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『聖徳太子御記文、速記で出現のこと』5025

作者: 成城速記部

 転義二年九月二十日、聖徳太子の御廟付近に石塔を建てようとして、整地をしているとき、地中から箱のような石が出土した。掘り出してみたところ、やはり箱であった。縦一尺五寸、横七寸ほどであった。本体とふたが別になっていて、遠き西の国に立つという金字塔のあたりでよく出土するという石版だか粘土板に掘られた絵文字よりもさらに簡略化された文字が書かれており、四天王寺の僧によると、当時の速記なのではないかという。



教訓:速記というのは、速記文字を知っている人にしか読めない。速記なのではないか、という表現は、読めていないことを意味するので、落書きである可能性も、あるといえばある。

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