8/31
(二)-5
中から返事はなかったが、私はドアを開けて中に入った。
こちらの部屋は1DKで、ダイニングは休憩スペースとして、そして奥の部屋を仕事場としていた。
夫がその仕事場の一番奥にいるのが見えた。四人のアシスタントのうち、二人がまだ残っており休憩スペースでくつろいでいた。
今日は締切開けの日と聞いていた。いつも昼から夕方に原稿を取りにくるという。もう原稿を渡したのかどうかはわからなかったが、アシスタントの二人がくつろいでいるということは、原稿は完成したのだろう。
(続く)
中から返事はなかったが、私はドアを開けて中に入った。
こちらの部屋は1DKで、ダイニングは休憩スペースとして、そして奥の部屋を仕事場としていた。
夫がその仕事場の一番奥にいるのが見えた。四人のアシスタントのうち、二人がまだ残っており休憩スペースでくつろいでいた。
今日は締切開けの日と聞いていた。いつも昼から夕方に原稿を取りにくるという。もう原稿を渡したのかどうかはわからなかったが、アシスタントの二人がくつろいでいるということは、原稿は完成したのだろう。
(続く)
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。