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新婚デートは京都の八ヶ峰とかやぶきの里

3月8日午後20時・・・


3月に入り年度末ということで若宮朱莉の仕事が増えていてなかなか山に行く機会がなかった。この日も若宮朱莉は夕方までクイズ番組の収録をしていたのだが、午後20時には帰宅してシャワーを浴び終えていた。水城涼真も春のアウトドア企画の執筆活動が忙しくなっていたのだが、基本的に18時以降に執筆はしない。この日、久しぶりに水城涼真の部屋でそんな2人が会話していた。


水城涼真「朱莉ちゃん、来週の15日の土曜日は空いてない?」

若宮朱莉「15日はオフだけど16日はイベントで神戸にいかないといけない」

水城涼真「じゃあ1日遅れになるけど15日はバレンタインのお返しに軽く登山に行って帰りに観光でもしない?」

若宮朱莉「そういえばホワイトデーだったね。それで、観光ってどこに行く予定なの?」

水城涼真「京都の八ヶ峰って山に登って、下山後は美山町のかやぶきの里で温泉に入った後、ボタン鍋を食べるなんてどう?」

若宮朱莉「それって登山デートってことだよね?」

水城涼真「まあそういうことになるかな」

若宮朱莉「わーい!涼真さんと新婚デートだ。行く行く!!」

水城涼真「これは朱莉ちゃんの雪道運転の練習も兼ねてるんやけどな」

若宮朱莉「わたしが雪道を運転するの!?大丈夫かな?」

水城涼真「そこまで雪はないと思うから大丈夫やと思う」


こうして3月15日に新婚デートをすることになった。結婚して半年以上経ってはいるので新婚という表現が正しいのかわからないが、水城涼真がデートに誘うことなんて珍しいことなのだ。



3月10日午前11時30分・・・


水城涼真が部屋で執筆活動をしているとスマホの着信音が鳴った。電話に出てみると大日テレビの蒲田博之であった。


蒲田博之「水城さん、お久しぶりです。大日テレビ番組企画部長の蒲田です。今お時間よろしいでしょうか?」

水城涼真「蒲田さん、お久しぶりです。今大丈夫ですよ。春の登山ロケのお話ですよね?」

蒲田博之「おっしゃる通りです。今回は天音琴美さんからの要望で日光白根山で登山ロケをする予定で、また水城さんに登山ガイド役をお願いしたいのですが、それには問題がございまして、ロープウェイが運転されていない時期なんですよね」

水城涼真「ロープウェイを利用するなんて登山ロケのポリシーに反していませんか?菅沼登山口から登れば問題ありませんよ」

蒲田博之「その菅沼登山口からだとどのくらいで山頂まで登れますでしょうか?」

水城涼真「登りで約3時間、下りで約1時間半くらいでしょうかね。登山ロケの収録時間としては短いように思いますが・・・」

蒲田博之「それは少し短くなってしまいますね・・・一応4月23日から25日の72時間枠をとっておりますから時間が余ってしまいます」

水城涼真「そこで提案なのですが、槍ヶ岳と焼岳の時のようにもう一つの山に登るのはいかがですか?」

蒲田博之「もう一つの山ですか?近くの山ですと谷川岳か赤城山になりますね」

水城涼真「いやその二つの山はメジャーすぎますので番組的にも面白味がないと思います。ですので私が登って感動した上州武尊山がいいと思います」

蒲田博之「上州武尊山ですか?水城さんが感動された山でしたら間違いはなさそうですが・・・」

水城涼真「4月23日は移動に時間を使って24日に日光白根山、25日に上州武尊山の予定を組めばいいのではないでしょうか」

蒲田博之「なるほど、ではこちらのほうでも上州武尊山の情報を集めておきますので再度ご連絡させていただきます」

水城涼真「23日から25日の72時間枠はフィックスですよね?」

蒲田博之「はい。もうその時間で押さえておりますのでフィックスされています」

水城涼真「私のほうからも後で蒲田さんのメールに上州武尊山の情報を送っておきますのでご検討ください」

蒲田博之「ありがとうございます。ではメールをお待ちしております」


そういって電話を切った後、水城涼真は蒲田博之に上州武尊山に関する情報を記載したメールを送信した。後日、蒲田博之から連絡がかかってきて、水城涼真の言った通り23日は移動時間、24日は日光白根山、25日は上州武尊山で登山ロケすることが決定した。2回に分けて全国放送する予定とのことらしい。



3月15日午前5時・・・


目覚まし時計が鳴って起床した水城涼真と若宮朱莉は目覚めのコーヒーを飲みながら京都府美山町の天気をチェックしていた。今日は全国的に高気圧に覆われて快晴との予報であった。2人は登山準備を終えると駐車場へ向かった。今日は若宮朱莉がパジェロミニを運転するとのことで助手席に水城涼真が座って出発した。若宮朱莉はすっかり運転に慣れていて今では眠気防止に話をするくらいなのだ。


