最終回? またお会いしましょう!
最終回です!と言ってもしんみりしないでください!読んで!とりあえず読んで!!
「それで、その人たちは?」
「……………。」
何で、こんな状況に?俺は、悪くねえぞ。うん。悪くない…!
「早く答えなさい!」
「……知り合い…で、家が無くなったので…、俺に泣きついてきたお二人さんです…。」
「へえ………?」
怖えぇぇ…。その顔怖いよ。そんな顔だから魔王に選ばれたんじゃねえか?
俺は今、瑞希に怒られていた。何故かと言うと、俺の後ろにいる人物二人が原因。そう、ラズとラピスだ。何故、戻らないの!?と思うが窮屈だそうで……。悪かったな!俺の中が窮屈で!
「で、ですからしばらく泊まらして欲しいと……言ってます…。」
「ふーん。まあ良いわ。お兄ちゃんの好きにしなさい…。だけど、食費とかは知らないから…。」
「………! ありがとう!!」
許してもらえたぁぁぁ!!これは、とてもラッキーなことだ!
瑞希は、いつも通りに出かけに行きました。もちろん魔王業。魔王様も大変だね…。
「この様子を、フェルさんたちが見たらどんな反応をするのかな?」
「……うるさいぞ、ラズ。ってかお前らさっさと帰れ!」
「ううっ。」
「良いじゃない!…別に。」
「……ふう。しらんぞ!」
「で、これからどうすんの?まさか本当に泊まるんじゃないだろうな?食費とか本当にアブねえから。」
「大丈夫だよ。食費については……。」
「そうね。こんなにおいしそうなのがこの世界にいっぱいいるもの…。」
「……?」
「「ジュルッ……。」」
「………はっ!やめんかい!!この世界では犯罪だぞ!……ということは昔遊んでくれたのは?」
「「そういうこと♪」」
「……ひっでええぇぇ!!」
そんなこんなで、一日が終了。今日も平和?な一日でした。これからもその先も平和でいられると良いですね…。
「なっ!?なに、このフレーズ!?終わりか!?七話で終わるのか!!?おいっ!」
「終わりそうな雰囲気ねえ…。まあ、この話面白くなかったし…。」
「ええっ!?僕、出てきたばっかなのに!!?…僕の出番は!?」
そうですねぇ。まだまだ続きます。っと言ってもこの連載は終了です。
「なんだってぇぇぇぇぇ!!?」
またお会いしましょう!
はいっ。と言うことで……、これで終わり!っということではありません。今度は、もっとほのぼのした『俺が勇者で、妹が魔王。』を書きたいと思います。短編小説になる可能性が……。妹編でも書こうかなと思います。今度書くのはいつになるのやら……。では、皆さん!またお会いいたしましょう!!