Session04-01 一日の始まり
明けましておめでとうございます。
昨年に続き、コロナはまだ続いております。
皆様、お体にお気を付けて、今年が皆様にとって良い年であることを祈っております。
本年も、ワケあり女オーガの冒険譚、お楽しみいただければ幸いです。
瞼を開けると見慣れない天井だった……。
俺の寝室の天井である。
見間違いようがない。
この屋敷に住むようになって、実質数日。
まだまだ見慣れない天井だ。
昨日は多分、一番ぐっすり寝た日だっただろう。
コケコッコーっと鶏の鳴き声が聞こえてくる。
さて、起きねば……。
…。
……。
………。
腕が重い。
脚までも重い。
チラリと横を見てみると、バーバラとルナとイーネの寝顔。
俺の右腕に頭を載せて気持ちよさそうに寝息を立てていた。
逆側をチラリと見る。
マーリエにフィーリィにハンナが同じように寝息を立てていた。
あの会談の後、皆で談笑しながら一緒に寝ようという話になり、今の状況と言うわけだ。
六人を起こさないように、手をゆっくりと抜く。
抜いた後、身体を起こす。
基本的に、寝る時は服を着ない。だから、皆、裸だ。勿論、俺もだ。
ブルンと自分の胸が自己主張をした。
この忌まわしい物が、大きくなり出したのは10歳の頃。初めは胸と尻が大きくなってきたと訝しむくらいだった。
しかしそれが、家に仕えるメイドのように男物の服では膨らみが隠せないぐらいになってしまった……。
そして、ついに今では90台まで育った。
右手で顔を覆い……どこか遠くを見る。
男なのか、女なのか。
俺は何者なのか。何者でもないのか。
……そんな負の感情に引っ張られる時がある。
だが、
「……”我が主殿”……また嫁を増やすのか……むにゃむにゃ」
バーバラの認識では、また増やすって思われてるんだな。
この忌まわしい物があることで冒険者になろうと思い至らなければ、バーバラ達に出会えなかった。
マーリエを娶れなかった。イーネ、柊、ハンナと出会えなかった。
……そうだ。俺は俺だ。鬼人族と普人族の半端者。男と女の半端者。
そして、アインホーン家の当主だ。
ここにいる妻たちを背負っているのだ。
マーリエの顔に手を伸ばす。優しく、撫でてあげた。
「……ン……”愛しの君”……愛してる」
……いかん。頬が赤くなるのがわかる。
身体を動かして雑念を払おう……。
掛け布団をめくり、中を見る。
ピッピと柊が脚にしがみついてる。
これは、寝ているのを妨げずに抜け出るのは無理そうだな。
「みんな、朝だ。起きてくれ。」
声をかけながら、彼女たちに口吻をしていく。勿論、頬にだ。
それで皆、寝ぼけ眼で起き上がる。
「……おはようじゃな、”我が主殿”。」
「おはようございます、”我が君”。」
「おはよう〜、”ボクの勇者様”。」
「くあぁぁ……おはよっ”ご主人様”!」
「お、おはようございます。”愛しの君”。」
「おはよう、”主様”。」
「おはようございます、”あなた様”。」
「おはようございます!“御屋形様”。」
八人それぞれの挨拶。
それに俺はただ、笑顔で返そう。
「おはよう。これから朝食の前に一汗流してくるが、一緒にやるかい?」
◇◇◇◇◇
この屋敷には中庭がある。
綺麗に均された土の上に砂利が敷かれ、訓練が出来るようになっており、この屋敷で寝起きをするようになってから、日課としてこの中庭で朝、起きると共に身体を動かすようにしている。
今日は、俺だけではなく、妻である彼女達も並んでいる。皆、一様に運動がし易い薄着を身につけている。
彼女らが並ぶ前に、俺は立って、手本となるようにゆっくりと身体を動かす。
まずは深呼吸。
深く、深く息を吸い込み、長く、長く息を吐く。それを皆の前でしてみせる。