若宮朱莉「ねえ、今日登る八ヶ峰って京都と福井県の県境なんだよね?」

水城涼真「そうやな。でも高速は大山崎インターまででええよ」

若宮朱莉「下道で行く予定なの?」

水城涼真「下道しかあれへんのよ。そのくらい山奥に入っていくから。とりあえずナビに従っていってな」

若宮朱莉「そういえば聞くの忘れてたけど、どうしてその八ヶ峰って山に登ろうって思ったの?」

水城涼真「山頂で朱莉ちゃんに見せたいもんがあるんよ」

若宮朱莉「見せたいものって何?」

水城涼真「それは山頂までお楽しみってことで!」


名神高速道路の吹田インターチェンジから京都方面へ走らせて大山崎インターチェンジで出ると国道171号線から府道に入って裏道を走った。この裏道は樫田裕に聞いていたのだ。それから国道9号線に入って京都方面へ走らせると、途中の信号で左折して国道162号線を京北方面へ向かって走らせた。そのまま山道に入る手前にコンビニがあったので水城涼真が「朱莉ちゃん、あのコンビニに立ち寄って。この先もうコンビニあれへんねん」と言った。そのコンビニに立ち寄ると2人は水と行動食を購入して車の中で少し休憩をしていた。



午前8時10分・・・知見登山口


国道162号線を右折して府道38号線に入ると後で立ち寄るかやぶきの里を通った。その先で左折して県道369号線に入ると除雪はされておらず道路には少し雪が積もっていた。まだ朝早いということもあって道路は凍結していると思われたので、若宮朱莉は速度を落としながら慎重に運転をした。


水城涼真「朱莉ちゃん、そこまで速度落とさんでも大丈夫や。一応、4WDのクロカン車なんやし、スタッドレスタイヤもええやつ付けてるから心配せんでええよ」

若宮朱莉「だって怖いんだもん。慣れてきたらもう少しスピードアップさせるから待って!」

水城涼真「でもそのくらい慎重なほうがええんかもな」

若宮朱莉「意外とブレーキ踏んでも滑らないんだね。なんだかちょっと慣れてきたかも」


そんな話をしながら山道を走っているとアプローチポイントである知見登山口(八原登山口)に到着した。登山口の反対側に広いスペースがあったので、そこに車を駐車すると2人はさっさと登山準備をはじめた。積雪量としては30cm程だったので今回は6爪アイゼンを装着した。登山口の前には大きな案内板が立てられており、現在の標高は340m、山頂まで2.1kmと記載されていた。


水城涼真「じゃあ、スタートしよか。ここは道標もしっかりしてるから朱莉ちゃんが先頭歩いていけばええよ」

若宮朱莉「地図見ながらのほうがいいかな?」

水城涼真「いや、頭の中でどんなところを歩いてるんかイメージしながら歩いていけばいい」

若宮朱莉「わかった」


知見登山口から入山するとまずはなだらかなトレースはない尾根道の登りであった。標高があがるにつれて積雪量は増えていったがラッセルするほどでもなかった。その先からはつづら折れの登りとなだらかな道が交互に続く登山道だったので意外と楽に歩いて行くことができた。尾根道が終わると今度は一旦沢筋のようなところにでた。その途中にホースから水が流れている水場のような場所があった。


若宮朱莉「ここの水って飲めるのかな?」

水城涼真「水場みたいやけど、かなり古いし飲むのは控えたほうがええかも」


その先で何かの建物が倒れていたが、昔はここに東屋か避難小屋でもあったのだろうかと思わされた。そこからさらに進んでいくとだだっ広い場所に出たのだが、ここで若宮朱莉は戸惑っていた。


若宮朱莉「ここって方向感覚がわからなくなるね。どの方向に行くのが正しいんだろう」

水城涼真「朱莉ちゃん、周りをよー見渡してみ」

若宮朱莉「あっ雪に埋もれてるけどあそこに道標があった!」

水城涼真「こういうところは一旦立ち止まって周りを見渡してみるとええかも」


その後、若宮朱莉はその道標に示された方向へ歩いていった。



午前9時10分・・・知見雨量観測所~関電鉄塔


しばらく歩いていると植林地帯から自然林へと変わっていったのだが時期からしても霧氷は全く見れなかった。その先からトラバース道になったのだが、途中で倒木があった。ここは足の長い男性であれば簡単にまたいで通過できるのだが、足の短い若宮朱莉にとっては少し厄介であった。若宮朱莉はその倒木の上に乗ってジャンプして通過したのだが、それを見た水城涼真が「朱莉ちゃん、左側は崖になってるから足を伸ばしてまたいだほうが安全やで」とアドバイスした。トラバース地点を過ぎたところで知見雨量観測所の建物が見えた。こんな山奥まで点検に来るのかと思いながら先を進んでいった。


