国は物品は支給式であるからだ。


「もちろん、市場なんて、この国には無いよ、行くのはそう闇市(ブラックマーケット)さ」


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