彼女達も俺を参考に深く、深く息を吸い込み、長く、長く息を吐く。
それを何回も繰り返していると、身体の芯から熱を持ち始めるのがわかる。
彼女達もそれに気付いた様で、少し頬が朱を点したように赤くなってきたのが見てとれた。
そして、日課としてこなしている形稽古を少しずつ、見せていく。
腕を、脚をゆっくりと動かし、一つの動作が終わるところで留めて、彼女達が同じ動きをするのを見守る。
皆が同じ動きを終えたら、次の動きを見せる。それを繰り返し、一通りの行程を終えたら、皆にそのまま一度見学するように言う。
「今、見せて、皆がなぞった動きは、俺が師匠より学んだ武術の一つだ。これを、素早く行うとこんな感じに……なる!」
そう言って、俺は今の動きを対人戦レベルまで上げた動きをしてみせる。
拳が、脚が空を斬り裂く様に音を立てて動き、身体の軸を意識した体捌きをしてみせる。その動きを見たマーリエは、キラキラと目を輝かせながら声をかけてきた。
「……孤児院で悪漢を蹴散らして下さった時の動きですね!」
「……ああ、そうだね。二人目をやっつけた時の動きの一部が含まれているのか。……マーリエはもしかしたら、戦いのセンスがあるかも知れないね。」
マーリエの言葉に、ルナが相槌を打った。
あの時の俺の動きを見ているのは、ここにいるメンバーでは、マーリエとルナだけだ。
確かに、あの時の動きの中に、今の動きが含まれているのは確かだ。
しかし、俺はあの時しか、この動きを見せてはいない。ルナに絡んでいた奴らを追い払う時に使った武術ともまた違うものだ。
だから、ルナは言われるまでは気づかなかった。
そう考えると、マーリエの気付きは凄いと言えよう。
「……“愛しの君”が、私のために戦ってくれた時でしたから。……ただ、ただ、その勇姿を見逃すまいと見ていただけなんです。」
「そうか、そうか!“我が主殿”の勇姿を目に焼き付けんとしていたか!……マーリエ、それはただのお嬢様ではできんことなんじゃよ。お主のその目は誇って良いぞ!」
「マーリエ、ハンナもそう思う。今の“主様”の動きを、直接戦わないで、見て覚えるのは難しい。戦士は、相対した相手の繰り出した手は身体が覚える。でも、一度だけ、見て覚えるのは難しい。マーリエ、誇って良い。」
バーバラがマーリエへの褒め言葉を補足するように口にした。
ハンナは全体的に口数が少ないタイプだ。
必要な事しか口にしない。だからこそ、こう補足するように言葉を続けるのは珍しかった。
「ハンナ、マーリエが望むなら戦い方、教える。どうする?」
「……!はい!お願いします!」
ハンナの申し出に、顔を綻ばせて喜ぶマーリエ。
それを見ていたピッピがポンっと手を叩いた。
「それよりも“ご主人様”。マーリエについてる三人はどうするよ?辺境伯様が公爵家の方は何とかしてくれたけども……。あの三人はマーリエが近侍として取り立てたから、家臣として扱うかどうか決めないとさ?」
「確かにそうですね。マーリエ、私達が“間引き”に行っている間、如何でしたか?ダール殿の姿を見る限りは、成果は出ていると思えますが……あなたの評価を聞かせて貰えますか?」
ピッピの発言は、ラークスの御付きだった三人、ルー、ターニャ、ケイの三人についてだった。
彼女達は、マーリエが近侍として取り立てることで助けた。
しかし、辺境伯家と公爵家との関係はまた別だ。
折り合いをつけるとしたら、”彼女達が”ラークスを唆したとして、彼女達の実家を槍玉に上げ、その上で辺境伯家へ迷惑をかけたと進物を用意するという所だろう。
ラークスは次子だ。長子のスペア扱いに近い。
それ故に、寄子である子爵家の子女との婚姻の話が出ていた。