若宮朱莉「せっかくの青空なのに霧氷がないのは残念だね」

水城涼真「まあ時期的にこの辺の霧氷はもう終わってるからしゃーないわ」

若宮朱莉「えっと、あの稜線に合流するんだよね!?まだもう少し登らないといけないね」

水城涼真「そうやな。まあでもすぐに登れると思うわ」


そこから上部に見えている稜線に向かって登りはじめたが10分もかからない程度で稜線に合流して知井坂分岐という場所に到着できた。道標には八ヶ峰まであと0.7kmと記載されていたのだが、2人はまだもう少し時間がかかるんだと思ったのでここで少し休憩することにした。


水城涼真「ここからはもうなだらかな登りやから楽やと思うわ」

若宮朱莉「そういえば今日初めての休憩だね。ぜんぜんしんどくなかったから休憩のこと忘れてた」

水城涼真「ぶっ通しで登れんこともないけど、一応休憩は入れとかなあかんからな」

若宮朱莉「この山って何の景色も見えないし、見所もないけど山頂はどうなの?」

水城涼真「山頂からは景色が見えるからまあ楽しみにしといて」


ここで5分程休憩してすぐに2人は出発した。水城涼真の言った通り、この稜線の登りはなだらかで楽であった。しばらく登っていったところで視界が一気に広がっている関電鉄塔に到着した。ここからの眺望で何の山が見えているのかよくわからなかったが、若宮朱莉は少し景色を眺めていた。



午前9時40分・・・八ヶ峰(標高800m)


関電鉄塔を過ぎるといよいよ八ヶ峰のピークへの登りとなった。ここは少し急登になっていたが距離は短かったのですぐに登りきることができた。すると突然視界が開けた広い場所に出たのだが、その場所こそ八ヶ峰の山頂(標高800m)である。山頂は北側と南側の眺望が広がっており、山頂表記のある木柱と二等三角点が設置されている。特に北側に関しては若狭湾まで望むことができるのがこの山頂の醍醐味であろう。ちなみに明治27年の北桑田群誌によると八ヶ峰という名前は8つの国を望むことができるということが由来であるとされている。


若宮朱莉「いきなり山頂で雰囲気が変わったね」

水城涼真「こういう山って結構多いんよ」

若宮朱莉「南側はたくさんの山々が見えるけど細かすぎて何の山が見えてるのかわからないね」

水城涼真「朱莉ちゃん、こっちの北側の景色を見てみ!」

若宮朱莉「ずっと向こう側に見えてるのってもしかして日本海?」

水城涼真「そうや。若狭湾が見えてるんよ。そのすぐ左側に双耳峰となってる独立峰が見えてるんやけどわかる?」

若宮朱莉「二つのピークがある山だよね?あの山がどうしたの?」

水城涼真「俺がこの山頂で朱莉ちゃんに見せたかったんは、あの山やねん」

若宮朱莉「そうなんだ。なんだかポツンとあるけど、あの山は何なの?」

水城涼真「あれが青葉山やねん。つまりお父さんの登山計画ノートに書かれてた最後の一座やな」

若宮朱莉「あっあれが青葉山なんだ!?日本海に面してる山なんだね」

水城涼真「あの山からは綺麗な日本海が直下に見えるんよ」

若宮朱莉「そうなんだ。青葉山は今年登りにいくんだよね?」

水城涼真「うん。いつでも行ける山やねんけど、冬は天候が荒れやすいから避けたんよ。やっぱあそこは晴れた時を狙いたいやろ」

若宮朱莉「うんうん。あの山が最後の一座なんだ・・・楽しみにしとくね!」


その後、水城涼真はザックの中からガスバーナーを取りだしてお湯を沸かして紅茶を作った。2人は紅茶を飲んで少し体を温めたところでさっさと下山をはじめた。午前11時には知見登山口まで戻ってくることできたので、さっさと車に乗って次の目的地であるかやぶきの里へと向かった。



午前11時30分・・・かやぶきの里


京都府美山町にあるかやぶきの里は国の重要伝統的建造物群保存地区とされており、豊かな自然が織りなしている日本の農山村の原風景を楽しめる観光スポットとなっている。そんなかやぶきの里に到着すると集落前の駐車場に車を停めた。茅葺き屋根にはうっすらと雪が積もっていて、3月といえどもまだ冬の景色を感じさせられた。車から降りた水城涼真と若宮朱莉はまず集落をブラブラと歩いていた。


