地獄脱出
初めに、こんな初心者の投稿を見ていただきありがとうございます。
どうぞお楽しみください。
1 死の国
俺は・・・・・死んだのか?。
そう思うのは仕方ないはずだ。
2分前に車にはねられた後、いつの間にか黒いエレベーターにのって、下っていたのだから。
俺は、山田 工三十二歳だ。
まだ若いのに、強盗をして、十回目で死んでしまった、交通事故で・・・。
こんなことになるんなら、強盗なんてしなきゃよかった!。
そんな事をいっても、もう後の祭りだ。
エレベーターの下には、地獄が見えたからだ。
着いてすぐに、鬼に真っ暗な部屋に入れられた。
ここは、牢屋のようなものなのかも知れない。
そのなかには、十二人ほどの人がいた。
みんなが怖い顔をしてこちらをみたが、すぐに「よう!新入りさん。」と優しい顔で話しかけてきた。
最近悪者がへって、退屈だったのだろう。
すぐになかよくなれた。
なぜか手帳がおいてあったのでこれからは、地獄で日記をかこう。
初めににこのようにかいた。
?月?日
「今が何月で、何日か分からないので、月日は?で書こうと思う。
みんな強盗をしたとは思えない優しさだ。
この暮らしも楽しいかもしれない。」と。
俺は地獄に来たということを周りを見て改めて感じた。
そして楽しい仲間たちと一緒に暮らすワクワク感もかんじた。
だが、そんなに甘くないことも分かって覚悟していた。
その予想はのちにあたることになるのだ。
2 その夜
その夜(黒い月がある)、鬼につれていかれたのは地獄の道具を作る工場だった。
そこでは、朝になるまで、道具を作らされるのだ。
おれはその作業をみて驚いた。
なんてハイテクなんだ!。
あちこちで見たこともない不思議な機械が静かに動いている。
ここで、俺らをはたらかせるのは拷問のためか?。
聞いてみた。
「何故こんなことをするんですか?あんな機械があるのに。」
「・・・・・・・・・・・・・・。」
返事がない。シカトのようだ。
と言う言葉が頭に浮かび吹き出しそうになった。
まさか漫画で聞いた言葉がいまでてくるとは・・・・。
そのあと何時間も働かされた。
朝になって、もっとやばい試練が待ち受けていた。
はり地獄や、マグマ池、崩れそうな橋などだ。
だが、そのことをしっていたみんなは、道具を作ってのりこえた。
俺も借りてたすかった。その後に、鬼がパンを一人一人に配り、戻っていった。
これだけ働いてこれだけなんて少なすぎると、みんな文句を言いはじめた。
その間に日記を書こう。
?月?日
「5時間以上働いたのにこの食事は少なすぎる。
いくらでもご飯が食べられた地球にいた自分が懐かしいな・・・・・・・・・・・・・・。」
書いた後パンにかぶりついた。意外とうまいな…。だけど、やっぱり足りないや・・
・・・。と思った。何だか涙が出てくるな。昔の美味しいご飯が懐かしいや。
2 悪化
?月?日
「次第に、みんなのかんけいが悪化していた、殴り合いが続き、食べ物の奪い合いもおこった。
そのせいで、何日も飯を食べていない。
地獄でも、腹はへるものだ。
どうにかしてめしを食べなければ・・・・・・・・・・・・・。
そしてついに、めしを食べる方法を見つけた。
隠して、後で食べるのだ。
そしてついにうまくいった!よっしゃ――!・・・・。というように今日はぶじにいきられそうだ。
じつは、脱出計画を考えているのだが、そのことは、黙っておこう。」と・・・・・・・。
いや、日記に書いてて鬼が読んだらダメなんだけどね。
と一人でノリツッコミしていた。
一人でこんな事、やってて恥ずかしかった。
この日記を書いた後に道具集めをはじめた。
スプーンや、スコップ、バケツ、水などとにかく使えそうなものを探してコッソリ集めたのだ。
見つかりそうになってもギリギリごまかした。
手帳を残した人は、もう魂までも処刑されたのだろう。
だがその人は、すごいものをのこしてくれた。
手帳の裏に脱出経路を書いていたのだ。
このひとは、それがばれて魂も処刑され、二度と生き返ることが出来なくなったのだろう。
残念だけれどほかの人に助かってもらいたかったのだろうなあ・・・・・。
ありがとうございます。
この手帳はとてもやくにたっていますよ・・・・。
終 脱走
?月?日
「ついに脱走経路を作る道具がそろった。
今から、みんなに話して逃げるつもりだ。」と書いた。
ほんとにそのとおりでみんなにはなした。
そしてみんなが知っていることを聞き、驚いた。
鬼が見張りを交代するために20分いないこと、その間誰も通らないことなど色々なことを知った。
そしてその間に穴を掘ろうということになった。
その時はすぐやってきた。
鬼がいなくなったのだ。
みんなで穴を掘ったらすぐにできた。
そして最後のところを掘る時に鬼の声がした。
「あいつら逃げやがった。追っかけろ!」と。
みんみんなで急いで掘り、その穴をとおった。
まぶしい光に包まれた後、暗いところから、「くそー!」ときこえた・・・・・かな?
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何があったんだ?。
起きた時に俺は、病院のベッドにいて、そして何も覚えていなかった。
ただ、警察にいかなければというきもちがあった。
こっそり病院をぬけだし、警察に行った。
そして自ら牢屋に入った。
未来の世界を夢見ながら・・・・。
最後まで見ていただき有難うございました。