長子であれば、御付きの者も次代を担う人材を付けるのが普通だ。現に、俺の兄に付いた者も家を代表する家臣の子であったし、レンネンカンプ辺境伯の長子……ディータ義兄上には次席文官と筆頭武官の子が、次子であるスヴェン義兄上には筆頭文官と次席武官の子が御付きとして付けられている。
……レンネンカンプ辺境伯家については、ちょっと特殊ではあると思う。
才覚からして、文治のディータ義兄上、武断のスヴェン義兄上と言えよう。その長所を補うように御付きの者がついているのだ。
次代のレンネンカンプ辺境伯は、問題が起こらない限りはディータ義兄上で確定だ。
しかし、その問題が起こった際に…辺境伯家が絶えない様に、スヴェン義兄上は暫くは据え置かれ、ディータ義兄上が男子を授かったら、別の一家を建てる形で独立させるのだろうと思う。
昨日の謁見の場で若手衆が諫言していたが、それを除けばレンネンカンプ辺境伯家は珍しく、文官と武官の間で確執がない家であると言える。
多分、チョトー地方の件があるからだろう。
目と鼻の先に“迷宮”指定の地域があるのに、家臣間で確執を持っていては、下手をすれば改易などの口実を与えかねない。
それを辺境伯を始めとして、家臣一同が理解しているのだろう。
長子は文官の代表、次子は武官の代表。どちらが継いだとしても、どちらも影響力が残るようになっている。そう考えると、良く練られていると言える。
……ただ、若手衆はそこまで考えているのは少数みたいだが……。
長くなったのと、逸れてしまったが言いたい事としては、御付きの者はどれくらい期待されているかを計る物差しでもある……ということだ。
それ故に、彼女達三人の能力と実家の地位がどれくらいかを知る事で、彼女達の立場を知ることもできるのだ。
「……三人については、才女と言えます。ルーは組織の運営力、ターニャは算術を元にした管理能力、ケイは剣術と部隊の指揮能力……それぞれが光る物を持っています。実家の格としては、中間と言った所みたいですね。
考えられる所としては、寄子の子爵家から妻を得た後、別の一家を作り、三人の実家が譜代として、その一家の重臣となると言った予定だったのではないかと思いますわ。」
「なるほど……。そう考えますと、彼女達三人は、バウエル公爵家でしたか……。あくまでも、長子ほどには扱っていないとしても、十分に考えられた人選だったということですね。“あなた様”、彼女達は手元に置くべきです!」
「えっと……僕には“手元に置く”という意味がわからないのですが……教えて貰えませんか?」
マーリエの評価を聞いたイーネは何度も頷いていた。
そして、彼女達三人を“手元に置く”べきだと口にする。
それを聞いた柊は腕を組みながら、手元が何を指すのか理解できていないようだった。
「”手元に置く”と言うのは、今回は三人を側室として迎えることを差します。
良いですか、柊。アインホーン家は出来たばかりの家であり、譜代と言える家臣は両手で数えられる人数しかいません。そして、譜代と言える程の忠誠を家臣へ持たせるのに一番良い方法は婚姻です。彼女達は、今はマーリエの近侍……家臣です。将来は婚姻し、家を繋がなければなりません。婚姻すると言うことは、他の家と縁を繋ぐということです。本来であれば良い事ですが”我が君”の立場からすると、今は別の家の縁に引き摺られるのは避けたい所です。
それに、彼女達は女性ですから、婿を取るとなるでしょう。そうなると彼女達の才を殺すことになりかねません。”我が君”でしたら、男女関係なく本来の目的のために有用であれば用いるでしょう。ですが、世の貴族家の男性の殆どは、そうは考えません。子を成すため、家を繋ぐためだけの価値しか見出せない者が殆どです。
