第3話 僕の1日
めっちゃ短いですw
どうも、暴走トラックです。
さて前回で僕の置かれている状況はだいだいわかったかと思います。ただ暴走トラックとはいえど毎日毎日人をひき殺してるわけじゃありません。
基本的には普通のトラックとして街中を走っております。社畜をしていた僕としてはめちゃくちゃ楽しいです。見たことのない物、行ったことない場所に行けるのですから。
ちなみに神さまは僕の願い『人を殺すことに何の感情も浮かばないようにしてもらう』以外にも色々くださった。
1つはトラックが止まっている間だけ幽体離脱?みたいに抜け出せる力
これがまあ便利なものでして・・・トラックが完全に停車している(専門的に言うとPに入っている)あいだであれば、意識を飛ばせるというものです。
これがあると色々見に行けるし、人が食べてるものを食べれば(まあフリだけど)その味もわかるようになってるんです。
これのおかげで食べたことのないものも食べられるんで、めちゃくちゃ楽しいですね!
こんな感じで普段は色んな食べものを楽しみつつ街中を走ってます。人をひき殺すのは多くても月1回くらいなので気楽です。ほんとに。