若宮朱莉「ねえ、この赤い丸型のポストって昔のやつだよね?」

水城涼真「そうや。このポストと集落が写真映えするみたいで有名なんよ」

若宮朱莉「そういえばそんな写真見たことあるよ。わたしも記念に撮影しておこっと」

水城涼真「朱莉ちゃん、このかやぶきの里を山の上から見てみたくない?」

若宮朱莉「そんな場所あるの?」

水城涼真「あるんやな。俺についてきて!」


水城涼真は集落から西のほうへ歩いていき、ずっと鉄柵が設置されている山の麓で立ち止まった。その鉄柵の途中に一ヵ所だけ入山用の鉄の扉があったのでそれを開いた。


水城涼真「ここから関電道を歩いていくんよ。最初は急登やけど、距離は短いからがんばって」

若宮朱莉「入山する方へって書いてるけど関電道なんだね」


入山して鉄柵の扉を閉めるとまずは鉄の細い橋を渡って急登になった。わずかな踏み跡らしきものは残っているが、ほぼ直登しているような感じである。5分程登っていくと関電道でおなじみの『火の用心』と書かれたプレートが立っていた。結構な急登だったのでさすがの水城涼真も少し息を切らしていたが、尾根に合流して右に登っていった少し先に鉄塔があった。その鉄塔下からは少し展望が開けていてかやぶきの里を望むことができるのだ。


水城涼真「ここからかやぶきの里がよー見えるやろ」

若宮朱莉「本当だ、すごい!上から見れるなんて思わなかった」

水城涼真「ライトアップ時期にここに登ってみたいんやけど、なかなか行く機会がないんよな」

若宮朱莉「涼真さん、よくこんなところ知ってたよね?」

水城涼真「前にネットでここから撮影してる写真がアップされてて、俺とあっちゃんと樫田君の3人で探して見つけたんよ」

若宮朱莉「写真を見ただけで場所を特定できるんだね」

水城涼真「写真を撮った方角がわかったから多分この辺やろみたいな感じで特定しただけやねんけどな」

若宮朱莉「でも写真だけで場所を特定するって一時期問題になってたよね」

水城涼真「あれはまた違うやり方なんやけどな。それより寒いからさっさと戻って温泉に入ろか」


2人はさっさと下山をしてかやぶきの里に戻ると日帰り温泉へ入った。温泉は30分程入浴して出てくると水城涼真が「腹減ったからボタン鍋食べにいこ」と言った。それから日帰りプランのある旅館に入って食事処の部屋へ案内された。ところが食事のメニューを見た若宮朱莉は驚いた表情をした。


若宮朱莉「涼真さん、ボタン鍋って1万円もするけど高すぎない?」

水城涼真「今日くらいはちょっと贅沢してもええやん」

若宮朱莉「そうかもだけど、値段みてびっくりしちゃった」

水城涼真「この前の北九州市遠征したときの報酬と朱莉ちゃんのギャラが入ったんよ。今回は朱莉ちゃんのギャラを使わせてもらうから心配せんでええよ」

若宮朱莉「わたしのギャラならいいけど、そんなに多かったの?」

水城涼真「朱莉ちゃんのギャラが20万円超えてたからびっくりしたんよ。とりあえずボタン鍋を注文しよ」


水城涼真は店員さん呼んでぼたん鍋を注文した。それから10分程して注文したボタン鍋が運ばれてきた。どうやらこのぼたん鍋は3人から4人前くらいの量があって肉と野菜がたっぷりお皿に盛られていた。鍋の出汁は自家製味噌でしゃぶしゃぶ風にして食べるのがいいとのことであった。


水城涼真「ちょっと量が多かったな。朱莉ちゃん、全部食べれそう?」

若宮朱莉「このくらいなら食べれるよ。それに高いお金出すんだから涼真さんもたくさん食べてよ」


まず鍋にどっさりと野菜を入れると、水城涼真と若宮朱莉は猪肉をしゃぶしゃぶ風にして食べはじめた。少し固い食感であるものの脂はほのかな甘味で上品な味であった。若宮朱莉は「さすがは高級料理だけあって猪肉は美味しいね」と言いながら次から次へと大盛のご飯と猪肉を食べていった。途中で大盛ご飯をおかわりした若宮朱莉を見た水城涼真はさすがに引いていた。


水城涼真「朱莉ちゃん、すごい食欲やな」

若宮朱莉「だってお腹ペコペコだったんだもん。それに美味しいからいくらでも食べれそう」

水城涼真「どういう胃袋しとるんかホンマに見てみたいわ」

若宮朱莉「えへへ・・・でも今日の夜はもう何も食べないでおくけどね」


結局、ぼたん鍋はあっという間にたいらげてしまったが、そのほとんどは若宮朱莉が食べたのだ。こうして新婚デートが終わって2人は大阪へと戻っていった。

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