下手な男よりも有能であるなら、彼女達を側室として迎え入れましょう。そして、子を成したら一家を立てさせて、実家をその一家の譜代とさせるのです。」
「……そうじゃな、落ち目になった実家を引き取れば恩を売れて、側室の実家ともなれば譜代と言える立場になるから、更に恩を売れる。忠を尽くすであろうし、こちらは中堅どころが増えるということじゃな。確か……古い話で“唯才”と、一つでも才があれば推挙するよう求めた為政者がおったとか。」
「“三國志”に書かれてる魏の武帝だね。神殿で読んだけども、今、出回ってる“孫子”に注釈を入れた人だよ。そこまで極端に行かないまでも、マーリエが評価する才ならば、ボクとしては、彼女達を受け入れる価値はあると思う。それに……彼女達の実家が槍玉に挙がるなら、彼女達の嫁ぎ先、婿入りの条件なんか酷くなるはずだよ。結果、彼女達が不幸になるくらいなら、”ボクの勇者様”が彼女達を受け入れてあげて欲しいかな。
……そして、何よりも、彼女達は“加護”の事を知ってる。それが、結婚相手の家を介して漏れるのは避けるべきだと、ボクは思うかな。」
フィーリィが柊へアインホーン家の状況を説明する。
婚姻をすることで、婿入りした相手の家の都合が影響を及ぼすことを危惧しているのと、彼女達がその才を活かす事が出来なくなるであろうことを懸念していた。
確かに、フィーリィの懸念はもっともだった。
婚姻をして結ばれた場合、婚姻先の力を頼ることが出来る様になるが、それに合わせて婚姻先の都合も考慮せねばならなくなる。
それに……彼女達の忠誠は疑うべくもない。
だが、その婿はどうか?
婿は、婿の実家に利益をもたらさねばならない。
加護の話については、今は隠すべき内容だ。
それに、マーリエが評する程の才。
それを活かすためにも、側室として迎え、家長として役目を与える形の方が波は立たない。
何よりも新興の家だ。うるさく言うような者はいない。
バーバラが補足したように、彼女らの実家を丸々と取り込めるのも大きい。
ダールは譜代と言える立場だが、彼は元々流れの傭兵。貴族の家臣としては一族がいない。
将来、嫁を迎えて家門を作る必要があるが、今はまだその段階ではない。
ビョルンは騎士爵とのことだから、係累は居れどもそこまで層は厚くない。
ハーゲンは男爵のため、血縁や係累を含めれば一番の動員数があるとは思うが、直系の男子が全員死別している。
ハーゲン自身が率いねばならないのが扱い辛いところだ。
彼女らの実家が、あくまでも冷遇されただけであるならば、その一家を丸ごと抱え込み、譜代として遇する。
時至らば、名誉挽回のために勇を奮うだろう。
公爵家の中間程度という立場は、結構大きい。
男爵家や、子爵家の中間程度ならばそこまで大きくは無いであろうが、腐っても公爵家。
その中間ということは、それだけ長く仕えているか、実績がなければなれない。
それを引き抜けるまたとない機会と言えよう。
そして、ルナの懸念は”加護”持ちであることが漏れることと、彼女達が不幸にならないかの心配だ。
現時点で知っているのは、アインホーン家の一員、辺境伯家の首脳陣、バーバラの兄だけだ。
必要となれば勿論明かすが、今はまだその時ではない。
で、あるならば、不確定要素は含まない方が良い。
それならば、彼女達を囲うべきだ……という話になるわけだ。
そして、指摘した様に彼女達自身の価値が難しい状況になっている。
”彼女達が唆した”という建前で、辺境伯家と公爵家は手打ちするとなると、実際は違ってもその結果は付いて回る。
”主人を唆した悪婦”。
こう言った風評は女性としては致命的だ。
声高に無実を叫べば、公爵家の面子を傷つけてしまう。
