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異世界へ行く前に

第二話連続更新です!

少しでも、多くの方に読んでいただけますように!


じゃあ、早速だけど、異世界での説明をするのね。

異世界であなた逹は、勿論Lv.1からスタートよ

戦いかたはあなた逹の自由。魔法で戦っても良いし

剣術や体術を鍛えて勝負してもよし、これは自由よ。

でも、あなた逹に魔王を討伐する前に倒れられても

困るから、剣術と、火、水、土、風、光属性の魔法は最初から

使えるようにセットしておくからね。


一応、安全マージンとして中級迄の魔法なら使えるけれども

ゼロの状態からのスタートだから魔法はそんなに使えないからね?

魔力量が少ないもの。


次にアイテムボックスの説明ね

アイテムボックスはこのカバンから、接続できるわ

ただ、異世界でアイテムボックスを持ってるのは

少ないから気を付けてなの、


用量は無制限、同じアイテム毎に纏められて

あいうえお順に並ぶ様にしてあるからね


じゃあ、早速だけどこのカバンから初期装備を出してみて!

初期装備は本当は皮の防具と銅の剣なんだけど

鉄の防具と鉄の剣を出してくれるのね?


「はい、これね~、どうぞ~。」

「あっ、どうも」


「はい、あなたもどうぞ~」

「ありがとうございます!」



カバンの使い方なのね

まず、手を入れてみて、そうすると目の前にカバンの中に

入っている物のリストが浮かんでくるからその中から

取り出したいものを思い浮かべて掴めば出てくるから


はい、じゃあ、実際にやってみよ~!


っと、言い忘れてた!

多分、今手を入れたら膨大な量の道具が出てきたでしょ、

実はそれ、前の勇者が使ってた物だから

使い切れなかった物とかが沢山入ってるのよ

でも、大丈夫!全部綺麗にしてあるしアイテムボックスの中は

時間の経過が無いから劣化したり、物が腐ったりって無いから!


「はい、なんか、いっぱい出てきました。

 出すのは鉄の剣と防具で良いんですよね。」


「あの、アマテラス様、これで、良いですか?」


「うん!上出来!」


じゃあ、次に装備の仕方ね!

出てきた物に触れると装備のアイコンが出てくると思うの

そしたら、それを選択すれば装備完了よ!


「ええっと、装備は鉄の装備で良いんですよね?」


その通りなの!


[鉄の装備一式を装着しますか?]

   →はい いいえ


「これで、良いですか?」


うん!上出来!おー、似合ってる!!そして、初々しい!!

あとは、ポーションの説明なのね

ポーションは回復の具合によって

ポーション、上ポーション、特上ポーションと

魔力の回復と状態異常も治す「エルフの涙」の四種類があるわ

魔力のポーションも同じくよ。

まぁ、あなた達なら使い方も分かるでしょうけど

一応説明しとくね。

ポーションは飲むことによってその効果を得ることが出来る仕組み

だから

使用時は選択肢を「はい」にすると手元に出てくるからそれを飲んでね!



「まぁ、異世界についての説明は以上かな?

まだ、なにかあったら神様メールを送るから!

んじゃ、そろそろやりますかね!いやぁ~、久しぶりで腕がなるなぁ~」


「あの、アマテラス様?まだ、質問とかあるんですが‥‥‥‥‥‥。」


「そうね、でも全部説明したらつまらないでしょ!

あとは、自分で体験して学ぶのが一番!」


「待ってください、これはお願いと言うかわがまま、なんですけど

先代の勇者の方々が苦労して集められた物を使うのはなんだか申し訳無くて

なので、出来ることなら空のアイテムボックスが欲しいです。」


「....あら、そう。良かれと思って用意したんだけど

まったく!前の勇者も同じことを言ってたわね。

分かったわ!でもこれだけは受け取って頂戴!」


半ば、呆れたようなでも、何処か嬉しそうな顔をしながら承諾してくれた。


「はい、じゃあこれね、中を確認してくれる?」

渡されたアイテムボックスにはHPポーションとMPポーションが

それぞれ10個づつと、初級装備の皮の防具と銅の剣

そして、纏められたお金が入っていた。


「これは、私からのお願い

無理を言ってあなた達に異世界へ行って貰う責任でもあるの

そのポーションはあなた達の命を守ってくれるもの

Lv.1からのスタートで油断をしたらすぐに倒されちゃうもの。

そして、そのお金はあなた達の異世界での生活を助けるもの

ちゃんと休息を取らなければ倒れてしまうし、私もそれは困るから。

良いわね?」


子供に言い聞かせる親のように優しく諭された。


「他に何か無い?」


「あの、アマテラス様?

私、お願いがあるんですけど良いですか?」


そう、あゆみが切り出してお願いしたのは和弓、矢と弓道着だった

元々、あゆみは名家の生まれ、

幼い頃から色んな習い事をやってたし

特に弓道は、おばあちゃんが師範だけあって厳しくしごかれてた

かく言う僕も一緒にしごかれてた仲だけど。


「あっ、そうそう忘れてた、向こうの世界でのお金の事についてね。」

アマテラス様が説明してくれた事を要約すると

向こうのお金は、白金貨はっきんか金貨きんか銀貨ぎんか銅貨どうか赤貨せきか青貨せいか緑貨りょくか

の7種類

白金貨が一千万円、金貨が百万円、銀貨が一万円、銅貨が千円、赤貨が百円

青貨が十円、緑貨が一円の価値だそうだ。


白金貨は主にオークションや、国庫等で使われて一般では見ないとのこと

金貨はそれなりの店なら釣銭の用意があり、銀貨辺りからが一般でも見るお金だそうだ。

一般の大体の年収は銀貨四枚、

一家族大人二人に子供一人で年間銀貨二枚あれば暮らしていけるそうだ


ちなみに、アマテラス様から貰ったお金は金貨五枚、銀貨七枚、銅貨十一枚だった。


「じゃあ、これから向こうに送るわね、準備は良い?」


そうアマテラス様が言うと腕を大きく広げて呪文の詠唱が始まった


足元に、本を開いた時とはまた別の魔方陣の輪が現れて

光り輝き、回りだしながら徐々に増えてゆく、

あまりの眩しさに目がくらんで辺りの風景がボヤけてくる

不意にアマテラス様の呪文の詠唱が止まる


「御二人の活躍、期待しております。私に成り代わり異世界を

お救いください!!」



そう言い終えると、

魔方陣の光がさらに輝きを増して視界がホワイトアウトした。




第二話 異世界に行く前に

如何でしたでしょうか?


先代勇者の残したものに頼らず行く!

カッコイイですね、はやて君


今後も、はやて君の活躍ぶりにご期待下さい!


毎度毎度では、ありますが誤字・脱字等あればビシバシつっこんで下さい♪

ポイント、ブクマ、レビュー、感想で作者のやる気は110%!


11月30日加筆・修正

修正前:火、水、土、風、治癒魔法

修正後:火、水、土、風、光属性魔法


訂正前:ただ、Lv.1ゼロからのスタートだからMP(マジックポイント)

そんなに無いからね?


訂正後:ゼロの状態からのスタートだから魔法はそんなに使えないからね?

MP(マジックポイント)が少ないもの。


12月7日修正

MP→魔力量、魔力

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