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蓮花高校襲撃事件③

(あまつ)、全力で行くぞ…!」

「もちろんだよ彼岸くん、僕達がきっかけで起こった事だし僕達でやらなきゃ。」

そうすると2人の雰囲気が明らかに変わった。

「俺は赤い方を殺る、あの厄介なの任せたぞ。」

「厄介なの任せないでよ・・まぁいいや、頑張ろう。」

俺も戦う、そう言おうとした時だった。

「お前は休んでろ、足焼けてんぞ。」

「え?」

先生が切られた時に喰らったのか、マジで見えなかった…。

「俺らがいるせいでみんなが狙われたんだ、責任は俺らにある。」

「行くぞ!」

「うん!」

そうすると2人は勢いよく2人の方へ飛び降りた。

そして2人は既に明らかに戦闘用の武器を持っていた。黒い方は真っ黒な忍び刀、赤い方はどこかで見たことあるような持ち手が赤と黒の菱形模様になったナイフを持っていた。

(普通に武器持ってるってどういう事だよ…)

そんな事を考えてるうちにあいつらは壮絶な斬り合いをしていた。

(あかがね)「うおおお!早えなぁ強いなぁ!だから戦いは楽しいんだよ!!」

彼岸(ひがん)「うるせぇよ、というかお前らどこまで行っても追ってくるとか気持ち悪いんだよ。」

(あかがね)「これまで戦ってきた中でお前ほど強い奴はいなかった…本当に楽しいよ。」

彼岸(ひがん)「そりゃどうも、ほらあっちも見てみろ!超接戦だぞ。」

「天の奴、若干辛そうだな〜、おーい!まずかったら能力使えよな〜。」

(あまつ)「分かってるよ。」

(あかがね)白金(しろがね)ぇ、お前動き鈍ってるぞー!だからストレッチは大事って言ったのにぃ。」

白金(しろがね)「お前はしっかり戦え、油断するな。」

そのような会話をしながらもあいつは常人では目で追えないほどのスピードで戦っていた。

そして別の奴も休憩を終えたかのように振り返って刀を構えようとした。

(ああがね)「あいよ!よ〜し、再開するk…お前、喋ってる最中だぞ今!!!」

その時赤いのが既に俺の能力と似た赤いエネルギー弾のようなものを放とうとしていた。

彼岸(ひがん)「うるせぇ!能力解放、最大出力だ。」

破赫(はかく)!」

そして次の瞬間、辺り一面爆音赤い光に包まれた。

(爆発多すぎだろ…今日だけで2回目だぞ!というかあいつ今、能力使ったよな…やっぱりそうだ。間違ってなかった!)

そうして光が収まると、敵の方は結構ボロボロになっていた。

「ゴフッ…チッ!お前、話の途中くらい待てよなマジで。」

「相手のお喋りに付き合ってる暇はないんだよ。」

「まぁそりゃそうか。銀、大丈夫か?」

「問題ない、こいつを盾にさせてもらったからな。」

黒い奴は、真っ黒な液体?か何かで全身を包んでガードしていた。

そしてそのガードを解いて黒いやつが出てきた。

天「まともに喰らって立ってられるんだ、あの怪物。」

銅「これでもタフだからな、俺。」

天「というか、今日のあなた達の相手はもともと僕たちじゃない。」

銅「は?何言って…」

そして校門前に目をやるとそこには、

「こちら特殊警察が第二部隊、現着。」

特殊警察が来ていた。

「これは分が悪い、ずらかるぞ銀。」

「ああ、だがその前に」

その次の瞬間、そいつが今までの比じゃないスピードで黒い奴の顔に向かって鎌を横一文字に振った。

黒い奴は反応し切れずに頬を斬られてしまっていた。

「土産だ、次は必ず殺すからな。」

それと同時、特殊警察と2人両方に大量の怪物が向かってきた。

特殊警察「まずい、数が多すぎる!このままでは逃げられるぞ!」

銀「またいつか会うだろう、その時は確実に殺る。」

そう言ってあいつらは小型の怪物を壁にして最初に出てきた穴の中に逃げていった。

「まずい、逃げられるぞ!」

「でも片方は結構な深傷、まだ追える!」

そして怪物を壊滅させた頃にはあの2人には逃げられていた。

彼岸「あー、逃げられた…タダでは済まさないって言ったのに片方無傷だよ…」

天「いつか仇は必ず取りますよ、先生。」

それと同時に、俺の視界は真っ暗になった。


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