因果を含めて娶る相手にしたら、言う事を聞く女が手に入ったと思う者もいるやも知れない。
少しの機会とは言え、話をし、交流した相手が不幸になるのは見過ごせない。
有能であるという事なら、受け入れた方が良い。
そう言いたいのだろう。
「……それに、”ボクの勇者様”の夜の相手は、三、四人居た方が良いから、そう言った点でも……人が増えた様が良いとボクは思うかな!」
「……あ〜……”我が主殿”は絶倫じゃものなぁ。……四人相手で我らが気を失うのが先とはどれ程か!」
「……そんなに”愛しの君”は凄いんですの?」
「……マーリエ、”主様”を基準に考えたらダメ。ハンナ、奴隷だった時に奉仕を学んだ。その時の相手、比べものにならない。」
「げっ、そんなに”ご主人様”って凄いのかよ!?」
ルナが頬を真っ赤に染め上げ、尻尾をブンブンと音が聞こえるくらい振りながら爆弾発言を投下した。
その言葉に、バーバラが『わかる。わかるぞ。』とでも言うように相槌を打つ。
フィーリィ、ピッピ、イーネ、柊も頬を染めつつ頷いて見せ、それを見たマーリエが両手を頬に添えながら、赤く染め上げる。
そして、追い打ちをかけるように、ハンナが実体験を元に俺が凄いということを伝えるが……。
正直、反省はしている。
皆を平等に愛そうと、自分の体力、精力を毎回ありったけ注ぎ込んでいるのだ。一人当たり……四回から五回……四人で二十回か。
……いや、改めて思うが十分化け物か。
そんな、俺の夜の生活……性活に飛び火したが、概ね話は纏まった。
「俺は、彼女達を側室として迎え入れる。改めて、分け隔て無く愛するように努力する。すまないが、宜しく頼む。」
「うむ!”我が主殿”が決めたならばそれで良い。
で、あればそろそろ朝食の準備も出来ている頃じゃ。その際に、皆に指示を出すと共に、彼女達へ伝えるべきじゃな。
特に、今回は”彼女達を側室として娶る”と有無を言わさず伝えるべきじゃ。蒸し風呂に一緒に入った時は、ああ言うておったが……聡明な三人ならば、迎え入れたいと言って許可を求めたら、何のかんのと理由をつけて辞退をするじゃろうからな。」
「確かに、考えられますね。”愛しの君”には命令という形で伝えて貰うとして、ハーゲンの孫のミリスちゃんも嫁入りするわけですから、暫くは私の下で仕事をして貰う形が良いかなと。」
「……ところで、そのミリスちゃん……っていくつなんだ?」
「たしか、今年で十二歳なはずですね。」
「……”ご主人様”、ぜぇったいに本番をするなよ!?……あたしはこれでも大人だから大丈夫だけども、その歳の普人族じゃぁ、下手したら裂けるぞ……。」
「そうですね。僕もピッピさんと体格は同じくらいですが、天狗ですので見た目に比べて頑丈です。……それでも、暫くは痛かったですけど。僕やピッピさんと同じくらいの体格の子だったら、“御屋形様”の逸物はトラウマになりかねません……。」
俺の逸物は凶器か!
……いや、十分凶器か。
散々な言われようだが、十二歳ならば十五歳になるまでは、本番行為はするつもりはない。
……まぁ、もしも求められたならば、別の方法を教えるつもりではあるが。
「……十五までは待つ予定だ。もしも、自分だけが混ざれない事で不安、不満を持つ場合は、皆に手伝って貰って、前戯を教えるくらいまでだな。その時は、協力して欲しい。」
「そこが妥当でしょう。では、”我が君”、食堂へ参る前に、着替えましょう。皆も揃っているはずですから急がねば。」
その言葉に俺が頷くと、皆も頷き、歩き始めた。
※作者からのお願い※
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今後も頑張ってまいりますので、是非とも、宜しくお願い致します!
加藤備前守




